とうとう8月らしい日は無いままに、9月になってしまった。
やっと夏休みが終わったとホッとしている親もいれば、通学路を集団登校する子供達は何だか心持ち気が今一つ晴れないような顔をして歩いていた。
これが下校の時はけっこう賑やかになるから大人の葬式帰りと同じだ。
さて、9月といえば秋、秋といえば食欲と読書だ。
というので・・・・・・・。
「NHK俳句・昭和を詠う」宮坂静生著 2012年NHK出版刊
「十七音の詩・フォト川柳への誘い」田口麦彦著 2009年飯塚書店刊
日本の四季と、昭和の時代の匂いに包まれた人々の生き様が甦ってくる「昭和を詠う」・・・(敗戦)厠にて国敗れたる日とおもふ(登四郎)
「フォト川柳への誘い」・・・昨今〇〇川柳なるものが多いが、写真から受けた印象から詠むなら「課題」と少し通じる部分もあると思うし、詠んだ川柳に合わせて写真を写したり、あるいは選んだりするのであれば、これまた大変な苦労があると思う。
いずれにしても、句と映像のコラボレーションはなかなか難しそうだが、ぴたっとはまるとインパクトは倍加する。
最近の読書の傾向が、歌だの句だのに偏っているがマイブームなので仕方がない。 分厚い本はちょっと疲れるし・・・。
そういうところで一句いってみよう。
「秋夜長書棚の飾り二冊買う」・・・な~んて。
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