今日は、朝からやや曇り空だったが、予報通り午後には雨が降り出した。
7年前を思う日とすれば、天も日本晴れでは拙かろうということだろう。
如何なる災害でも、起る前は平和なものであって7年前の今日もそうだった。
ただ、かなり前から震度2~3程度の地震の頻度は高くなっていた。
しかし、大地震の予兆として捉えるものはいなかった。
当日のブログも、地震が夜だったので、その前にアップしたノンビリしたもの。
相方は、長女の出産の手伝いで数週間前から家を留守にしていて、家には私一人だった。
食卓で飲んでいて、面白そうなテレビにつられて居間のソファーにグラスを片手に移動した。
移動しても30秒もしないうちにドーンと音がして食器棚が倒れた。
飛び出した食器やその破片が私が先ほどまで座っていた椅子やテーブル周りに飛び散った。
ソファーにつかまりながら、落下する食器やキャスター付きのテレビがコンセントを自分で引き脱いで部屋中を転げ回るのを眺めていた。
揺れが収った後、情報収集のためテレビのコンセントを挿してやったら正常に地震情報を伝えていた。
電気Ok・水道Ok・固定電話Okでインフラはほぼ正常だった。
外の様子は分らないが、暫くしてテレビ局からの電話があった。
翌日の朝のニュースでの電話インタビューに対応を依頼する内容だった。
隣県のテレビ局だったが、部屋中の物の散乱以外は被害は無いし気丈に対応してみせた。
この震度7が前震で、本震はこの後予定されているとは知るよしもなく・・・。
取り敢えず、家の中の整理をしようと思ったが、余震を考えて暫く水平展開にしておくことにした。
落ちるおそれのあるものは、あらかじめ床の上に並べ、倒れる可能性のテレビやPCの前には布団や座布団の緩衝材を広げた。
暫く続くであろう余震に耐えれば、何とかなる。
相方が留守で、二次被害などの危険が軽減されているのはもっけの幸いだった。
田舎の墓まで、確認に行ったが墓にも異常はなかった。
始めの震度7は、かくして通り過ぎたのだ。
「落ちるだけ落ちて安定した食器」・・・しろ猫
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