朝晩は秋が深まった感があるが、日中は30度を超えるような気温が続いている。
それでも真夏の30度とは違って、湿度が低いので日陰なら吹く風も涼しい。
里山の麓の集落を歩いて秋を探してみようと思い立った。
(交流センター)
図書館併設の情報交流センターの庭では、小さな子供達のイベントが行われていた。
駐車場に車を止めて、田んぼを横切って里山の麓まで歩く。
(柿)
集落の農家の庭先には柿がたわわに・・。
そう言えば相方の実家の庭にも柿の木があるが、干し柿にしても良いなと急に思い出す。
(ザクロ)
赤い実がぶら下がっているので柿かと思って近づいたらザクロだった。
子供の頃、隣のお宅にこの「ザクロ」と「ナツメ」の木があって、よく食べたものだった。
その思い出もあって、家を建てた頃はこのザクロとナツメの苗を植木市で探したものだった。
サクランボやブルーベリー、金柑などを植えてしまって、今となってはスペースもないが・・。
(銀杏)
小さな銀杏の木なのに、ビッシリ実をつけていた。
(ダリア)
これは秋というより夏を引きずった感じの花。
それでも土手の上にあまりに爽やかに咲いているのでパチリ。
(彼岸花)
普通は彼岸花の季節はとっくに過ぎている。
ただ、数年前にこの辺りを通りかかったときに、稲刈りの終わった田んぼで見かけたことがあった。
ひょっとして咲いているかも、と思いつつ立ち寄ってみるとちゃんと咲いていた。
花は過ぎたものあり、今が盛りのものあり、そしてまだ蕾もありと様々。
まだ当分は咲くつもりなのだろう。
集落を二つぐるりと回って11000歩。
秋を訪ねて野山を散策するのに良い季節がやってきた。
「秋冷にお燗もよいと喉仏」・・・しろ猫