蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

蕎麦練り屋 文楽(新宿区神楽坂)の「蕎麦御膳」

2009年08月29日 | その他
【平成21年8月某日 調査・登録】
 こちらの店「蕎麦練り屋 文楽」は、石畳みの路地と黒塀がピタリと似合う神楽坂料亭街の中にあり、四季折々の手作りの肴、炙った干物、錬り天、蕎麦で美味しいお酒をいただけます。


 「蕎麦御膳」は、せいろ又はかけ・刺身・とろろ・惣菜・ご飯・漬物・甘味・珈琲で構成されています。
 そばは山形産の蕎麦粉をブレンドして打たれているとのことですが、太さの割にコシが強く、表面がツルっとした仕上げになっています。


 こちらは「せいろ」です。


 こちらは「かけ」です。


 仕上げは勿論「そば湯」ですが、本日はさらに「コーヒー」までいただき店をあとにしました。


★蕎麦練り屋 文楽
  所在:東京都新宿区神楽坂3-1クレール神楽坂Ⅱ 1階
  電話:03(3266)1230
  品代:蕎麦御膳1,000円

酢重正之 楽(千代田区丸の内)の「海鮮あられそば」「もりそば」

2009年08月15日 | 蕎麦屋(都内)
【平成21年8月某日 調査・登録】
 こちらの店「酢重正之 楽」は、同じ新丸の内ビルディングの5階で「酢重ダイニング」などを経営する信州の味噌醤油屋「酢重正之商店」が、気楽に立ち寄れる新業態店としてオープンしました。店頭では、酢重正之商店の味噌や醤油なども販売しています。


 こちらの店のそばはすべて「冷」と「温」があり、「冷」は「かけ」のスタイルで、「温」は「つけ」のスタイルでいただきます。
 「海鮮あられそば」は小海老や野菜のサクサクっとしたかき揚げが載っています。親会社が味噌醤油屋ですから、汁が旨いのは当然ですが、かき揚げが実に美味です。具も衣も揚げ具合もすべてがグッドです。
 そばも太麺で白胡麻の風味や食感と絡みながら、そして、こちらの店自慢の醤油の風味とも融合し、豊かな味わいを醸成しています。





 「もりそば」は「冷」すなわち、「かけ」のスタイルでいただきました。「冷」は麺がよく締まっています。


仕上げに「そば湯」をいただき、「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★酢重正之 楽
  所在:東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ノ内ビルディング地下1階
  電話:03(5218)5050
  品代:海鮮あられそば880円、もりそば650円

主水(新宿区下宮比町)の「森羅万象そば」「せいろ」

2009年08月12日 | 蕎麦屋(都内)
【平成21年8月某日 調査・登録】

 こちらの店「主水(もんど)」は、飯田橋駅近くにあり、打ち立てのそばと全国から取り寄せられた山海の珍味を賞味できます。


 「森羅万象そば」は、種物の種をすべて載せたそばです。
 納豆・大根おろし・オクラ・錦糸卵・ワカメ・海苔・ミョウガ・カイワレ・えび天・油揚げ・つくね(のようなもの)が載っています。それぞれの種の味が違うため、様々な味わい・食感を楽しむことができます。
 森羅万象とは「宇宙に存在するありとあらゆる事象」のことですから、ネーミングは少し大袈裟ですね





 こちらは「せいろ」です。こちらの店のそばは、信州産の極上蕎麦粉を100%使って石臼で挽いて打っているとのことです。



 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★主水
  所在:東京都新宿区下宮比町2-28飯田橋ハイタウン1階
  電話:03(3260)4152
  品代:森羅万象そば1,260円、せいろ630円

中村屋(新宿区神楽坂)の「せいろ」「田舎」

2009年08月09日 | 蕎麦屋(都内)
【平成21年8月某日 調査・登録】
 こちらの店「中村屋」は、以前、すぐそばの新宿区筑土八幡町にありましたが、平成19(2007)年12月に現在の場所に移転してきました。創業は大正6(1917)年という老舗蕎麦屋です。


 「せいろ」はノド越しがよく、汁や薬味も美味しく、基本ができたそばです。



 「田舎」は「せいろ」と麺の太さはさほど変わりませんが、ゴワッ・ボソッとした食感が特徴です。



 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★中村屋
  所在:東京都新宿区神楽坂5-7
  電話:03(3260)1006
  品代:せいろ650円、田舎750円