白雲去来

蜷川正大の日々是口実

今日は、近所で酔った。

2010-06-21 09:23:06 | インポート

六月十八日(金)雨。

 機関誌「燃えよ祖国」の編集が佳境に入った。明日、明後日で印刷から発送まで行なえそうだ。

 夜は、友人と、井土ヶ谷駅近くの焼き鳥屋「らいぶ屋」に行った。この店は、以前は別な場所にあったのだが、今年の二月から移転し、新規開店した。若いオーナーだが、味は良く、かつ安い。

 一時間ほど飲んでから、自宅の近くの「たつ屋」というラーメン店に転戦。といっても食事をするのではない。「たつ屋」は、夜の八時を過ぎると町内のジジ、ババが集って居酒屋状態となる。適当に飲んで解散。

Img305 ※「実話時報」にて私が連載をしています野村先生の回想録です。


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戦前の日本人の気概をもう一度。

2010-06-18 09:11:50 | インポート

六月十七日(木)晴れ。

 横浜は今年一番の暑さで、三十度を超えた。夏は好きだが、この時期にこの暑さは油断がならない。明日から、梅雨の天気に戻るというので、我が家では、三回も洗濯をした。朝食の後に、頑張って一時間ほど歩いた。まあ気負わずに続けようと思っている。

 

 民族革新会議の犬塚哲爾議長から、文藝春秋の今月号に、数学者の藤原正彦氏の「日本国民に告ぐ」という論文がとても良いので是非読んで見て。とのメールを頂き、早速買って読んでみた。犬塚議長が推薦するように、とても良い、正に救国の論文といえる。藤原氏は、日本を良くするためには、東京裁判史観からの脱却、改憲、自主国防体制の確立と言ったことを数学者からの立場から語っている。

 

 それは、我々民族派の主張と大差ないが、当然であるが、それを主張する「立場」あるいは「人」によって、随分インパクトが違う。来る、参議院選挙の前、是非、文藝春秋(七月号、定価七百五十円)を読んで下さい。他の特集も面白いですよ。

 

 先日、日本を代表するオペラ歌手であった、藤原義江が、戦前、「万歳ヒットラー・ユーゲント」という歌を歌っていた、と書いたら、どんな歌詞ですか。という問い合わせが二、三人の方からあった。現代の、平和主義者、あるいは進歩的文化人(ちょっと古いか)、社民党の福島瑞穂などが見たら腰を抜かすような歌詞である。

 

 万歳ヒトラー・ユーゲント

  北原白秋作詞・高階哲夫作曲

            唄・藤原義江

一、燦たり輝くハーケン・クロイツ 

 ようこそ遥々、西なる盟友

 いざ今見えん 朝日に迎えて

 我等ぞ東亜の青年日本

 万歳ヒトラー・ユーゲント

 万歳ナチス

二、聴けわが歓呼をハーケン・クロイツ

 響けよその旗 この風この夏

 防共ひとたび 君我誓わば

 万歳ヒトラー・ユーゲント

 万歳ナチス

三、燦たり輝くハーケン・クロイツ 

 勤労報国 またわが精神

 いざ今究めよ 大和の山河を

 卿等ぞ栄えある ゲルマン民族

 万歳ヒトラー・ユーゲント

 万歳ナチス

 

 どうですか。 ゲッペルスの作詞ではなく、北原白秋ですよ。これが「時代」なんですよ。その時代の「空気」も知らずに、後世、短慮に批判しても、何の解決にもならない。日米開戦の臨時ニュースを聞いて、興奮したのは、軍部や軍国青年だけではなく、当時の、文化人と言われた人たちも等しく、興奮し、快哉を叫んだのである。もちろん、国の行く末を危惧した人もいたには違いあるまい。しかし、その人たちは、単に、そう思っただけで、何か行動したわけではない。文字通り、当時の一億国民が一丸となって、聖戦貫徹に立ち上がったのである。

 

 反省も必要かもしれないが、もっと大事なことは、当時の日本人の「気概」をもう一度思い起こし、この国難に国民が団結して対処すべきではないのか。

 夜は、休肝日とし、戦前の上海を舞台にした「ラスト・コーション」という映画を見た。とても良い映画だったが、その性描写のすごいことにたまげた。公開された時は知らないが、これは成人指定映画ではないのか。


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哨戒艇撃沈も、そろそろトーンダウンか。

2010-06-17 22:09:33 | インポート

六月十六日(水)雨。

 深夜、風雨が強く、我が陋屋が雨漏りがしないか心配だった。朝食後は、真面目に仕事。連載させて頂いている「実話時報」へ、野村先生の思い出を綴った「回想は逆光の中にあり」の第十三回を脱稿した。やれやれである。

 

 夜は、町内の仲良しさんたちに誘われて、「たつ屋」というラーメン店で一杯会。ここのチャーメン(中華風焼きそば)が美味いんだナァー。早目に帰ってツタヤディスカスで借りた森繁の社長シリーズの「続・社長洋行記」を見た。そこに出てくる香港女優の尤敏(ゆーみん)が美人で、彼女が出ている映画を探していたところ、インターネットで彼女のファンの方を知り、教えて頂いた次第。

 

 この森繁の社長シリーズは、資料によれば、昭和三十一年の第一作から、昭和四十五年まで三十三作も作られた。当時の東京の風俗が映し出されて、その風景を見ているだけでも楽しい。

 

 そういえば、北朝鮮による韓国の哨戒艇の撃沈事件で、韓国の世論が沸騰しているのかと思ったら、先ごろ行なわれた韓国の統一地方選挙で、与党が惨敗してしまった。哨戒艇の撃沈で北朝鮮への批判が高まっている最中の選挙だけに、与党が圧倒的に有利だという下馬評にもかかわらず、与党が惨敗してしまった。北朝鮮の思うとおりになった訳だ。

 

 産経の黒田勝弘氏の分析は、北の国民は、貧しいがゆえに、戦争にでもなればと考える人が多いが、韓国では、現在の繁栄を謳歌しているため、戦争などとんでもない。という人が多い。戦争の覚悟のない韓国は、これからも北朝鮮に何をやられても「泣き寝入り」するしかない。と書いていた。

 

 韓国の国民だけではない。自国の安全を米国に委ねて恬として恥じない、我が国の国民は、きっと韓国以下だろう。戦争の覚悟どころか、国防の意識も希薄なのだから、自国民が拉致されても、パチンコ玉ひとつ撃つ事もできずにいる。何とかならんのかネェー。

 


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何が郵政改革だ、結局は金かよ。

2010-06-16 16:36:25 | インポート

六月十五日(火)晴れ。

 いやはや暑い。納戸から扇風機を出した。食後は、郵便局や銀行に行く用事があったので、ついでに一時間ほど歩いた。

 

 そういえば、昨日の産経新聞のトップに、国民新党が全国の郵便局長会やOB、家族等でつくる政治団体「郵政政策研究会」から八億円もの献金を受けていたとあった。どうりで亀井が郵政改革法案にこだわるのか、これで分かった。何だかんだ言っても、所詮は金なんだ。

 

 わずか国会議員が九人しかいない小政党に、八億円もの献金は、どう見たって不自然ではないか。それも郵政改革をお念仏のように唱えている亀井に。「利益誘導」と見られても仕方があるまい。KSD事件で逮捕された、村上正邦とどこが違うのと聞いてみたいものだ。

 

 まあタイミング良く亀井が大臣を辞任した。郵政の関係者の頼みの綱は亀井だから、郵政改革をおしすすめる亀井や国民新党を、参議院選挙で応援する理由ができた訳だ。しかし、こんな連中しかいないのかよ。

 

 夜は、自宅でおとなしくしていた。我慢できずに「いいちこ」をロックで三杯飲んで寝た。

Img296

読者で、古書店「曙堂」(0476-92-9358)を経営する門脇さんが、来る六月十七日から二十三日まで、西武の筑波店の六階催事場にて行なわれる古本市に出店をしています。お近くの方は、是非、行ってみて下さい。


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「表現の自由」って何んだ。

2010-06-16 15:55:35 | インポート

六月十四日(月)雨。

 梅の実の熟す頃に降る雨の季節で「梅雨」。日本人の季節を表す言葉にはいつも感心させられる。

 

 一月ほど前から、左手の肘の部分の痛みが続いている。我慢できない痛さではないのだが、痛いのが気になるので、自宅の近所の医者に行って、レントゲンを撮ったり、診療をしてもらったのだが、原因が分からない。

 

 診療を待つ間に、病院に置いてあった「サンデー毎日」を読んでいたら、佐高信とかいう人が、有名な作曲家である古関裕而氏が、戦前は軍歌などの作曲を沢山手がけ、戦争が終わったら、「長崎の鐘」といった平和な歌の作曲をするのは許せない。手許にないので正確ではないが、大体このようなことを発言していた。

 

 おかしな話ではないか。このような手合いは、日頃から「言論の自由」とか、「表現の自由」を声高に叫んでいる。ならば、古関氏の表現の自由も認めるべきではないか。戦争中は、国策に従って、一作曲家が国民や兵隊の士気を鼓舞する曲を作り、平和になったならば、平和の曲を作る。このことに何の不満があるというのだろうか。作曲家は思想家でもなければ、社会運動家ではない。その時代、時勢にあった歌や曲を作って何が悪いのか、良く分からん。

 

 要は、佐高氏のような人たちは、自分たちの思想信条(恐らく、反日の左翼思想)に反するようなことには、「断固反対」で、映画「コーヴ」のような、意図的に日本人を貶める映画の上映に反対すると、「表現の自由」を持ち出すのだろう。

 

 国家の命運を賭けて戦っている時に、その行為に協力することが「悪」であるならば、佐高氏の父親も先祖も皆、悪人となってしまう。

 先の大戦中に作られた様々な企業のポスターを集めた本を持っているが、森永製菓のポスターには、「爆撃にはキャラメルを持って」とかいうものがある。また「我等のテナー」として有名な、オペラ歌手の藤原義江氏は戦前、「万歳ヒットラー・ユーゲント」という歌を歌っており、その歌の詞は北原白秋が書いている。

Img297

Img298 ※ライオン歯磨きは「萬歳、祝、漢口陥落」ですよ。

 

 森永キャラメルが、戦後に広島や長崎で、「平和の印は森永キャラメル」と宣伝したり、藤原義江が、「長崎の鐘」を歌ったならば、佐高氏は、やはり嫌悪感を覚えるのだろうか。

 

 早い話が、古関氏のようなことは、多かれ少なかれ、あの時代に生きた人達にはあるのではないかと思っている。それを目くじら立ててもしょうがないと思うのだが。

 

 私の好きな、映画監督であるレニ・リーフェンシュタールは、「意志の勝利」というナチのプロパガンダ映画を作ったことで、戦後、仕事を干されたが、彼女の表現の自由を守れ、という声が上がった事を、私は寡聞にして知らない。まあ、私が怒ることでもないか。

 

 夜は、T島社のI野編集長と、ライターのN岡氏らと久し振りの一献会を催した。中華街ばかりではつまらないので、福富町の「たん右ェ衛門」へ行った。この店は、牛タンの最高に美味い店だが、最近は、あまり肉を食べたいという欲求がなく、ついすし屋など魚料理の店に足が向いてしまう。

 

 薩摩隼人のおやじにご無沙汰を謝して、定番のコース、馬刺し、牛タン、さがり(ハラミ)に野菜串しを二本。

 

 食後は、関内に転戦したが、珍しく十時過ぎに酔いがまわり、早めに解散した。I野編集長にスペシャル・サンクスである。

 


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