蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

そじ坊(千代田区飯田橋)の「仕上げそば」

2009年02月21日 | 蕎麦屋(都内)
【平成21年2月某日 調査・登録】
 こちらの店「そじ坊」では、美味しい信州そばや郷土料理を味わえます。


 「仕上げそば」は信州そばで、酒と肴を楽しんだ後、その名のとおり仕上げにいただくのがベストです。



 わさびは、客自身が「生わさび」をおろし金ですり下ろすという趣向になっています


 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★そじ坊 飯田橋アイガーデンテラス店
  所在:東京都千代田区飯田橋3-10-9アイガーデンンテラス2階
  電話:03(3239)1388
  品代:仕上げそば580円

居蕎麦家 信州(新宿区新宿)の「せいろ」「大山地鶏南蛮」

2009年02月16日 | 蕎麦屋(都内)
【平成21年2月某日 調査・登録】
 こちら店「居蕎麦家 信州」は新宿駅の駅ビル ルミネエスト内にあり、上級の蕎麦粉で打ったそばや旬の食材を使った肴、地酒等を木と石を基調としたお洒落な空間で楽しむことができます。


 「せいろ」は、厳選した信州産の蕎麦粉から打たれた本格的な二八そばです。汁は鰹節と2週間じっくり寝かして作られた「かえし」で作られ、江戸前風の辛口に仕上がっています。



 鳥取産の地鶏が使われた「大山地鶏南蛮」


 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★居蕎麦家 信州
  所在:東京都新宿区新宿3-38-1ルミネエスト7階
  電話:03(3226)5100
  品代:せいろ700円、大山地鶏南蛮1,200円

こんごう庵(千代田区神田神保町)の「へぎそば」「鴨南そば」

2009年02月15日 | 蕎麦屋(都内)
【平成21年2月某日 調査・登録】
 こちらの店「こんごう庵」では、新潟の「へぎそば」を中心に、越後の地酒や日本海の魚を使った料理など数多くの新潟郷土料理を楽しめます。


 海藻(布海苔)をつなぎに使った新潟名物の「へぎそば」は、通常の小麦粉のつなぎを使ったそばとは一味違った独特の喉越しと歯ざわりがあります。つるつるとした食感が美味です。



 「鴨南そば」


 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★こんごう庵 神田神保町店
  所在:東京都千代田区神田神保町1-18-1千石屋ビル1階
  電話:03(3518)2661
  品代:へぎそば788円、鴨南そば1,029円

玄菱(新宿区天神町)の「重ね」「ごぼう天そば」

2009年02月07日 | 蕎麦屋(都内)
【平成21年2月某日 調査・登録】
 こちらの店「玄菱」の店主は15歳の時より全国の蕎麦屋で修行を重ね、そして現在の店の開店に辿り着いたとのことです。
 そばは国産の蕎麦を使い、店内の蟻巣臼で挽き、毎朝、店主が打っています。


 「重ね」は二種類のそばを楽しめます。上の「せいろ」は外二で打たれています。舌触りが良く強いコシがあります。そして、下の「田舎」は、つなぎを一切使用せず、黒々と極太に切られています。


 「せいろ」

 
 「田舎」は極太で、普通のそばのようにツルツルとノド越しよく運ぶ訳にはいきません


 「ごぼう天そば」は、ごぼう天が別皿にてんこ盛りで付いてきます。




 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★玄菱
  所在:東京都新宿区天神町2番地
  電話:03(3267)5122
  品代:重ね1,000円、ごぼう天そば1,300円

出羽香庵(千代田区霞が関)の「大板そば」「いも煮」「天ぷら皿盛」等

2009年02月03日 | 蕎麦屋(都内)
【平成21年2月某日 調査・登録】
 こちらの店「出羽香庵」は、慶応年間に創業したという山形一の老舗蕎麦屋「庄司屋」の姉妹店です。
 もともとは近隣にあった山形県のアンテナショップ「山形プラザゆとり都」内にありましたが、平成20(2008)年10月、現在地に単独で移転してきました。


 さて、寒い冬、まずは熱燗です。「出羽桜一耕」は上品でクセのないサラっとした酒です。


 山形といえば、そう、「いも煮」です。じっくり煮込まれ、実に美味です。


 「天ぷら皿盛」


 そばは、山形産「でわかおり」を中心とした国産蕎麦粉を石臼で荒挽きし、蕎麦粉十割とつなぎ一割の「といち」で打っています。また、つけ汁は、土佐鰹の本節、利尻昆布、蔵王水で作られているそうです。
「板そば」は、山形名物の田舎そばで、太くて色が黒く、香り豊かでコシが強く、野性味あふれ、ボリューム満点です。



 店内に掲げられた「蕎麦八徳」の書


 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★出羽香庵
所在:東京都千代田区霞が関3-3-2新霞ヶ関ビル1階
電話:03(3504)8715
品代:熱燗(出羽桜一耕)2合800円、いも煮(大)800円、天ぷら皿盛1,100円、大板そば1,300円