三月二日(月)晴れ。
良い天気である。何年か前にいきなり花粉症となってしまい、毎年この時期は辛い。それでも石油ストーブの上でお湯を沸かしたり、加湿効果の療法を試みているので、今の所「辛い」と言う思いをしていない。最もほとんど家か事務所にいて、出歩かないので被害がないのかもしれない。
テレビを見ていると相変わらず暗いニュースばかりだ。川崎の中学生の殺人事件も、加害者は十八歳という。その歳で良くあんな残忍な事が出来るのか信じられない。加害者も被害者も親がしっかり子供を見ていたならばこんな事件は起こらなかったに違いあるまい。被害者の写真は公表されるが、加害者の十八歳の男は「少年法」に守られて顔を晒されることはない。(最もネットでは早くから公開されていたが)加害者に人権があって、被害者の人権は無視される。「少年法」とは不思議なものだ。しかし、近い将来十八歳から選挙権を与えると言う。何が何だかわからん。子供だろうが何だろうが、やったことの償いと責任は等しく取らすべきだと私は思うのだが。
大塚家具の骨肉の争いも、ある意味野次馬根性で笑ってしまうが、私はオヤジに同情的である。娘は、恐らく何不自由なく蝶よ花よと育てられ、会社を継いだ。斬新なことをしたい気持ちは分かるが、会社を一から作ったのは父親である。どうするかはオヤジの勝手ではないか。もう少し待っていれば自然の摂理で自分たちの物になるのに、父親に逆らって我を通してはいけない。新しいことをしたいのならば、他の会社で苦労してくるか、自己資金で起業すれば良いだけの話だ。それにしても子育ては事業よりも難しいかね会長さん。甘やかさないで、娘だって二三発ぶっ飛ばしてやればいい。そう言う躾をしなかったツケがこういう形で現れる。それにしても昔の人は上手いことを言った。大西郷が大久保利通に寄せた詩『偶成』の一節にこうある「一家の遺事人知るや否や、児孫の為に美田を買わず」と。大塚家具の会長さんがこの故事を知らないわけがあるめぇ。
大塚家具と言えば、冷やかし半分で入って、冷や汗をかいたことを覚えている。所詮は家具も家柄も私のような下賤の身には縁遠いものですな。
一週間の禁酒をしなければいけないのだが、まあ子供の卒業式もあったことだし、まっいいかと酔狂亭で独酌。そう言えば、先日お会いした社友の堀芳康さんから頂いた「塩こんぶ」だが、何か使い方はないかと思いついたのが、後輩の尼野保くんのお店で出していた「キャベツの塩こんぶサラダ」。早速電話して作り方を伝授して貰った。キャベツを適当な大きさにちぎって、さっと茹でる。水で冷やさないで、粗熱が取れたら塩こんぶをまぶす。最後にごま油をかけるだけで、ベーリーグッドな一品が出来た。
良い天気である。何年か前にいきなり花粉症となってしまい、毎年この時期は辛い。それでも石油ストーブの上でお湯を沸かしたり、加湿効果の療法を試みているので、今の所「辛い」と言う思いをしていない。最もほとんど家か事務所にいて、出歩かないので被害がないのかもしれない。
テレビを見ていると相変わらず暗いニュースばかりだ。川崎の中学生の殺人事件も、加害者は十八歳という。その歳で良くあんな残忍な事が出来るのか信じられない。加害者も被害者も親がしっかり子供を見ていたならばこんな事件は起こらなかったに違いあるまい。被害者の写真は公表されるが、加害者の十八歳の男は「少年法」に守られて顔を晒されることはない。(最もネットでは早くから公開されていたが)加害者に人権があって、被害者の人権は無視される。「少年法」とは不思議なものだ。しかし、近い将来十八歳から選挙権を与えると言う。何が何だかわからん。子供だろうが何だろうが、やったことの償いと責任は等しく取らすべきだと私は思うのだが。
大塚家具の骨肉の争いも、ある意味野次馬根性で笑ってしまうが、私はオヤジに同情的である。娘は、恐らく何不自由なく蝶よ花よと育てられ、会社を継いだ。斬新なことをしたい気持ちは分かるが、会社を一から作ったのは父親である。どうするかはオヤジの勝手ではないか。もう少し待っていれば自然の摂理で自分たちの物になるのに、父親に逆らって我を通してはいけない。新しいことをしたいのならば、他の会社で苦労してくるか、自己資金で起業すれば良いだけの話だ。それにしても子育ては事業よりも難しいかね会長さん。甘やかさないで、娘だって二三発ぶっ飛ばしてやればいい。そう言う躾をしなかったツケがこういう形で現れる。それにしても昔の人は上手いことを言った。大西郷が大久保利通に寄せた詩『偶成』の一節にこうある「一家の遺事人知るや否や、児孫の為に美田を買わず」と。大塚家具の会長さんがこの故事を知らないわけがあるめぇ。
大塚家具と言えば、冷やかし半分で入って、冷や汗をかいたことを覚えている。所詮は家具も家柄も私のような下賤の身には縁遠いものですな。
一週間の禁酒をしなければいけないのだが、まあ子供の卒業式もあったことだし、まっいいかと酔狂亭で独酌。そう言えば、先日お会いした社友の堀芳康さんから頂いた「塩こんぶ」だが、何か使い方はないかと思いついたのが、後輩の尼野保くんのお店で出していた「キャベツの塩こんぶサラダ」。早速電話して作り方を伝授して貰った。キャベツを適当な大きさにちぎって、さっと茹でる。水で冷やさないで、粗熱が取れたら塩こんぶをまぶす。最後にごま油をかけるだけで、ベーリーグッドな一品が出来た。