蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

麓屋(新宿区西新宿)の「百薬蕎麦」「小海老とアボガドのサラダ蕎麦」

2010年01月31日 | 蕎麦屋(都内)
【平成22年1月某日 調査・登録】
 こちらの店「麓屋」は、新宿の京王プラザホテル内にある本格信州蕎麦と創作料理が味わえる店です。
 長野県木曾郡開田村にある料理旅館「ふもと屋」のもてなしの心を東京でも堪能いただこうと、青山、丸の内、そしてこちら(新宿)に計3店舗を展開しているそうです。


 「百薬蕎麦」は、みょうが・大葉・長葱などの季節の野菜(薬味)が満載されたヘルシーなそばです。シャキッとした食感が新鮮です。





 「小海老とアボカドのサラダ蕎麦」は、サラダ感覚でいただく新趣向のそばです。アボガドが妙にそば汁に合います。





 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★麓屋 京王プラザホテル店
  所在:東京都新宿区西新宿2-2-1京王プラザホテル1階
  電話:03(3344)2885
  品代:百薬蕎麦1,155円、小海老とアボガドのサラダ蕎麦1,260円

本むら庵 荻窪本店(杉並区上荻)の「せいろそば」「田舎そば」「生湯葉そば」

2010年01月23日 | 蕎麦屋(都内)
【平成22年1月某日 調査・登録】
 こちらの店「本むら庵」は大正13(1924)年に創業した老舗蕎麦屋です。今では珍しくない自家製粉を蕎麦屋で初めて始めた店として有名です。
 こちらの店では、「挽きたて」の原点である石臼挽き自家製粉にこだわり、自ら低温保存している国内産の良質な玄蕎麦をその日打つ分だけ石臼で挽いています。
 こちらの玄蕎麦は粗く挽かれています。粗く挽くと蕎麦本来の味や香りが出ますが、つながりにくくなりますので、11~12月の新そばの季節なら9割そば、それ以外の時期は8~8.5割そばにしているそうです。


 玄関を入ると左手に大きな「そば打ち場」が有ります。


 「せいろそば」は、挽きたて・打ちたて・茹でたてで、蕎麦が本来持っている香りと味を堪能できます
 汁には極上の本節が使われ、奥行きのある味わいがそばの旨みを引き立てています。また、本山葵が丸ごと供され、自分でおろします。おろしたての山葵の風味が絶品です。




 挽きぐるみの「田舎そば」は蕎麦の香りや食感を堪能できます。



 「生湯葉そば」は、日光から直送される生湯葉が使われています。生湯葉の食感や風味が上質のそばや汁と融合し、得も言われぬ味わいを創り出しています



 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★本むら庵 荻窪本店
  所在:東京都杉並区上荻2-7-11
  電話:03(3390)0325
  品代:せいろそば735円、田舎そば840円、生湯葉そば1,155円

明月庵ぎんざ田中屋本店(中央区銀座)の「牡蠣南蛮蕎麦」「御膳せいろ」

2010年01月16日 | 蕎麦屋(都内)
【平成22年1月某日 調査・登録】
 こちらの店「明月庵ぎんざ田中屋本店」は、銀座6丁目のソニー通りにある手打ち蕎麦屋です。


 「牡蠣南蛮蕎麦」は、三陸産の牡蠣が辛口の汁でほどよく炊かれ、その旨味と磯の風味が存分に引き出されています。牡蠣のコクが溶け出した汁とプリプリの大粒牡蠣、そして舞茸、椎茸と一緒にいただくそばはこの季節だけの極上の味わいを醸し出しています




 「御膳せいろ」には、最高級の玄蕎麦をこちらの店特製の石臼で挽いた粉が使われています。また、汁には上質の鰹節がふんだんに使われ、苦みや雑味のないすっきりとした味に仕上げられています。



 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★明月庵ぎんざ田中屋 本店
  所在:東京都中央区銀座6-6-19
  電話:03(3571)8228
  品代:牡蠣南蛮蕎麦1,890円、御膳せいろ780円

角平(神奈川県横浜市西区平沼)の「つけ天」「つけとろろ」

2010年01月11日 | 蕎麦屋(都外)
【平成22年1月某日 調査・登録】
 こちらの店「角平」は、昭和25(1950)年の創業で、「角平」という店名の由来は「平沼の角」に所在するためだそうです。
 こちらの店は「名代 元祖つけ天」で有名です。天ぷらもそばも美味しくいただくために、冷たいそばを温かい汁でいただくのが「つけ天」です。


 さて早速、元祖の「つけ天」をいただきます。熱々で濃い口のつけ汁に豪快なサクサクの海老天が浸かっています。そして、そばは特製の手揉みでコシがあります。




 こちらは「つけとろろ」です。




 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★角平
  所在:神奈川県横浜市西区平沼1-36-2
  電話:045(321)4341
  品代:つけ天1,150円、つけとろろ850円

謹賀新年

2010年01月01日 | その他
【平成22年元旦】
 あけましておめでとうございます。   

 昨年は当ブログ「蕎麦遺産」をご愛読いただき誠に有り難うございました。
 本年が皆々様にとって素晴らしい一年となりますよう心より祈念申し上げます。