白雲去来

蜷川正大の日々是口実

群青忌

2011-10-25 12:42:11 | インポート

十月二十日(木)晴れ。群青忌

 今日は、野村先生の十八回目のご命日である。ご存命であれば満七十六歳。先生は早生まれであるから今年が喜寿となる。今の、この祖国の現状を天上でどう見ているのだろうか・・・。

 

 また今日は地久節である。皇居を拝し、皇后様のご健康と、ご皇室の弥栄を祈念した。

 

 先日の墓前祭の直会の席で、民族革新会議の犬塚博英議長が、「生きていても、死んでいるような人間が多い中で、野村さんは、死んでも存在感があり、生きているような感じがする」と仰っていた。まったくその通りだと思う。

 花屋に行き、「白菊」を買い求め、先生の遺影の前に飾った。

 

 伊勢原に彼岸花咲いて群青忌  酔狂

 


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大ポカをした。

2011-10-25 12:29:35 | インポート

十月十九日(水)晴れ。

 のんびりと起きて、自宅で資料の整理を行い、さて事務所に行こうかと思ったら、大行社の周本副会長から電話が入り「何処にいるの」。「家ですよ」。「忘れているの。今日は大行社の会議だよ」。どひゃー!てっきり今日は火曜日と思っていたら、水曜日。カレンダーには大きな丸があり、会議と書いてある。いやはや大ポカである。何でも歳のせいにするのは嫌だが、最近本当に物忘れがひどい。

 

 馴染みの中華街のお店から「上海蟹入荷」の案内状が届いた。私は、その秋の名物の上海蟹が、どうも苦手である。決して不味いとは思わないが、何分にもせっかちなので、剥くのがめんどうなのである。自宅でのんびりと食べるのなら良いが、酒と料理を交互にやらなければ、どうも物足りないのだ。毛蟹を頂いても、身はもつぱら愚妻の担当で、私は甲羅専門。食べた後で、熱燗の酒を注いで飲むのは、正に至極の悦びですな。

 

 ヨコハマは、この上海蟹のシーズンが来ると、次はボジョレー・ヌーボーを楽しみ、木枯しが吹くと「お酉様」の季節となり、大晦日には、港の船の汽笛を聞いて一年が終わる。今日は、安いワインでも呑んで寝るか。


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「ふたつの故宮博物院」が面白かった。

2011-10-25 12:02:11 | インポート

十月十八日(火)曇り。

 ありがたいことに、ブログを一週間も更新しないと、「大丈夫ですか」などという安否確認の連絡が入る。病気をしていたわけでも、忙しかったわけでもなく、ただサボっていただけである。

 

 ようやく機関誌「燃えよ祖国」の発送を終えた。先生の墓前祭に参加して頂いた方には、お配りしたのだが、一般の読者へは今日の発送となった。日頃から、ご購読を賜っております読者の方々に、心から感謝する次第です。

 

 午後から大好きな散歩コースである、みなとみらいを歩く。ロケーションの良いスタバでお茶をしながらの読書。先日、暇つぶしに入った書店で買ったのが、「ふたつの故宮博物院」(野崎剛著・新潮選書)という本。これが、とても面白く参考になった。

 

 「ふたつの故宮」とは、北京と台湾のものを指すのは言うまでもないが、その比較論が、台湾の政治状況、また共産中国の現状など、勉強になることばかりで、久し振りに、あっと言う間に読了してしまった。

 

 例えば、「『中華料理』『中華民族』『中華街』・・・誰もが普通に使っている『中華』という言葉が広く使われるようになったのは歴史は百年ほどしかない。中国の長い歴史においては子供の年齢に過ぎない幼い言葉である。世界と中国大陸の人々に向けて『中華』という言葉を最初に発したのは中国革命の父、孫文だった。孫文は西欧列強の中国侵略に対抗するため、『中華』という概念によって、実際は他民族の集合体である中国大陸の人々新国家のもとにまとめ上げようとした。中華民族という人々や民族がもともと存在したわけではなく、革命によって誕生する新しい共同体定義するために編み出された政治的概念だった」

 

 どうですか。知っていました。このように目からウロコの話が満載の、この本を是非ご一読を。次に台湾に行く時は、この本を持って行こうと思っています。

 

 著者の野崎剛氏は朝日新聞の特派員として台湾に在住し、現在は朝日新聞の国際編集部次長という人。

 

 夜は、家飲み。気がついたら、食卓の椅子で寝ていた。反省。

Img711


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私の出演部分のDVDを頂いた。

2011-10-25 10:33:31 | インポート

十月十七日(月)曇り。

 何だか疲れてしまい一日自宅でぼーっとしていた。毎年の事だが、群青忌の前後はいつも体調を崩す。まあ様々なプレッシャーによるものだが、気疲れが原因なのかもしれない。

 

 そう言えば、見沢知廉君のセミドキュメンタリー「天皇ごっこ」が公開される。その映画の中で私もインタビューを受けているのだが、出演の場面はわずかなもので、私の言いたかったことが余り伝わっていないように感じた。まあ、私が監督ではないので、仕方ないことだが、消化不良の感は否めない。

 

 そこで、監督にお願いして、私がインタビューを受けた部分のみをDVDにして送って頂いた。何と、四十分以上もインタビューを受けていた。あらためて、「編集」と言うものは「怖い」と感じた次第。いずれ、私の個人的な勉強会などで公開してみたいと思っている。

 

 まあ、見たいと思う人は少ないだろうが、どうしても、という人は個人的にご連絡を下さい。


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社友の皆さんとの昼食会。

2011-10-22 12:20:36 | インポート

十月十六日(日)晴れ。

 午前中に昨日の墓前祭に出席するために横浜に泊まった社友の方々との昼食会のために中華街行き。十一時に愚妻を伴って待ち合わせのローズホテルへ。すでに皆さんが到着しており、カメ&アコちゃんのお二人も合流。本来ならば、「安記」で、お粥とも思ったが、人数が多くて入りきれず、定宿の「菜香」にした。店に行く前に、中華街の媽祖廟にて記念写真を撮る。

Dscf3809 ※媽祖廟にて。社友の皆さんと。

 横浜媽祖廟は2006年3月17日に開廟した海の女神として、世界各地の華僑・華人に信仰されている媽祖(まそ)を祀っている寺院で、中国福建省と台湾の専門家を招いて建造された。高さ16m、関帝廟と並ぶ中華街のシンボルである。祖廟とは、約1000年前に実在した女性。神通力を駆使して、悪や災いを退け、病を治した彼女は死後、神として祭られるようになり、航海を護る海の神様、自然災害や、厄病、戦争などから護る女神として信仰されている。現在媽祖廟は中国、台湾をはじめ世界26ヶ国1500余ヶ所の地区にあり、さまざまな災いを祓う神として多くの人々の信仰を集めている。

 

 「菜香」にて、柳ジョージさんの自宅にお悔やみに行ったサリーが合流。賑やかな昼食会となった。

Dscf3815 ※「菜香」の前にて。

 札幌社友会の、梶浦直樹、山本和八の両氏は、飛行機の時間が早かったために、また、福井さんとその友人や三重から参加した高田さんたちが所用があるために中華街に来れなかったのが残念。電話した時には、横浜駅の羽田行きのバス乗り場であった。

 二時間ほどお店にいてから解散。帰りたがらない岐阜の細川先生をサリーの自宅近くの蕎麦屋「美奈登庵」へ誘い、午後の酒。参加は、カメ&アコちゃんにサリーとパパが合流。

Dscf3822 ※美奈登庵にて。左から、カメちゃん。細川先生、蜷川、サリーパパ。

 

 四時近くに解散。帰宅後は、そのままずーっと寝てしまった。


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