今日は、私のハンドルネームにもなっている白猫「シロ君」の13周忌。
もう少しで19歳になる寒い朝だった。
家族に看取られながら静かに旅立った。
霊園に向かった後、お寺の年会費を納めに田舎の寺へ行く予定で家を出た。
(霊園の観音像)
何台かの車が駐車場に駐められていて、どうやら葬儀が行われているようだった。
墓地は見晴らしの良い丘の中腹にある。
(ペット霊園からの眺望)
やや曇りがちで、気温も予報よりはかなり低いようだ。
シロ君は、春になり暖かくなりかけた頃に我が家にやって来て、19年後の春を待たず寒い朝に旅立った。
13年は過ぎてしまったのに、思い出は残っているし、2階への階段には沢山の爪の跡がまだ残ったまま。
(在りし日のシロ君)
とても存在感のある猫だった。
インテルが募集した小説に、彼を主人公にした物語で応募したこともあるが、落選した。
今読み返すと、確かに落選するに相応しい代物だったが。
いい思い出ではある。
さて、その足でお寺に向かう。
到着するのと、先代の住職の奥さんが車で帰ってきたのが同時だった。
お寺の掃除では、毎年訪れているので先方も顔見知りである。
何故か帰りにはチョコレートとお茶をいだたく。
去年もそうだったし、よっぽどのチョコレート好きがお寺にいるのかも。
帰りは、私のウオーキングコースの途中にある梅の開花状況を見て帰ることにした。
(ウオーキングコースの梅)
相方が今年はまだ、梅の花を見たことがないと言い出したからである。
以前は、開花のニュースに直ぐ反応して彼方こちらの梅林公園などに出かけたものだが・・。
「よし、今年の梅はこれでよし」と相方がのたまう。
次の菜の花も、「これで良し!」と近場で済ますことになりそうだ。
「老猫の腹をさすれば寒い月」・・・しろ猫
13年前の句を思い出した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます