四月二十四日(日)雨後曇り。
早朝に、うつらうつらとしていると、我が陋屋を雨が叩く音が聞こえる。そうか、雨か・・・。やっ、今日は、千葉の佐原で行われるお祭りに友人らと一緒に行く約束をしている。六時に起きて、道中、電車の中での「旅飲み」のつまみを作らなければならない。と思った時に、六時の起床を伝える目覚ましが鳴った。と同時に、炊飯ジャーから、「旦那さん、ご飯が炊けましたよー」と「アマリリス」の曲が流れる。最近の炊飯器は大したものだ、音楽でご飯が炊けたことを教えてくれるのだから。しかし、それならば、携帯みたいに曲を取り込んだり、好きな曲を選べたりすればよいのにと思う。
例えば、忙しい時の朝などは「軍艦マーチ」や「突撃ラッパ」。雨の日、それも何も予定が入っていない時などは、大好きな小林麻美さんの「雨音はショパンの調べ」。そう言えば、その曲のレコードのジャケットは、先日亡くなられた画家の合田佐和子さんによるものだった。(取っておけば良かったなぁー)。仕事のある雨の朝には「 Singin' in the Rain・雨に唄えば」。雪が降っている時は「雪の降る街を」かアダモの「雪が降る」。台風の朝は、石原裕次郎の「風速四十メートル」。誕生日の日には「ハッピーバースディ」。やめようきりがない。それでも「象印」さん。ご一考を。
慌てて起きた。予報によれば、午後から晴れるとのこと。保土ヶ谷駅と横浜駅にて仲良しさんたちと待ち合わせ。総武線の十人乗りのグリーン車の小部屋?を勝手に貸し切って、朝から「旅飲み」。時計を見ればまだ九時少し前。朝の酒には、ビールの苦みと共に、背徳感と罪悪感がミックスされて、どうしてもうつむき加減に飲むようになる。しかし千葉の方には申し訳ないが、電車で酒を飲むときは、伊豆方面に行く時は、なぜか昼間であっても罪悪感が余りない。そして華やぐから不思議だ。車窓を流れる景色も酒の肴になるが、千葉方面に行く時は、「旅」という気分に慣れず、移動と言う感が強い。これは、同行した皆の一致した意見だった。
佐原の駅に、志村馨親子、松本佳展親子ではなかった原品君が迎えに来てくれた。本来ならば、毎年上野の「西郷南洲翁銅像清洗式」に出席するのだが、今年は群青の会の大熊雄次氏に出席して貰った。いつも千葉県は佐原のお祭りと重なり、地元の本宮さんから毎年ご招待されるのですが、西郷さんの清洗式と重なり、この三年ほどお断りしていた。しかし今年は、香取市の合併十周年記念の「大祭」であり、二十四台の山車が出る珍しい年。とのことでお、親しい人たちを誘ってお邪魔した。江戸情緒の残る町に、勇壮かつ「神が降り立つ」荘厳な山車が町を練り歩く。としても感動的なお祭りである。仲良しさんたちも皆感動していた。
本宮さんの計らいで、とても古風な料理屋で昼食。雨も上がり、町がしっとりして気持ちが良い。夜の風情も良いのだが、さすがに疲れて五時に撤収。八時近くに自宅に戻った。いい一日だった。
早朝に、うつらうつらとしていると、我が陋屋を雨が叩く音が聞こえる。そうか、雨か・・・。やっ、今日は、千葉の佐原で行われるお祭りに友人らと一緒に行く約束をしている。六時に起きて、道中、電車の中での「旅飲み」のつまみを作らなければならない。と思った時に、六時の起床を伝える目覚ましが鳴った。と同時に、炊飯ジャーから、「旦那さん、ご飯が炊けましたよー」と「アマリリス」の曲が流れる。最近の炊飯器は大したものだ、音楽でご飯が炊けたことを教えてくれるのだから。しかし、それならば、携帯みたいに曲を取り込んだり、好きな曲を選べたりすればよいのにと思う。
例えば、忙しい時の朝などは「軍艦マーチ」や「突撃ラッパ」。雨の日、それも何も予定が入っていない時などは、大好きな小林麻美さんの「雨音はショパンの調べ」。そう言えば、その曲のレコードのジャケットは、先日亡くなられた画家の合田佐和子さんによるものだった。(取っておけば良かったなぁー)。仕事のある雨の朝には「 Singin' in the Rain・雨に唄えば」。雪が降っている時は「雪の降る街を」かアダモの「雪が降る」。台風の朝は、石原裕次郎の「風速四十メートル」。誕生日の日には「ハッピーバースディ」。やめようきりがない。それでも「象印」さん。ご一考を。
慌てて起きた。予報によれば、午後から晴れるとのこと。保土ヶ谷駅と横浜駅にて仲良しさんたちと待ち合わせ。総武線の十人乗りのグリーン車の小部屋?を勝手に貸し切って、朝から「旅飲み」。時計を見ればまだ九時少し前。朝の酒には、ビールの苦みと共に、背徳感と罪悪感がミックスされて、どうしてもうつむき加減に飲むようになる。しかし千葉の方には申し訳ないが、電車で酒を飲むときは、伊豆方面に行く時は、なぜか昼間であっても罪悪感が余りない。そして華やぐから不思議だ。車窓を流れる景色も酒の肴になるが、千葉方面に行く時は、「旅」という気分に慣れず、移動と言う感が強い。これは、同行した皆の一致した意見だった。
佐原の駅に、志村馨親子、松本佳展親子ではなかった原品君が迎えに来てくれた。本来ならば、毎年上野の「西郷南洲翁銅像清洗式」に出席するのだが、今年は群青の会の大熊雄次氏に出席して貰った。いつも千葉県は佐原のお祭りと重なり、地元の本宮さんから毎年ご招待されるのですが、西郷さんの清洗式と重なり、この三年ほどお断りしていた。しかし今年は、香取市の合併十周年記念の「大祭」であり、二十四台の山車が出る珍しい年。とのことでお、親しい人たちを誘ってお邪魔した。江戸情緒の残る町に、勇壮かつ「神が降り立つ」荘厳な山車が町を練り歩く。としても感動的なお祭りである。仲良しさんたちも皆感動していた。
本宮さんの計らいで、とても古風な料理屋で昼食。雨も上がり、町がしっとりして気持ちが良い。夜の風情も良いのだが、さすがに疲れて五時に撤収。八時近くに自宅に戻った。いい一日だった。