九月二十四日(月)晴れ後雨。
いやぁー朝方、クーラーを入れて寝てしまったのかと思ったほど、寒くて目が覚めた。毛布は押入れだし、夏掛け一枚では寒いので、ジャージを引っ張り出して再び寝た。一日で秋になった。
朝のニュースでは、中国に続いて台湾までもが漁船や巡視艇を伴って尖閣に向かっていると言う。私たちが、こうして何事も無いように生活している陰では、海上保安庁の人たちが命懸けで我が国の領土と主権を守ろうとしている。頭が下がるとはこのことだ。しかし、そういったニュースは一瞬で、後は、くだらんお笑い番組や妊娠したことを公共の電波を使って、得意げに報告するようなバカアナウンサーが、相変わらず芸能ゴシップやどうでも良いことを垂れ流している。
かと言って、尖閣のニュースを一日中見ていてもどうなるものでもないが、命懸けで任務に就いている海上保安庁の人たちを激励しようというようなことも言って貰いたいものだ。そして、中国や台湾の人たちが、どのような根拠で尖閣が自国領であると言っているのかも報道すべきと思っている。
尖閣も竹島も日本の領土であることは当然だが、中国や台湾双方が、執拗に不当な主張、要求をするのには、これまでの日本の政治にも責任があると思う。例えば、こういった問題がなければ、多くの日本人は、尖閣諸島といってもそれがどこにあって、突然中国や台湾が領有権を主張したことなど知らずにいたのではないだろうか。竹島も同様だ。随分前だが、韓国に行った際に大韓航空に乗ったが、室内の地図のパネルには、ハングルと漢字で韓国で竹島を意味する「独島」と表記があった。帰りは全日空だったので、見てみたら、「竹島」の文字はなかった。
また、日本の小学生から高校生までに「北方四島」を言って見なさい。と質問したら、すべて答えられる子供たちが、果たして何割いるだろうか。いや大人だってあやしいものだ。二年ほど前に、私が郵便局の切手サービスに「魚釣島」の写真を持って行き、この写真で切手を作って欲しいとオーダーしたら、後日、「差し障りがありますので」と断られた。日本の固有の領土と言っていながら、この体たらくだ。これでは、他国に付け入られるのは当たり前。
これまで、我が国は中国はもとより、韓国、台湾にどれほどの尊い血税を投入してきたか。それは、決して、今日のような「言いがかり」ゆえの紛争を引き起こすためではないはずだ。日本の過去の「思いやり」が、「宋襄の仁」(※そうじょうのじん。調べてみてね)であったことを自覚すべきではないか。
夜は、近所のジジ・ババ達との月に一度の会合。毎回十人ほど集まるが、私が一番年下だ。「たつ屋」というラーメン屋さんの定休日を利用して集まる。二千円ほどの会費で、和気藹々、町内の話題で盛り上がる。その後、おばちゃん連中と共に、すぐ隣の「魚くま」に転戦。会費は約千円。いいなあー地元は。三千円で飲んで食って盛り上がって。一緒に飲んでいたおばちゃんの、やさしいだんな様に送って頂き帰宅。