カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

地震から復興にむけて3年9か月

2020-01-09 09:49:37 | 熊本地震
 新年を迎え、熊本地震から3年9か月が経過したことになる。

 しばらく前の埃っぽさは無くなったような気がする。

 わが町に限って言えば、むき出しの更地に雑草が生えて土埃が立ちにくくなったのと、取り敢えずの道路補修でばら撒かれていた土砂が無くなったからだ。

 句会で市内に出ると熊本城も、石垣の痛ましさが見えない遠景ならば、往年の姿に戻りつつあるように見える。

 
 (新春の熊本城)

 ただ、工事用のクレーンが現実を見せつけてくれている。

 中心部では復旧と復興それに新しい建設も進んでいるようだ。

 わが益城町についても、それなりに進捗はしているのだろうが、全般計画の中では緒に就いたというところか。

 
 (四車線化工事)

 用地取得や、工事の難易等によって数か所に分散して行われているが、完成は当分先になる。

 できれば元気に自分の足で歩いて、完成を見たいものである。

 
 (復興公営住宅の一つ)

 町内の数か所に分散して建設中である。

 町内の仮設住宅や、町外も含めたみなし仮設などで生活している人はまだ大勢いる。

 道路の拡張・町の再開発・その他個人の事情などで自宅を建設できない人達も多いので、早期の完成・供用が待たれるところである。

 
 (体育館と交流情報センター)

 体育館は解体されて新しく建設中であるが、交流情報センターは使用しながら建物の基礎部分の補強工事が進められている。

 
 (文化会館)

 これは使用を中止して、建物の基礎部分と周りの擁壁の工事が進められている。

 当初説明より1年ほど工事期間が延びる見通しのようだ。

 
 (橋梁工事)

 木山川・秋津川などの河川に架かる橋はほとんど架け替えの対象になっている。

 この橋は新しく架ける工事をしているが、元の橋を横に移動させ橋脚・橋台部分を作り直した後に、運んで上に乗せるという工法がとられているのも多い。

 同時期に工事を始めると交通への影響が大きくなるので、通行重量制限などの処置をしつつ逐次に工事を進めている。

 道路の工事予告や、町の広報などをよく確認しないと状況によってはめまぐるしく通行要領が変わる。

 
 (町役場の工事現場)

 町役場は、現在仮設の庁舎で運営されているが、元の場所で再建されることになって工事が始められている。

 ただ、遺跡ということで発掘調査なども事前に行われているので、完成は当分先になるだろう。

 
 (サンジの像)

 地域を盛り上げようと、熊本出身のアニメ作家の好意によって各所にワンピースの登場人物たちの像が建てられている。

 益城町は、コックの「サンジ」を希望し、昨年交流情報センターの東側に陸上競技場を背に建てられた。

 住宅や施設など、ほとんどが元あった物の建て替え・再建であるのだが、このサンジだけは純粋に無かったものが出現したことになる。

 子供連れの町民などが訪れてカメラを向けている姿をよく見かける。

 希望・諦め・喧騒・静寂・・・復興への道のりは結構ながい。

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