【平成30年3月某日 調査・登録】
こちらの店「かんだやぶそば」は、明治13(1880)年創業の老舗蕎麦屋です。幕末の名舗「団子坂蔦屋」の淡路町店を創業者の堀田七兵衛氏が譲り受けて営業を始め、明治時代の後期に団子坂本店が廃業したため、藪蕎麦本店の看板を受け継いで、今日に至っています。以前の店舗は板塀に囲まれた店構えで料亭風の風情あるしつらえとなっていましたが、平成25年2月に発生した火災により焼失しました。そして、平成26年10月、見事に店舗営業の再開を果たし、その後は連日のようにファンによる長蛇の列ができています。
《前回のこちらの店の調査・登録:やきのり・かまぼこ・天たね・せいろうそば等》
店舗の2階は、接待や法事等に利用できるコース料理専用の個室があります。
部屋からは庭も眺めることができます。
さてさて、まずはビールで喉を潤しましょう。
かんだやぶそばさんには何度も来ていますが、本日ははじめてのコース料理「団子坂御膳」をいただきます。全8品で構成されています。
まず一品目は「先八寸」で「五菜盛り合わせ」です。そばずし・帆立香味焼き・自家製ねりみそ・うどの酢みそあえ・こごみとたらの芽天ぷらで構成されています。お酒のアテに最高です。
二品目は「椀物」で「白魚そば」です。
美味しい料理でお酒も進みます。お替りは日本酒「菊正宗 特撰」です。菊正宗はいつ飲んでも美味しく、ハズレがありません。
三品目は「お凌ぎ」で「そばがき」です。これは1階の普段のメニューにはありません。独特の食感とノド越しが秀逸です。
四品目は「焼物」で「あいやき」です。合鴨と千寿ねぎです。
美味しい料理でさらにお酒も進みます。お替りは豊島屋さんの「金婚 純米無濾過原酒 十右衛門」です。フルーティーでまろやかな味わいが美味です。
五品目は「蒸物」で「茶碗蒸し」です。芝海老・合鴨・穴子・銀杏・椎茸・みつばが入っています。「和」の味わいが最高です。
六品目は「揚物」の「天たね」で、芝海老を高温の濃口胡麻油でかき揚げにしています。これは絶品です。
そして、七品目は「食事」で「せいろうそば」です。「せいろうそば」は蕎麦粉10:小麦粉1の割合で打たれ、主に内地産の最上級粉が使われています。また、クロレラを使って色味を出しています。汁は昆布・鰹節だしの辛口でコクがあります。ツヤツヤしたそばを、濃い目の汁に少しだけ浸してズズッといただくと、蕎麦の風味がほんのり香り、幸せな気分になります。
美味しい「そば湯」もいただきました。
そして、仕上げの八品目は「菓子」で「そばまんじゅう」です。
美味しいコース料理とお酒を堪能できました。ごちそうさまでした。
★かんだやぶそば
所在:東京都千代田区神田淡路町2-10
電話:03(3251)0287
品代(外税):生ビール(エビス)580円、団子坂御膳8,000円、菊正宗 特撰(1合)770円、金婚 純米無濾過原酒 十右衛門(4合瓶)3,800円
こちらの店「かんだやぶそば」は、明治13(1880)年創業の老舗蕎麦屋です。幕末の名舗「団子坂蔦屋」の淡路町店を創業者の堀田七兵衛氏が譲り受けて営業を始め、明治時代の後期に団子坂本店が廃業したため、藪蕎麦本店の看板を受け継いで、今日に至っています。以前の店舗は板塀に囲まれた店構えで料亭風の風情あるしつらえとなっていましたが、平成25年2月に発生した火災により焼失しました。そして、平成26年10月、見事に店舗営業の再開を果たし、その後は連日のようにファンによる長蛇の列ができています。
《前回のこちらの店の調査・登録:やきのり・かまぼこ・天たね・せいろうそば等》
店舗の2階は、接待や法事等に利用できるコース料理専用の個室があります。
部屋からは庭も眺めることができます。
さてさて、まずはビールで喉を潤しましょう。
かんだやぶそばさんには何度も来ていますが、本日ははじめてのコース料理「団子坂御膳」をいただきます。全8品で構成されています。
まず一品目は「先八寸」で「五菜盛り合わせ」です。そばずし・帆立香味焼き・自家製ねりみそ・うどの酢みそあえ・こごみとたらの芽天ぷらで構成されています。お酒のアテに最高です。
二品目は「椀物」で「白魚そば」です。
美味しい料理でお酒も進みます。お替りは日本酒「菊正宗 特撰」です。菊正宗はいつ飲んでも美味しく、ハズレがありません。
三品目は「お凌ぎ」で「そばがき」です。これは1階の普段のメニューにはありません。独特の食感とノド越しが秀逸です。
四品目は「焼物」で「あいやき」です。合鴨と千寿ねぎです。
美味しい料理でさらにお酒も進みます。お替りは豊島屋さんの「金婚 純米無濾過原酒 十右衛門」です。フルーティーでまろやかな味わいが美味です。
五品目は「蒸物」で「茶碗蒸し」です。芝海老・合鴨・穴子・銀杏・椎茸・みつばが入っています。「和」の味わいが最高です。
六品目は「揚物」の「天たね」で、芝海老を高温の濃口胡麻油でかき揚げにしています。これは絶品です。
そして、七品目は「食事」で「せいろうそば」です。「せいろうそば」は蕎麦粉10:小麦粉1の割合で打たれ、主に内地産の最上級粉が使われています。また、クロレラを使って色味を出しています。汁は昆布・鰹節だしの辛口でコクがあります。ツヤツヤしたそばを、濃い目の汁に少しだけ浸してズズッといただくと、蕎麦の風味がほんのり香り、幸せな気分になります。
美味しい「そば湯」もいただきました。
そして、仕上げの八品目は「菓子」で「そばまんじゅう」です。
美味しいコース料理とお酒を堪能できました。ごちそうさまでした。
★かんだやぶそば
所在:東京都千代田区神田淡路町2-10
電話:03(3251)0287
品代(外税):生ビール(エビス)580円、団子坂御膳8,000円、菊正宗 特撰(1合)770円、金婚 純米無濾過原酒 十右衛門(4合瓶)3,800円