周回遅れで最先端などということは最近よく耳にする。
環境に優しい新時代の交通システムなどと言われている路面電車などがその例である。
我が家でも、周回遅れの現象が庭を明るくしてくれている。
「モミジの紅葉」
毎年小振りの葉っぱは黄色くなると落ちてしまう。もう正常な葉は既に落葉している。
ところが今年は台風で枝の先端の葉っぱだけ飛ばされて無くなり時期外れに大きな青葉が芽をふいてきた。
それが、急な寒さにぶつかって赤く紅葉してはじめた。
「青鴫立」というモミジで小さな青葉の頃が見頃の種類らしく、黄色で終わる紅葉は青葉の清々しさには及ばない。
ところが、周回遅れの大きな葉は真っ赤になって楽しませてくれている。
「ハゼの紅葉」
部屋の中で一葉ずつ黄色になって落ちていたので、寒い屋外に出したら思い出したように正常に紅葉し始めた。
出すのが遅かったので、例年より一周遅れになってしまった感がある。
「ブルーベリーの紅葉」
これはひょっとすると、周回遅れではなく一周早い状況なのかもしれない。
思へば去年は白い雪の中で紅葉していたような気もするのだ。
さてさて、時期外れには意味もある。
想像しながら眺めるのも面白い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます