蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

十割蕎麦 鴨料理 ならや(豊島区東池袋)の「おすすめ盛り合わせ」「天せいろ」「黒粗挽きそば」等

2025年02月02日 | 蕎麦屋(都内)
【令和7年2月某日 調査・登録】
 こちらの店「ならや」は、東池袋にある 十割そばや鴨料理を楽しめる蕎麦屋です。


 まずはお酒をいただきましょう。宮城の純米酒「日高見 超辛口」です。超辛口ながら、しっかりとしたコクとキレがあって、スッキリとした味わいです


 こちらは「おすすめ盛り合わせ」です。「本日のおすすめ」の中から6~7品を選んで前菜盛り合わせにしています。お店の名物である鴨肉なども含まれており、お酒のアテに最高です。鴨は、茨城県霞ケ浦の西崎ファームから仕入れているそうです。無投薬、完全放し飼いの鴨です。


 美味しい肴でお酒も進みます。お替りは福井の純米吟醸酒「黒龍」です。味と⾹りのハーモニーが醸し出す深い旨さの純⽶吟醸酒です


 さて、おそばをいただきましょう。こちらは本日の限定「天然車海老2尾とたらの芽こごみの天せいろ」です。
 天ぷらの天ぷら油は国内製造の100%綿実油、焙煎せずに絞った胡麻油、太白胡麻油が使われ、上品なコクと旨みがあり、素材の持ち味が引き立っています
 店頭表示の「本日の蕎麦の産地」によれば、十割蕎麦には「栃木県在来種 秋新蕎麦」と「北海道 北早生種 秋新蕎麦」が使われているそうです。また、汁には本ガツオの最上級品 本枯れ節を中心に鯖の枯れ節、宗田鰹の枯れ節、煮干し、真昆布が使われており、とても美味です






 こちらは、数量限定の「黒粗挽きそば」です。「福井県産在来種 秋新蕎麦」が使われ、十割で打たれています。蕎麦の風味が強く感じられる一品です




 仕上げは、もちろん「そば湯」です。


 箸袋


 ごちそうさまでした。とても美味しい蕎麦前とそばでした。

★十割蕎麦 鴨料理 ならや
 所在:東京都豊島区東池袋1-17-11パークハイツ池袋1階
 電話:03-3984-6705
 品代:日高見 超辛口1,400円、おすすめ盛り合わせ1,500円、黒龍1,400円、天せいろ2,100円、黒粗挽きそば1,100円

神田おかめ(千代田区鍛冶町)の「山形肉そば<冷>」「おかめの鶏カレー蕎麦<温>」等

2025年01月30日 | 蕎麦屋(都内)
【令和7年1月某日 調査・登録】
 こちらの店「神田おかめ」は、「山形肉そば」が名物の蕎麦屋です。


 まずは「ギネス生ビール」をいただきましょう。


 こちらは、店の名物「山形肉そば<冷>」です。親鶏100%の出汁と木桶仕込みの醤油で丁寧に作られた冷たい肉そばです。硬めのそばと親鶏、濃厚な出汁が秀逸です






 お酒のお替りは「ハイボール」です。


 こちらは「おかめの鶏カレー蕎麦<温>」です。これがまた美味! スパイシーなカレーと和風出汁のコラボが秀逸です。






 こちらはサービス<無料>で付く、「卵かけご飯」です。テーブル備え付けの卵を割って、ご飯に掛け入れ、よくかき混ぜて、醤油や七味等を掛けていただきます。これまた、濃厚で美味です






 ごちそうさまでした。とても美味しいそばでした。

★神田おかめ
 所在:東京都千代田区鍛冶町1-10-8石川第二LKビル1階
 電話:03-5244-4566
 品代:ギネス生ビール500円、山形肉そば<冷>900円、ハイボール500円、おかめの鶏カレー蕎麦<温>1,000円

そば切り やぶ(豊島区巣鴨)の「玉子焼」「天ぷら盛合せ」「せいろう」「玉子とじ」等

2025年01月26日 | 蕎麦屋(都内)
【令和7年1月某日 調査・登録】
 こちらの店「そば切り やぶ」は、巣鴨にある蕎麦屋です。店主の西海氏は「上野やぶそば」で長い間 修行を積まれた後に独立開業されました。


 今日も寒いので、まずは「菊正宗」の熱燗をいただきましょう


 こちらは「玉子焼」です。少し甘めに仕上がっており、酒の肴にピッタリです。




 美味しい肴でお酒も進みます。熱燗で体も温まったので、お替りは、新潟の純米吟醸「鶴齢」です。米本来の味を重視しながらも軽くソフトで、ほのかな香りと優しいふくらみのある旨味が調和したお酒です


 こちらは「天ぷら盛合せ」です。海老1尾と白身・野菜の盛合せです。カラリと美味しく揚がっています




 さらにお酒が進みます。お替りは、三重の酒「作<ざく>」です。甘く爽やかでバランスがよくライチのような香りがします


 さて、おそばをいただきましょう。「せいろう」です。さすが「やぶ」です。綺麗に美味しく打たれています




 こちらは「玉子とじ」です。出汁の香りと玉子の風味のコラボレーションが秀逸です






 仕上げは、もちろん「そば湯」です。


 箸袋


 ごちそうさまでした。美味しい蕎麦前とそばを堪能できました。

★そば切り やぶ
 所在:東京都豊島区巣鴨5-10-3
 電話:03-6903-6536
 品代:菊正宗550円、玉子焼880円、鶴齢920円、天ぷら盛合せ1,200円、作800円、せいろう770円、玉子とじ960円

そば所 よし田(中央区銀座)の「牡蠣天皿」「玉子焼き」「もり」「コロッケそば」等

2025年01月25日 | 蕎麦屋(都内)
【令和7年1月某日 調査・登録】
 こちらの店「そば所 よし田」は、明治18(1885)年創業の老舗蕎麦屋です。かつては、銀座7丁目にありましたが、平成28年2月に現在地の銀座6丁目に移転しました。
 《こちらの店の移転前の調査・登録:コロッケそば・もり




 寒いので、まずは日本酒を熱燗でいただきましょう。菊正宗です。


 こちらは「牡蠣天皿」です。プリプリでジューシーな牡蠣が衣に包まれています。




 美味しい肴でお酒も進みます。体も温まってきましたので、お替りは「冷酒」です。こちらも菊正宗で、上撰 生貯蔵酒です。フレッシュな風味と爽やかな口当たりが際立つ美酒です


 こちらは「玉子焼き」です。焦げ目がなく、色白でフワフワした美しい玉子焼きです。どうやって作るのでしょう。甘さ控えめで、美味しい出汁の味がします




 さて、おそばをいただきましょう。こちらは「もり」です。ノドごし良く仕上がっています。




 こちらはお店の名物「コロッケそば」です。本店浜町よし田の伝統を受け継いだものだそうで、コロッケは、鶏挽肉・卵・山芋のみで作られ、素揚げされているそうです。パン粉や衣等は使われていないためヘルシーで コロッケと言うよりも つくねに近い食感でコクも有ります。










 仕上げは、もちろん「そば湯」です。


 ごちそうさまでした。名物「コロッケそば」を久しぶりに楽しめました。

★そば所 よし田 銀座本店
  所在:東京都中央区銀座6−4−12KNビル2階
  電話: 03(6264)5215
  品代:日本酒<熱燗>730円、牡蠣天皿1,900円、冷酒1,450円、玉子焼き880円、もり720円、コロッケそば1,500円

よもだそば(中央区日本橋)の「ニラ天そば」等

2025年01月21日 | 蕎麦屋(都内)
【令和7年1月某日 調査・登録】
 こちらの店「よもだそば」は、自家製麺の生蕎麦・旬の山菜・インターナショナルそば・本格インドカレーが人気の立ち食いそば店です。老舗蕎麦屋日本橋 やぶ久の並びにあります。


 こちらは人気の「ニラ天そば」です。
 ニラは適度な苦みがあり、カラリと揚がっています。汁は100%無化学調味料、そばは田舎風の自家製生そばでとても美味です。とても立ち食いそばとは思えません。というより、暫く立ち食いそばをいただいたことがありませんでしたが、最近の立ち食いそばはとても美味しく、侮れない存在になっているようです。








 こちらは名物の「<半>よもだカレーライス」です。
 よもだそば自慢のかけつゆをベースにしたスパイシーで美味しいカレーです。本格的なスパイシー味で人気があるのも頷けます




 ごちそうさまでした。とても美味しいそばとカレーでした。

★よもだそば 日本橋店
 所在:東京都中央区日本橋2-1-20八重洲仲通りビル1階
 電話:03-3273-0505
 品代:ニラ天そば530円、<半>よもだカレーライス350円

神田 尾張屋 本店(千代田区神田須田町)の「板わさ」「天ぷら盛り合せ」「もりそば」「辛口カレー南ばん」等

2025年01月19日 | 蕎麦屋(都内)
【令和7年1月某日 調査・登録】
 こちらの店「神田 尾張屋 本店」は、神田須田町にある大正年間創業の老舗蕎麦屋です。
 《前回のこちらの店の調査・登録:三味そば・おろしそば


 今日も寒いです。まずは宮城の純米酒「浦霞」をいただきましょう。米の旨味と酸味が調和し、スッキリとした味わいの美味しい日本酒です。ぬる燗でいただきました。


 こちらは「板わさ」です。お酒のアテに最高です


 美味しい肴でお酒も進ます。お替りは福島の純米酒「大七」です。豊かなコクと旨味、酸味が解け合い、後味のキレも素晴らしい日本酒です。


 こちらは「天ぷら盛り合せ」です。大きな海老が3尾も入っています。キスやイカ、野菜、蕎麦とともにカラリと美味しく揚がっています




 美味しい天ぷらで、さらにお酒も進み、お替りは長野の純米酒「真澄」です。豊潤で落ち着いた風味が特徴です。


 さて、おそばをいただきましょう。こちらは「もりそば」です。上質の国産蕎麦粉を石臼で挽き、江戸前の細打ちで打っています。また、出汁は本枯鰹節のみを使っているそうです。とても美味しいそばです




 こちらは「辛口カレー南ばん」です。スパイシーで適度な辛さがあり、食が進みます。






 仕上げは、もちろん「そば湯」です。


 箸袋


 ごちそうさまでした。美味しい料理とお酒を楽しめました。

★神田 尾張屋 本店
 所在:東京都千代田区神田須田町1-24
 電話:03-3256-2581
 品代:浦霞980円、板わさ500円、大七980円、天ぷら盛り合せ1,850円、真澄980円、もりそば600円、辛口カレー南ばん1,150円

猿楽町 浅野屋(千代田区神田猿楽町)の「天ぷら盛り合せ」「もり」「玉子とじ」等

2024年12月31日 | 蕎麦屋(都内)
【令和6年12月31日 調査・登録】
 今日は一年の締め括り大晦日です。大晦日といえば「年越しそば」です。「年越しそば」の由来は、「そばのように細く長く達者に暮らせることを願っていただく。」「そばは切れやすいため、一年間の苦労を切り捨てて翌年に持ち越さないように願っていただく。」「金銀細工師が散らかった金粉を集めるために蕎麦粉の団子を使うことから、金が集まるように願っていただく。」など諸説あるようです。

 さて、今年の「年越しそば」は千代田区神田猿楽町の「猿楽町 浅野屋」です。昨年大晦日に伺った台東区浅草橋の「更里<さらり>」の店主のご実家です。「猿楽町 浅野屋」は、初代の小林喜一氏が暖簾分けを受けて、大正14(1925)年に創業しました。


 まずはお酒をいただきましょう。「金婚」です。「金婚」は同じ神田猿楽町にある老舗酒店「豊島屋本店」が販売しています。


 こちらは「天ぷら盛り合せ」です。ごま油が使われ、カラリと揚がっています。


 美味しい天ぷらでお酒も進みます。お替りは秋田の「山廃純米 雪の芽舎」です。適度な酸味がある美味しい純米酒です。


 さて、おそばをいただきましょう。「もり」です。二八で打たれ、ノド越しも良く美味です




 こちらは「玉子とじ」です。フンワリととじられており、こちらも美味です。




 仕上げは、もちろん「そば湯」です。


 箸袋


 ごちそうさまでした。
 皆さま、今年も大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。

これまで調査・登録してきた年越しそば
 《2023年の年越しそば:更里の「海老天種」「生粉打ちそば」「もりそば」等》
 《2022年の年越しそば:手打ちそば 和仁の「焼き味噌」「海老の天麩羅」「せいろそば」「鴨南蛮そば」等》
 《2021年の年越しそば:喜道庵の「かつ煮」「玉子焼き」「もり」「鴨南」等》
 《2020年の年越しそば:大川やの卯の花・海老天ぷら・穴子天せいろ・かけ等》
 《2019年の年越しそば:金升のだし巻き玉子・鶏わさび・カレー南蛮等》
 《2018年の年越しそば:栃の木やの三点盛り・玉子焼・せいろう<粗挽>・九条ねぎと鶏団子等》
 《2017年の年越しそば:九頭龍蕎麦はなれのお昼のサービスセット・海老天蕎麦等》
 《2016年の年越しそば:蕎介のだし巻き玉子・三色・穴子天ぷら蕎麦等》
 《2015年の年越しそば:神田錦町更科の天せいろ・にしん蕎麦》
 《2014年の年越しそば:中村屋の海老天ぷらそば・せいろ等》
 《2013年の年越しそば:九頭龍蕎麦はなれの越前おろし蕎麦等》
 《2012年の年越しそば:蕎楽亭もがみのだし巻き玉子・ざる・HOTおろし等》
 《2011年の年越しそば:麺処NAKAJIMAのお正月セット》
 《2010年の年越しそば:湧水の天ざる・きつね・そばようかん》
 《2009年の年越しそば:神田錦町更科のせいろ・あさりかき揚げそば・冷やしミックス(きつね・たぬき)・鳥汁せいろそば》
 《2008年の年越しそば:日本橋やぶ久のもり・玉子とじ》

★猿楽町 浅野屋
 所在:東京都千代田区神田猿楽町2-7-6浅野屋ビル1階
 電話:03-3291-4327
 品代:金婚600円、天ぷら盛り合せ1,800円、 雪の芽舎800円、もり650円、玉子とじ850円

スタンド JAPA SOBA HANAKO(千代田区丸の内)の「天盛りセット」「豆乳バジルSOBA BOWL」等

2024年12月27日 | 蕎麦屋(都内)
【令和6年12月某日 調査・登録】
 こちらの店「スタンド JAPA SOBA HANAKO」は、十割蕎麦と神戸「灘五郷」の酒が楽しめる蕎麦居酒屋です。


 まずは日本酒をいただきましょう。神戸酒心館の純米酒「福寿 御影郷」です。洗練されたフレッシュでみずみずしい香りがします。繊細でソフトなアタックとクリーンで滑らかな辛口が特徴です


 こちらは「天盛りセット」です。季節の天ぷら盛り合わせとざる蕎麦のセットです。天ぷらもそばも美味です。蕎麦粉は十和田湖周辺の契約蕎麦畑で育った新そばが使われているそうです。






 お酒のお替りは、大関の「辛丹波」です。「辛口でありながら味わいのある酒」にするため、乳酸菌が使われ、麹米には最高峰「山田錦」の中でも特に高品位とされる兵庫県産にこだわり、じっくりと低温で温度管理をしながら仕込まれた純米酒です。心地よい香りとふくらみのある辛口の味わいが特長です


 こちらは「豆乳バジルSOBA BOWL」です。トリュフが香る濃厚冷製豆乳スープに特製バジルペーストが溶け込んだ 野菜ベースでヘルシーなヴィーガン・グルテンフリー対応の一杯です。






 仕上げは、もちろん「そば湯」です。


 箸袋


 ごちそうさまでした。美味しいお酒と十割蕎麦を楽しめました。

★スタンド JAPA SOBA HANAKO 丸の内店
 所在:東京都千代田区丸の内1-4-1丸の内永楽ビルディング iiyo!!<イーヨ!!>地下1階
 電話:03-3214-0875
 品代:福寿 御影郷<グラス>600円、天盛りセット1,500円、辛丹波<グラス>650円、豆乳バジルSOBA BOWL1,200円

そば処 大吉田(港区西新橋)の「青森県産大トロ〆さば」「青森県産本鮪中とろ」「かき揚げ」「春菊かき揚げ」「名物ぶっかけ」等

2024年12月21日 | 蕎麦屋(都内)
【令和6年12月某日 調査・登録】
 こちらの店「そば処 大吉田」は、コロナ禍の休業を経て、2023年秋に営業を再開しました。再開時から、秋田県にある老舗蕎麦屋「弥助そば」が運営する店となりました。昼はそば、夜はお酒・肴・そばを楽しめます。夜は秋田県鹿角の「千歳盛酒造」が運営しているようです。そばのメインは、「弥助そば」が元祖と言われている「冷やがけ」です。


 こちらはボリューム抜群の「突出し」です。


 お酒をいただきましょう。「千歳盛酒造」の「千歳盛」です。コクがあってふくよかで とても美味です。受け皿にまで、こぼれんばかりに注いでくれるため、テーブルに移す際に粗相してしまいました(左下)


 こちらは「青森県産大トロ〆さば」です。〆具合が秀逸でとても美味です


 こちらは「青森県産本鮪中とろ」です。こちらも脂がのっていて とても美味です


 こちらは「マルスワイン シルバー<白>」です。ワインなのにグラスではなく 昭和な雰囲気がただよう水玉の湯呑みで供されるのが超おしゃれです。「マルスワイン シルバー」は「本坊酒造」が手がける一升瓶に入ったワインです。<白>は、黄桃やカリンのような果実香と ほんのり感じる甘さ、引き締まった酸味が特長の中口ワインです


 こちらは「かき揚げ」です。大きい! 玉ねぎ・にんじん・小海老などが入っています。小海老の風味が素晴らしく、サクッとした食感も秀逸です。お酒のアテに最高です


 こちらは「春菊かき揚げ」です。苦みがとても美味です。


 お酒のお替りは「マルスワイン シルバー<赤>」です。深みのあるルビー色で、甘い香りとベリー系のフレーバーを感じる やや強めの渋みが特長の赤ワインです。


 さあ、おそばをいただきましょう。冷かけの「名物ぶっかけ」です。
冷たいそばの上に、具材が載っています。主な具材は、納豆・鰹節・若芽・葱・海苔・貝割・月見・海老の天麩羅です。そばのつなぎには布海苔が使われ、太くてコシがあり とても美味です。汁も秀逸です。






 何と帰りには、お土産に 煎餅や飴をいただきました。


 誠にごちそうさまでした。コスパ抜群で、美味しいお酒・肴・そばを堪能できたうえにお土産までいただき、恐悦至極に存じます

★そば処 大吉田
 所在:東京都港区西新橋1-9-8南佐久間ビル1階
 電話:03-6206-1660
 品代:突出し550円、千歳盛385円、青森県産大トロ〆さば220円、青森県産本鮪中とろ220円、マルスワイン シルバー<白>385円、かき揚げ220円、春菊かき揚げ220円、マルスワイン シルバー<赤>385円、名物ぶっかけ1,000円

グラサラ 神楽坂(新宿区神楽坂)の「ランチセット」等

2024年11月01日 | 蕎麦屋(都内)
【令和6年10月某日 調査・登録】
 こちらの店「グラサラ 神楽坂」は、2022年6月に神楽坂でオープンしました。イタリアン風にアレンジされた「つけそば」である「ITAsoba<イタそば>」などの創作料理を提供しています。店名は、イタリア語で「蕎麦粉」を意味する「グラノサラチェーノ」に由来しています。なお、料理の提供には、京都「嘉祥窯」のオーダーメイドの器が使われています。


 本日は「ランチセット」をいただきます。「ドリンク」「前菜の盛り合わせ」「ITAsoba」で構成されています。
 「ドリンク」は、「京都・宇治の緑茶」です。


 こちらは「前菜の盛り合わせ」です。美しい器に盛られた料理は一層美味しく感じられます


 この前菜、お酒のアテに最高です。ということで、ワインをペアリングしてもらいました。前菜には2杯、1杯目は、日本人醸造家がカリフォルニアで作ったワイン「ナカムラ・セラーズ”ノリア”ソーヴィニヨンブラン ベヴィル・ファミリー・ヴィンヤード ロシアンリバーヴァレー」です。フルーツのアロマを主体にしたソーヴィニヨンブランで、とても美味です
                       

 2杯目は、同じくカリフォルニアの白ワインで「ブレッド&バター シャルドネ 2022」です。バニラビーンズ、アーモンドの皮などの豊かな趣があり、クレーム・ブリュレを思わせる香りが特徴です。こちらもとても美味です


 さて、ランチセットのメイン「ITAsoba」をいただきましょう。「緑の葉と、少し生姜を効かせた豚肉のジェノベーゼ」「九条ネギと、カラブリア産辛い唐辛子のペペロンチーノ」「緑の葉と、パルミジャーノチーズとピリ辛アラビアータ」「トリュフ香る、キノコと豚肉の豆乳ポルチーニ」の4種類から1品を選びます。なお、そばは、信州・木曽の田舎蕎麦が使われています。

 こちらは「緑の葉と、パルミジャーノチーズとピリ辛アラビアータ」です。昆布と鰹のかえしをベースにした ニンニクの効いたトマトソースとパルミジャーノチーズのピリ辛な味わいが特徴です。






 「ITAsoba」へのペアリングは、イタリアのオレンジワイン「ボルゴ サヴァイアン オレンジワイン アランサット」です。しっかりと深みのある果実味と心地良い渋みが美味です。


 こちらは「トリュフ香る、キノコと豚肉の豆乳ポルチーニ」です。豆乳ベースでキノコの旨味が効いた濃厚な逸品です。トリュフがたっぷり載っています。








 仕上げは、もちろん「そば湯」です。 


 ごちそうさまでした。和洋折衷の「ITAsoba<イタそば>」等、いずれも美味でした。

★グラサラ 神楽坂
 所在:新宿区神楽坂6-34-4フェリーチェ神楽坂2階
 電話:03-6280-7308
 品代:ランチセット1,500円<ただし、「トリュフ香る、キノコと豚肉の豆乳ポルチーニ」をチョイスした場合は+1,000円>、ワインペアリング3種2,100円