三月二十五日(水)晴れ。
横浜はまだ桜が咲かない。下町の弘明寺の近くから桜木町の近くまで大岡川に沿って桜並木が続いている。この時期はその桜を眺めつつ散歩するのが常となっている。もう十年ほど前から同じ場所で家族で写真を撮っている。幼稚園、小学校、中学、高校、そして来月から上の子供は大学生となる。私にとって桜はそのまま家族の記録であり、子供たちの成長の記録でもある。
二人とも春休みということもあって当然ながら毎日家にいる。普段は子供二人を連れて出かけることなどあまりないので、子供の意思などを無視して毎日どこかに連れて行っている。といっても事務所の往復であったり、伊勢佐木町へ行ったりと近場ばかりなのだが、それはそれで楽しんでいる。必ず寄る所は有隣堂やブックオフ。下の子供はあまりれ読書好きではないが、上の子は今幕末、それも新選組にハマっている。私の書棚から本を探しては持って行くので少々うんざりしているが、正直言って嬉しい悲鳴でもある。
禁酒をしてからやっと三日目。随分と長いような気がする。酒がない食事というものはこんなに早く終わってしまうのかと寂しくもある。好きな肴をつまみにのんびりとしているのが至福の時なのにそれを禁じられている。それもあと四日か。長いなぁー。
夜は、松本佳展君と小枝さんご夫妻が来訪。来月から大学生となる子供に小枝さんがプロ仕様のお化粧を伝授しに来てくれた。こちらは嬉しいやら、寂しいやら複雑な気持ちである。お二人を交えて社友の堀芳康さんからご恵送頂いた「混ぜご飯の素」を使って炊いたご飯で夕食を共にした。飲んでいるのは愚妻と小枝さんだけ。運転の松本君と私はそれを横目で見ながら・・・・。来週は飲むぞっと。
『週刊新潮』の記事でチュニジアの博物館でテロに遭遇した女性が自衛官、それも陸自の三佐と知って正直言って驚いた。もちろん親子で大けがをされたことには同情の念を禁じ得ないが、三佐と言えば、かつての兵隊さんの位で言えば陸軍少佐である。いくら医務官と言えども、あれが陸軍少佐の所作か・・・。と批判されても気の毒だが仕方あるまい。もし将来医務官として戦地に出たならばどうするのか。いいや批判はやめましょう。もし自分がそういう目に遭遇したならば、人から後ろ指を指されないような態度でいられるのだろうか。こんな平和な国に暮らしていて、旅行に出て死に直面するなどと誰が想像できようか。戦地に行くのならば、それなりの覚悟もあるだろうが、全く死を意識しない時に突然危険な目に合う。人を批判することよりも自分だったらどうするかを心して考えてみたいと思う。
横浜はまだ桜が咲かない。下町の弘明寺の近くから桜木町の近くまで大岡川に沿って桜並木が続いている。この時期はその桜を眺めつつ散歩するのが常となっている。もう十年ほど前から同じ場所で家族で写真を撮っている。幼稚園、小学校、中学、高校、そして来月から上の子供は大学生となる。私にとって桜はそのまま家族の記録であり、子供たちの成長の記録でもある。
二人とも春休みということもあって当然ながら毎日家にいる。普段は子供二人を連れて出かけることなどあまりないので、子供の意思などを無視して毎日どこかに連れて行っている。といっても事務所の往復であったり、伊勢佐木町へ行ったりと近場ばかりなのだが、それはそれで楽しんでいる。必ず寄る所は有隣堂やブックオフ。下の子供はあまりれ読書好きではないが、上の子は今幕末、それも新選組にハマっている。私の書棚から本を探しては持って行くので少々うんざりしているが、正直言って嬉しい悲鳴でもある。
禁酒をしてからやっと三日目。随分と長いような気がする。酒がない食事というものはこんなに早く終わってしまうのかと寂しくもある。好きな肴をつまみにのんびりとしているのが至福の時なのにそれを禁じられている。それもあと四日か。長いなぁー。
夜は、松本佳展君と小枝さんご夫妻が来訪。来月から大学生となる子供に小枝さんがプロ仕様のお化粧を伝授しに来てくれた。こちらは嬉しいやら、寂しいやら複雑な気持ちである。お二人を交えて社友の堀芳康さんからご恵送頂いた「混ぜご飯の素」を使って炊いたご飯で夕食を共にした。飲んでいるのは愚妻と小枝さんだけ。運転の松本君と私はそれを横目で見ながら・・・・。来週は飲むぞっと。
『週刊新潮』の記事でチュニジアの博物館でテロに遭遇した女性が自衛官、それも陸自の三佐と知って正直言って驚いた。もちろん親子で大けがをされたことには同情の念を禁じ得ないが、三佐と言えば、かつての兵隊さんの位で言えば陸軍少佐である。いくら医務官と言えども、あれが陸軍少佐の所作か・・・。と批判されても気の毒だが仕方あるまい。もし将来医務官として戦地に出たならばどうするのか。いいや批判はやめましょう。もし自分がそういう目に遭遇したならば、人から後ろ指を指されないような態度でいられるのだろうか。こんな平和な国に暮らしていて、旅行に出て死に直面するなどと誰が想像できようか。戦地に行くのならば、それなりの覚悟もあるだろうが、全く死を意識しない時に突然危険な目に合う。人を批判することよりも自分だったらどうするかを心して考えてみたいと思う。