三月二十六日(土)晴れ。
良い天気である。早く、この春の暖かさを東北地方の人に届けてあげたい。
今日は、青山墓地にて金玉均の慰霊祭があるとのことだが、不思議なことに案内状が来ていない。木村三浩氏に確認すれば、事務局のみでこじんまりとやるとのことで、それでは欠席と決めた。
先月からFacebookを始めてみた。しかし、始めたのは良いが、コメントに応答する程度で、どうもイマイチ写真の貼付だとか、動画の貼り付け、リンクの仕方が良く分からない。随分と会っていない同級生などと再会できればとも思ったが、考えて見れば、六十にもなってFacebookはおろか、パソコンをやっている人も少ないかもしれない。そんなことを気にせずに、もう少し憶えてみるか。
良い天気なので、家族でみなとみらいに出かけた。別に何か買う目的もないが、ぶらぶらするのには、ここが一番好きだ。スポーツ洋品店を覗いて見たが、やはり乾電池のランタンはなく、ホワイトガソリンも売り切れていた。ガスボンベを使用するランタンは少し残っていたが、一万円近くもするので敬遠されたのかも知れない。
私は、別にこう言う時期だからではなく、ランタンが好きである。あの仄かな灯が醸し出す雰囲気が好きだ。ランタンの明かりの下で、焚き火を囲み、一杯やる。子供が生まれる前などは、暇さえあればキャンプに出かけたものだ。一番お気に入りは、コールマンの「赤ランタン」。その他、三つほど持っているが、なぜか赤ランタンが一番いい。
義兄がキャンプの達人で、灯油用のランタンを二つ持っている。今は販売していないオプティマス社製のものである。一時は、叫びたくなるほど欲しかったが、灯油用のものは、点火が難しく、素人では扱いにくい。つまり、ホワイトガソリンのように、単にポンピングして空気を送れば火が点くものと違って、灯油を加圧して液状化にする(ブレヒート)が難しいのだ。もう少し慣れてからと思っているうちに、結局、キャンプに行く機会がなくなってしまった。
今回の震災があってから、また灯油用のランタンが欲しくなった。何といってもスタイルがいい。いかにもランタンと言う感じで無駄がないのだ。値段が高いのが少々難だが、それよりも愚妻に気づかれずに買うのが、もっと難しい。あーあベトロマックスが欲しい。
夕方、お友達の京子ちゃんと、娘のアイリちゃんが私の誕生日プレゼントを持って来訪。焼酎を美味く飲むためのカラカラと陶器の焼酎サーバーと陶器のお猪口。月が変り、医者のお墨付きが出たら早速それを使って飲むことにしましょう。