白雲去来

蜷川正大の日々是口実

「帰ってきたヒトラー」は、極めて暗示的な映画だった。

2016-06-29 11:19:20 | 日記
六月二十八日(火)雨後曇り。

古い同志で、ドイツ通、フェイスブックでも「友達」になっている後藤修一さんのツイートの中に、「『帰ってきたヒトラー』をまた観た。やはりとても良く出来ていた。原作との違いも上手く作られている。歴史を、つまりヒトラーをよく知っているとより楽しめるだろう!」というものがあって、これは是非見に行かねばと思って、上映劇場を検索した。

自宅から、車で二十分ほどの、京急の上大岡駅前にある「ミオカ」の三階にあるシネマズと言う映画館で上映していることを知り早速出かけた。シニア料金で千百円喜ぶべきなのだろうが内心は複雑である。場内は三十人位の私と同輩の人たちがいた。喜劇なのかドキュメンタリーなのか区別が難しいほどよく出来た映画だった。ちょうど英国のEU離脱や移民、難民問題で台頭するヨーロッパの極右勢力といった話題が世間の耳目を集めている中で、この映画はとてもタイムリーかつ、暗示的でもあった。

夜は月に一度の町内の仲良しさん達の飲み会。適度に飲んでへろへろになって帰宅。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする