昼間の歩きが苦にならなくなってきた。
と言うより、夕方から気温が下がりウインドブレーカーと夜間反射材の装備が面倒。
先日まで、暑いので日中を避けていたのにこの変わりよう。
(昨日の夕陽)
雲が赤く染まる夕焼けではなくて、雲一つ無い空が橙色になって夕陽が沈んでいく。
明日はきっと晴れると約束してくれるような夕陽だった。
(今朝の空)
そして、今朝の空は約束通りの青空で、しかも雲一つ無い。
日本全国そうだとは思わないので、日本晴れを縮小して県下晴れくらいにしておこう。
昨日は、田んぼの稲刈りも進捗したかなと様子見にいった。
(青田のような田んぼ)
久々に田んぼの中央部を歩くと、もうとっくに稲刈りは終わって稲の切り株からは緑の新芽が伸びていた。
まるで、田植えを終わった田んぼのような・・。
最近は里山付近の集落や、船野山の中腹あたりの様子を見に歩いたが、肝心の中央部の田んぼを忘れていた。
(コスモスと赤井地区の田んぼ)
このコスモスの先に見える一帯の田んぼは、そうめん滝という湧水を水源としている。
我が家の新米は、この地域でとれた米で多分もう直ぐ届く筈である。
葉大根の塩揉みでいただく新米は、日本人に産まれて良かったとつくずく思う味。
(セイタカアワダチソウ)
かつて隆盛を極めたセイタカアワダチソウも、勢力圏に陰りが見え始めた。
勢力争いに台頭してきたのは・・。
(クズの蔓)
「クズの蔓」が一帯を覆い尽くし、セイタカアワダチソウもあっぷ・あっぷ。
(ススキ)
ススキも頑張っている。
話によれば、セイタカアワダチソウの天敵らしい。
地面の下の根っこの部分で、勢力争いをするらしい。
強そうに見えた外来種も、やがて根強い在来の抵抗にあって駆逐されていく。
田んぼでは、残った稲刈りに拍車がかかる。
(コンバインとシラサギ)
コンバインの前になり後になりしながら、せっせと餌取りに余念が無い。
刈り取りの作業が終り、コンバインが去った直後の田んぼでは、残された鳥たちが・・。
(オセロのような鳥たち)
白いサギと黒いカラスが、それぞれの餌を求めて集まっていた。
まるでオセロのよう。
早く新米が来ないかなと思いつつ、カメラを向ける。
「欠伸などしているうちに陽が落ちる」・・・しろ猫