カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

良いビックリと悪いビックリ

2019-12-19 17:13:45 | 日常あれこれ
 今日は朝から家の中と外でビックリするものを見つけた。

 先ずは、家の中で・・・。 

 夏に咲いた朝顔から落ちた種から芽が出て、本葉になって暫くして鉢に植え替えたものをて室内に置いている。

 流石に12月で寒かろうと部屋に移したものの、さっぱり成長しない。

 葉っぱが何枚か増え、新芽も出てきたが成長は芳しくなく、植え替えてから数センチしか伸びていない。

 水をやったり、太陽が出れば窓際で陽を浴びさせたりしているが・・・。

 冬場はやはり駄目なのだろうと諦めていたところ、新芽とは少し違うものが出始めた。

 

 枝の分かれ目や葉っぱの付け根の辺りから、芽のようなものが小さく出始めた。

 様相が違うので、近くで写真に映してみた。

 

 花芽ではないかと相方が言うが、確かに普通の芽の伸び方と変わった感じがする。

 冬に朝顔も凄いが、この背丈で花が咲いたら更に凄い話になる。

 まあ、ならないだろうが、なると想定して面倒を見続けることにする。

 次は、外の話で・・・。

 今朝はプラスチックのゴミ出しの日、かさばる割に軽いので、苦にならない日である。

 ところがゴミの集積所に行って驚いた。

 

 でデ~ンとベッドのマットが鎮座していた。

 集積所の籠の面積より遥かにでかい。

 大型ごみは電話等をして料金を払えばちゃんと回収してくれる。

 あるいは町の処理場まで自分で運べばこれもちゃんと受け付けてくれる。

 この周辺の人は、ごみ集積場の清掃を当番制とし、通常可燃ごみの日に回収が終わった時刻に掃除をして次の人に申し送る。

 分別違反などは収集車が回収せず残していくので、清掃当番は自宅に持ち帰り分別をやり直して次の回収日に自宅の物と一緒に出す。

 ルール破りは、当番が一番困ることをこの周辺の人なら知っているので、こんな大型ごみなど放置することはない。

 たぶん、乗用車に乗るような代物でもないので軽トラ以上で運んだものだろうと思う。

 運ぶ能力があるのなら、こんなところに運ばないで処理場までちょっと足を伸ばせばいい。

 当番が町に処置を依頼することになるのだろうが、暫く展示しておくのもいいかも知れないとも思う。

 今日は、朝顔のビックリで気分は上昇し、マット放置のビックリで気分は一気に急降下。

 ゴミ集積所の前の通学路を、並んで登校する子供たちの「お早うございます!」の元気な挨拶にちょっと救われた。

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柚子と風呂と蕎麦打ちと

2019-12-18 15:16:29 | おでかけ
 先日出かけた時に田舎から持ってきた柚子を瓶詰にした。

 ついでに思い出して、シークヮーサーも絞って瓶詰に。

 シークヮーサーは、コイン精米をしている最中に通りかかった知り合いが、車のトランクから取り出してくれたもの。

 沖縄ではおなじみの柑橘類である。

 

 柚子は表面の皮も全部利用する。

 香りや風味を楽しむため少量ずつラップで小分けして冷凍保存する。

 急にこうした作業を思い出すのは、相方がテレビの「やまと尼寺精進日記」に触発されたため。

 ならばついでに、シークヮーサーも絞ろうと言い出したのは私。

 この頃、田舎も少し山の方に上ったあたりに出かけることが多くなった。

 
 (四季の里旭志)

 田舎に柚子を取りに行った時も、この施設の風呂が次の目的だったのだが、風呂設備故障中で入浴できず引き返した。

 今回は、整備完了を確認してから出発し、首尾よく入浴が出来た。

 冬至の日は、柚子湯も準備されるとのことで、楽しみにしている。

 それから2・3日後今度は阿蘇の西原村にある萌の里に出かけることになった。

 
 (萌の里)
 
 農産物の直売所で「そば粉」を購入しようというわけである。

 これもまた、例によって「やまと尼寺精進日記」で、蕎麦を手打する場面があって、急に相方が思いついたのである。

 「そう言えば、自分でやってみたいとわざわざ買った蕎麦打ちの道具があったよね」などと言い出したのが発端だった。

 ずうっと前に、試し打ちにうどんで一回練習し、満を持して蕎麦を一回打ってみたのだが、うどんはまあまあの評価だったが、蕎麦は美味いとは誰も言わなかった。

 以来、道具は台所の横の物入れの中で鎮座したまま年月が流れていたのである。

 今回まさかの成り行きから、蕎麦打ちに再挑戦することになった。

 あの時、ネットで調べてプリントアウトした資料が確か残っている筈だが・・・。

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埋蔵文化財

2019-12-17 11:14:38 | 熊本地震
 熊本地震からの復旧・復興の事業は、進められている。

 道路拡張や、新しい災害に強い街づくり等の過程で用地交渉や、建設予定地域での遺跡の発掘調査などの影響が、全般の進捗に影響を及ぼすこともある。

 

 元の場所で建て替えが予定されている役場も、現在発掘調査現場になっている。

 これまで役場の駐車場として使用されていた場所なので、遺跡があることが予想されていたのに役場として使用されていたことに少し驚く。

 

 各所で復興公営住宅が建設中だが、その建設の前には発掘調査が行われている箇所が何か所かある。

 縄文時代から弥生時代にかけて、現在の町よりやや高台の位置に生活の場所をもっていた先人はやはり、自然との共存が上手だったことが分かる。

 今回の地震でも被害の少なかった地域であるし、水害常襲地帯である川沿いの低地より安全なゆるやかな台地上の居住地は何千年もの生活体験から導き出されたものなのだろう。

 今では全国的に、埋め立て造成やウオーターフロント開発などが行われ、水際と超高層の生活が豊かさの象徴にさえなっている。

 現代の技術偏重の危うさは、ここ数年の地震・津波・大水害と次々に襲ってくる天災の前に、その無力さが如実に現われて来つつある。

 町では、文化資産の修復や建設現場での埋蔵文化発掘調査など、地震の復旧・復興の過程で出てきた文化財の企画展を開催している。

 

 弥生時代のものが多いが、縄文時代や石器時代のものも今回の調査で沢山発見されているようだ。

 こうした文化財・埋蔵文化財調の成果報告会も催されるが、成果報告にとどまらずその課題も明らかにしてほしい。

 開発場所からは、次々と遺跡が発見され基礎資料を収集後は埋め戻されて、上部には施設が次々と出来ていくのが現状である。

 この企画展の「のこされたもの、のこしたいもの、伝えたいこと」の重要性を考えたいと思う。

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来年の事を言っても鬼が笑わない時期到来

2019-12-16 10:21:39 | 日常あれこれ
 2020年ロアッソ熊本ホーム戦のシーズンシート継続の案内書が送られてきた。

 1年でJ2復帰の目標は、今季は願望のまま来年以降に持ち越した。

 楽しみが来年に持ち越しになったと単純に喜んではいられないのだが・・・。

 

 「県民に元気を・子供たちに夢を・熊本に活力を」をスローガンに頑張っているし、シーズンシートも今年で4年目を迎える。

 何だか最近、弱かった頃の阪神タイガースのファンの気持ちが分かるような気がする。

 試合の都度、次のホーム戦の前売り券を安く手に入れていたのだが、毎度のことに売り場のオッサンに顔を覚えられて「シーズンシートがずっと得だ」と試算してみせてくれた。

 以来ずっと、シーズンシートで観戦している。

 他の行事や用件で行けない時も年に何度かあるが、それでもシーズンシートの方が割安だと分かった。

 この案内書が来ると、今年も終わり新年がやって来るのだという気分になってくる。

 先日はOBの忘年会で町に出たついでに来年の手帳を買ってきた。

 

 同じ種類の手帳をもう何年も使い続けている。

 退職するとひと月の予定がすぐわかる様式の方が使いやすい。

 毎年同じものだ等とたかを括っていたら、去年の様式は月曜日から始まるものだった。

 現役なら月曜から始まった方が分かりやすいし、土・日と休日の行事が続いた場合に線を引くにも土と日が別々では引きづらい。

 ところが退職後は、月曜日が意味を持たない生活に突入し、しかも普通のカレンダーが日曜から始まるものが多いので錯誤が生じやすい。

 

 同じメーカーでカバーのデザインが似ていても、中身を確認しないと週の始まりが月曜と日曜の様式の違いがあって、今年はかなり混乱した。

 家には、ひと月ごと予定を書き込めるスペースの広いカレンダーをぶら下げ、私と相方が勝手に書き込んでいく。

 お互いの予定が一目でわかって、お互いにもめ事が少なくなってなかなか好都合なのである。

 ところが、日曜があたまに来るカレンダーの映像情報をインプットした後で、他の人と自分の手帳での調整が始まるとちょっと冷静になる努力が必要だった。

 よって、来年は中身をよくよく確認してから、家のカレンダーと同じ日曜から始まるものを購入した。

 この手帳には、ユーザーの手帳に対する改善意見を求めるハガキも同封されていて、いろいろな世代の要求を汲み上げたいらしい。

 売る側も工夫に余念がないが、買う方もよくよく自分に合ったものであるかを確認してから買う必要がある。

 もっとも、ボケ防止のため少しは頭を混乱させて訓練の一環にするという選択肢もう~ん・・・・・ないな。

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遅ればせながら庭で紅葉

2019-12-15 16:49:58 | 日常あれこれ
 遅すぎるのか早すぎるのか我が家の庭に本格的紅葉が始まった。

 雪の中に紅いモミジやブルーベリーが映っている写真もあるので、早いと言えないこともない。

 しかし、雪の降る時期は決まっているわけではないので早いとも断定できないが、気のせいか少しずつ早くなってきているような・・。

 

 モミジの下にしゃがんで、上を見上げた感じで写すと小さなモミジも大木に見える。

 小・中学生の頃の同級生に写真が趣味という男性がいるのだが、「紅葉は逆光で、桜は太陽を背に青空を入れて写すといい」とアドバイスを受けたことがある。

 大切なことは忘れるくせに、こうしたささやかなことはヒョイと思い出したりするのだ。

 で、しゃがんで逆光気味に写してみたら、背の高い木のように見える写真が出来てしまった。

 

 本当のところは私の身長にも及ばない程の背丈しかないモミジの木である。

 「青鴫立」という名前のあるモミジで、青葉の頃が最も本来の名前の由来を表す状態に近くなる、

 緑の葉っぱに白い葉脈が、浜千鳥のイメージを醸し出すというわけである。

 この小さな葉っぱが台風などで、半ば強制的に落葉させられると今度は大きな緑の葉っぱが出てくる。

 その時期遅れの緑の葉っぱが、これまた時期遅れに紅葉するのである。

 青葉の時期と紅葉の時期の2度楽しめる優れものなのである。

 

 ブルーベリーも今年はやや早めに紅葉し始めた。

 この赤い葉っぱに真っ白な雪がふんわりと乗った感じはなかなかよろしいのだが・・。

 今年も残り半月になってしまった。

 比較的暖かい感じの日が続いているので、年の暮れはまだ先のように感じてしまうが、植物などはちゃんと歳時記どおり変化しているのだろう。

 

 シンビジウムが咲き始めたので、玄関に入れてやった。

 去年は何本も咲いたが、株が大きくなり過ぎて鉢からこぼれそうだったので、今年の春に3~4鉢に株分けした。

 さすがに株分けなどした年は咲かないのだろうか。

 今年は今のところでは、この1鉢だけしか花芽が見当たらない。

 多すぎて玄関を占領されても困るが、少なすぎるのはちょっと寂しい。

 「移る世を句帳に心遊ばせる」・・・・しろ猫

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柚子と蜜柑とニッケの木

2019-12-14 13:30:40 | 家庭菜園
 田舎の実家の近くを通るついでに、柚子を取って帰ろうという話になった。

 隣の竹山から竹が倒れ掛かり、更にその竹に巻き付いた蔦が柚子の木に覆いかぶさって無残な状態に。

 太陽の光を遮られて、柚子の木も四苦八苦で実をつけるどころの話ではなかった。

 少し竹山から離れているため被害を免れた蜜柑は実をたわわに付けている。
 
 

 ところが何という蜜柑なのか品種は知らないが、とても酸っぱくて美味くない。

 収穫の時期とか、暫く保存しておいて食べるとか、食べ方に工夫するとか何かやりようがありそうだが、今のところ不明。

 先日取ってきて、10日ばかり放置した後の蜜柑を、皮を剥いて薄皮を除き中の実だけを蜂蜜に浸し瓶詰にしてみた。

 今朝食べてみたら、酸っぱいのは蜂蜜で少しは我慢できるがやや苦みがあった。

 なんの目的でこの蜜柑の木を3本も植えたのか、植えた本人はもう亡くなっているので聞くわけにもいかない。

 食べ方を考えないと、毎年毎年大量の蜜柑が無駄になる。

 柚子の木に倒れ掛かっていた竹は、先日20本ばかり切り倒しておいたのだが、蔦が絡みついて引っ張り出せないものもあった。

 やっと今回引っ張り出すことに成功したが、見渡しても柚子は数えるほどしか実がついていない。

 

 高枝切ハサミでチョキチョキとやって、全部収穫したが10数個しかない。 

 表面の皮はガサガサでしかも黒ずんだようになっている。

 ゴシゴシと洗ってもなかなか取れない。

 それでも柚子は利用価値があって、皮を刻んだり汁を絞ったりしていろんな料理の風味付けに一年中役に立つ。

 この柚子の木の傍には「ニッケ(シナモン)の木」も3本ほどあるのだが、その内の1本は竹と蔦に覆われて枯れかかっている。

 

 相方が葉っぱだけを2~3枚とってきて、お湯に浸していた。

 「やまと尼寺精進日記」でやっていたので、真似をしてみたのだという。

 テレビの中では、試飲してあまり美味くないと言っていたそうだが、私は初めて飲んでみたがそれなりに風味があって良いと思った。

 ニッケは根っこの部分を乾燥させて使うのが一般的だが、葉っぱも使えるなら利用価値は広がる。

 この竹山の隣に位置する菜園の跡地は、柿・蜜柑・柚子その他ミョウガなどが植えてあるが、竹山の竹に侵食されて無残な状況にある。

 何とか今年中に敷地内の竹を切り倒してしまいたいという思いが強くなってきた。

 自宅の方は猫物語、相方の実家の方は竹と雑草物語、当分の間はストーリ展開に事欠かない。

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二正面作戦を展開する猫

2019-12-13 19:56:04 | 日常あれこれ
 さすがの隣家の猫も、防虫ネット作戦には参ったらしく、場所を変えて小ねぎを植えている別な場所に用を足し始めた。

 相方の情報どおりで、古い簾で防護していた隙間を狙っての犯行だった。

 簾の敷き方を変え、空いた地面に剪定した小枝を突き刺したり、ヒイラギの葉っぱを裏返して棘の方を植えにしてばら撒いて置いた。

 24時間経過したが、その後猫が侵入した形跡はない。

 作戦は成功か、はたまた別な場所にトイレの位置を移しただけなのか・・・。

 元々我が家の庭では、おシッコ以外はしたことのない猫で、ウ〇コは自宅の猫トイレでしているものと思っていた。

 

 ここまで妨害されると、内心忸怩たる思いなのだろうか、玄関ドアの前で事後の構想を練っている様子。

 この玄関の先にある柱が、猫の爪研ぎになっていて猫の背の届く範囲より下の部分は柱がガリガリ君状態になっている。

 この柱は猫の爪研ぎに具合が良いらしく、我が家の「しろ君」も生前は盛んにガリガリやっていた。

 

 我が家の猫がそういう状態だったので、隣の猫が爪を研ぎたい気持ちは理解できるが、地震でただでさえ弱っている柱なので細くなるほどガリガリは困る。

 そこで柱の周りに、植木鉢を置いて妨害作戦に出たのだが、植木鉢の草花の上を背伸びして手を伸ばしてガリガリと・・・。

 叱られても反省する素振りばかり・・。

 

 呆れて家に入ろうとしたら、「入れてくれ」といった感じて閉まるドアを見つめていた。

 引っ掻いたり噛みついたりするくせに、こういう頼みごとの時は可愛らしい顔もして見せる芸を持っている。

 「駄目だ!自分の家へ帰れ」と言いながらドアを閉めてやれやれ。

 

 帰ったかなと思って窓から庭を覗いたら、窓際に置いている腰掛の下に待機しているらしく、尻尾が見えていた。

 ウ〇コとガリガリの2正面作戦を仕掛けられて、防戦一方の昨今だが起死回生の珍案を案出しなければならない。

 持久戦から講和を結び、平和条約までもって行くにはかなり時間がかかりそうである。

 「猫かぶり」「猫だまし」「猫ババ」「猫に小判」とかなり手強い交渉相手ではある。

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猫との知恵比べ

2019-12-12 12:55:21 | 家庭菜園
 野菜などを植え付けた場所を、掘り返した犯人として目星をつけられていた隣の猫は、現場を目撃されたわけでもないので、一応無罪となっていた。

 ところが、一昨日その侵入現場を相方が目撃してしまったと言う。

 

 手前の目の粗い方から侵入して、L型の一番奥の砂地のところで用を足すと、元のコースを辿ってヒョイと出て行ったらしい。

 目の粗いネットの付近には、猫侵入防止のグッズを置いて近寄れないようにしていたのだが、そうれらを巧妙に避けて通ったという。

 去年は効果のあった方法が、今年も通用すると思ったこちらの手落ちだった。

 敵は、最近流行のAIよろしく学習し、格段にその能力をアップしていたのだ。

 そこで、一昨年まで菜園で使っていた防虫ネットを思い出して、丁度カバー出来るほどにカットして張回してみた。

 

 この防虫ネットをくぐれる奴は、今のところ見当たらない。

 如何にもわざとらしい継ぎ接ぎが、切迫感を醸し出して猫にも人間にも強くアピールする仕掛け。

 効果はてき面で猫の侵入はピタリと止んだ。

 ところが、今まではまったく見向きもしなかったネギなどを植えている別な場所に、用を足した跡があると又もや相方が発見。

 猫が見ていたので「コラ!ここじゃダメだぞ!」と叱ったら、呼ばれたと思って近寄って来たらしい。

 

 「お前!やっただろう?」と問いただしても、猫かぶりで知らんぷりを決め込んでいたそうな。

 今回の場合は、現場は押さえていないが、残された証拠物件から、形状や実施要領が酷似しているので犯行はほぼ間違いない。

 さて、際限もなく続く猫にとっての幸せの輪を、どのように断ち切るか。

 猫との知恵比べは・・・・・つづく。

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キリンの子

2019-12-11 20:50:23 | 日常あれこれ
 柳誌の編集のため吟社の事務所に出かけた。 

 例によって江津湖畔の道を歩いた。

 もう落ちるべき葉はほとんど落ちたという感じ。

 

 冷たい朝の空気の中で、もう近くの保育園児が遊びに来ていたし、広場でペタンクに興じる年寄りの姿も見られた。

 少し歩くと動物園の横を通るが、この時期アフリカなどに住んでいる動物などはさぞ寒かろうなどと思いつつキリン舎の横を通った。

 

 なんとこの寒い朝に、高い柵に取り付けられた餌かごに顔を突っ込んで餌を食べていた。

 向こうむきで、食べていたのだがこちらの方へ歩いて来てくれた。

 しかも、前足をやや広げながら折り曲げて首を下に下げて、地面の草を食べ始めた。

 

 キリンのこんな姿は見るのが初めてだったので驚いた。

 キリンは高い所の木の葉などが専門で、地面の草などを食べるには不向きな体形だと思っていた。

 以前キリン舎には3頭のキリンが居て、このキリンはこの動物園生まれで幼い時から見慣れたキリンである。

 だんだん大きくなって、もう一人前に近い姿に成長した。

 鳥居という歌人がいて、歌集のなかに「キリンの子」という歌があり、印象に残っている。

 「目を伏せて空にのびゆくキリンの子月の光はかあさんの色」という歌。

 悲惨な運命とも言うべき生い立ちから歌を詠むことで、自分というものを発見し立ち直っていく多分若い女性の歌人である。

 この動物園のキリンの子も、確か生まれて暫くして母親と死別していると記憶している。

 鳥居は自分自身をキリンの子として詠んでいるが、この動物園の子供のキリンを見るとすぐ鳥居を思い出してしまう。

 さてさて、編集の方は出来上がったものを再度組み替えたりする必要に迫られたりして、一応の作業が終わったのはかなり遅くなってからである。

 帰り道の江津湖もすっかり暗くなっていた。

 

 対岸には、家路につく車の長い列が続いているのが見える。

 朝は湖面を覆うようにいた鳥たちの姿は見えない。

 岸辺の草むらにでも潜り込んで寝ているのだろう。

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サトウキビとミニ菜園と

2019-12-10 13:32:39 | 家庭菜園
 数日前にサトウキビの保存方法が判らないとUPしたが、いろいろなサイトを調べても春先に植え付けるところから始まっていて、前年からの保存方法が明確でなかった。

 とうとうサトウキビをくれた本人にメールで教えてもらうことにした。

 教えてもらったところでは、

 ➀ 少し深めの穴(霜などの影響を受けない程度の深さ)を掘って中に埋め土で覆う。

 ➁ 霜が降りなくなる頃に掘り出して、2節ごとに切断する。

 ➂ 15センチくらいの溝の中に横にして、等間隔に植え付け土をかけておくと節の部分から新芽や根が出てくる。

 ということらしい。

 かくて、洗面所の横で切断された両端からやや乾燥気味になって立てかけられていたサトウキビは、乾燥部分だけ切除して土に埋められることになった。

 

 興味津々の猫がいるので、掘り返し防止と霜の害から防ぐ目的で古い簾の切れ端で覆って置いた。

 もし失敗しても、まだ余分にあるのでその時はまた頂けることになった。

 面白いといえば面白いが、状況によってはとんでもなく高く成長するサトウキビだから、植える場所については一考を要する。

 猫との攻防戦を続けているミニ菜園は、小さな野菜の芽が顔を出し始めた。

 
 (小松菜)
 
 (ベビーリーフ)
 
 (エンドウ豆)

 エンドウ豆は、苗を植え付けたのでそれなりに成長しているが、エンドウの株と株の間には、今年の春に咲いたスイートピーから採った種を蒔いている。

 まだ発芽していないが、これが目論見どおり行けばエンドウの花とスイートピーの花の共演ということになる・・・予定。

 遊びに来ていた、相方の友人が「スイートピーなどマメ科の植物は連作障害が出ることが多い」と言って帰っていったそうで、それが少々気にかかる。

 「スイートピーから次は朝顔、その朝顔のネットを残してエンドウやスイートピーと、ネットを張る手間がもったいなかったという気持ちは判るけどね・・・」。

 と、かなり大胆かつ適切な指摘に、「敵もなかなか言うねえ」としか反論できなかった。

 サトウキビにしろ、豆いしろ、結果は新年に持ち越しのような感じになってきた。

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