カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

庭梅の開花宣言と椿

2018-03-15 10:32:36 | 日常あれこれ
 連日の陽気に誘われて、「庭梅」の花が開花しはじめた。

 もう3~4輪開いたから、我が家的「庭梅開花宣言」を発することにする。

 

 何年か前に近所の人から、地下で枝分れした根っこのついた枝の一部を頂いて鉢に植えたのが始まりだった。

 当初は小さい鉢だったが、何年かして小さな枝に小さな花を咲かせ小さな赤い実がなった。

 甘酸っぱい味で、子供の頃に食べた庭梅の味がうろ覚えながら蘇ってきた。

 地植えにするか、もっと鉢を大きくした方がいいだろうという話になって、今の大きな鉢に移して5年くらいになる。

 枝は増え幹もある程度大きくなって、小さな花がビッシリと咲くようになったのだが、実は一度もついたことがない。

 ノンビリし過ぎて生存への緊張感が足りないのだろうか。

 

 家の北側の日当たりの悪い塀沿いにでは、これまた頂き物のツバキが鉢の中で綺麗な花を咲かせていた。

 他の木の葉っぱの陰に隠れて見逃すところだった。

 椿は強烈な日光や、鉢の温度が上がる夏場には、鉢の半分くらいは土に埋めた状態にして高温になるのを避けるようにと、椿の贈り主は注意してくれた。

 以前は花が咲いたら目立つ場所に移動したりしていたが、そのうち面倒になって定位置で人知れず咲くようになってしまった。

 藪椿など目立たぬ竹山の中などでヒッソリと咲いたりしているが、こうした品種はむしろ人目につくことを目的に改良されたのであろうにと思うと多少椿に申し訳ないとも思う。

 ただ人目や目立つということを除けば、生育環境は気に入っているのか殆ど管理に手は掛からない。

 せめて写真でも撮ってUPして罪滅ぼしとする。

 陽光を浴びる庭梅と、日陰の椿、どちらもそれなりに自己主張をしているような・・・。

 「生き方の基準にしたい腹時計」

 
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