三月七日(土)晴れ。
今日は上の子供の合格発表がある。さすがに本人も緊張しているらしく、家でじっとしているのは、居た堪れないと、十時過ぎから美容院に行った。その後は、友達の家に行って結果を待つと言う。落ち着かないのはこちらも一緒で、もし駄目だったなら、何と声を掛けてやろうかと、考えると暗くなる。それでも、事前に受けた私学に合格をしているので、慌てることはないが、やはり本人の第一志望校へ行かせてあげたいと思うのが、親の願いだ。
昼過ぎに部屋で期末試験の勉強をしている下の子供が私の所へ来て、「お姉ちゃん『合格』したよ」と言う。「何でお前が知っているんだ」と聞けば、「受験票を忘れて行ったので、私が代わりに見てあげた」。狐につままれた感じである。子供のスマホを見ると、受験番号が確かにあった。何かあまりにもあっけない結果で、喜びが湧いてこない。すぐに上の子供に電話したら、妹から連絡があって知っていると言う。こちらとしては「良くやった。万歳」でもしようかと思っていたのに、拍子抜けした。事務所で愚妻と合流して、「良かった。良かった」と夫婦で感激した。
自慢するわけではないが、上の子供は、高校の三年間、一切塾に行かなかった。その理由は、「家に負担をかけたくないから」。国公立を受験したのも、同じ理由からである。毎日酒ばかり飲んで大言壮語している私が反面教師となったのだろう。何せ子供は親の背中を見て育つと言う。それでも反面だろうが、何だろうが、私を見て教師としたのだから、たいしたものだと愚妻に行ったら、「ふざけんな」と怒られた。
帰宅した子供に、おめでとうを言って、「誰に一番最初に連絡するの」と聞けば、「隠岐さん」。子供は、大学受験に関するアドバイスを度々してくれる隠岐康氏を尊敬している。先日も、ご子息の応援団の演武を愚妻と見に行き、とても感動したと言っていた。私学も、隠岐氏が卒業した大学を受験した。私としては、もっとレベルを落として、近くの学校にしたらと言ったのだが、挑戦して合格した。そして今日の志望校の合格である。夜、さあお祝いで一杯やるか。と言えば、「お祝いでなくたって、毎日、飲んでるじゃん」。すみません。何しろ反面教師ですから。
今日は上の子供の合格発表がある。さすがに本人も緊張しているらしく、家でじっとしているのは、居た堪れないと、十時過ぎから美容院に行った。その後は、友達の家に行って結果を待つと言う。落ち着かないのはこちらも一緒で、もし駄目だったなら、何と声を掛けてやろうかと、考えると暗くなる。それでも、事前に受けた私学に合格をしているので、慌てることはないが、やはり本人の第一志望校へ行かせてあげたいと思うのが、親の願いだ。
昼過ぎに部屋で期末試験の勉強をしている下の子供が私の所へ来て、「お姉ちゃん『合格』したよ」と言う。「何でお前が知っているんだ」と聞けば、「受験票を忘れて行ったので、私が代わりに見てあげた」。狐につままれた感じである。子供のスマホを見ると、受験番号が確かにあった。何かあまりにもあっけない結果で、喜びが湧いてこない。すぐに上の子供に電話したら、妹から連絡があって知っていると言う。こちらとしては「良くやった。万歳」でもしようかと思っていたのに、拍子抜けした。事務所で愚妻と合流して、「良かった。良かった」と夫婦で感激した。
自慢するわけではないが、上の子供は、高校の三年間、一切塾に行かなかった。その理由は、「家に負担をかけたくないから」。国公立を受験したのも、同じ理由からである。毎日酒ばかり飲んで大言壮語している私が反面教師となったのだろう。何せ子供は親の背中を見て育つと言う。それでも反面だろうが、何だろうが、私を見て教師としたのだから、たいしたものだと愚妻に行ったら、「ふざけんな」と怒られた。
帰宅した子供に、おめでとうを言って、「誰に一番最初に連絡するの」と聞けば、「隠岐さん」。子供は、大学受験に関するアドバイスを度々してくれる隠岐康氏を尊敬している。先日も、ご子息の応援団の演武を愚妻と見に行き、とても感動したと言っていた。私学も、隠岐氏が卒業した大学を受験した。私としては、もっとレベルを落として、近くの学校にしたらと言ったのだが、挑戦して合格した。そして今日の志望校の合格である。夜、さあお祝いで一杯やるか。と言えば、「お祝いでなくたって、毎日、飲んでるじゃん」。すみません。何しろ反面教師ですから。