蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

美濃屋文右衛門(千代田区富士見)の「重あい鴨」

2010年04月30日 | 蕎麦屋(都内)
【平成22年4月某日 調査・登録】
 こちらの店「美濃屋文右衛門」は、「重(かさね)そば」で有名な蕎麦屋です。


 「重あい鴨」は、店内にある案内によれば、ランチタイム時、直営5店舗のお客さんの半数以上が注文するという一番人気のメニューだそうです。
 3枚の「重そば」と「鴨汁」、そして薬味に「海苔」「胡麻」「葱」「鶉卵」が付きます。「鴨汁」は滋味あふれる味わいが素晴らしいです。




 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★美濃屋文右衛門 飯田橋店
  所在:東京都千代田区富士見2-2-9OSビル2階
  電話:03(5211)7905
  品代:重あい鴨890円

松匠(千代田区富士見)の「もりそば」「つけ麺蕎麦」

2010年04月29日 | 蕎麦屋(都内)
【平成22年4月某日 調査・登録】
 こちらの店「松匠」は、早稲田通りに面したビルの1階にあり、石臼「十割蕎麦」・鴨料理・マクロビ料理などを標榜しています。


 「もりそば」は、太さがピタリと揃い、表面もツルっとしています。とても十割の手打ちといった感じがしないほど上品で、のど越しも滑らかです。



 「つけ麺蕎麦」は、「豚バラ肉のしゃぶしゃぶ風味」との副題が付いています。つけ汁の豚が実に旨く秀逸の出来上がりです




 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★松匠
  所在:東京都千代田区富士見1-9-21
  電話:03(6902)2410
  品代:もりそば735円、つけ麺蕎麦900円

蕎楽亭(新宿区神楽坂)の「ざるとこづゆ」「おろし」「若鮎天ざる」

2010年04月11日 | 蕎麦屋(都内)
【平成22年4月某日 調査・登録】
 こちらの店「蕎楽亭」はミシュラン(2010)の星★に輝く、数少ない蕎麦屋の一店です。神楽坂毘沙門天の裏手にあり、蕎麦通にはよく知られた店です。店主の長谷川健二氏は福島県会津のご出身で、蕎麦の名店として有名な千代田区猿楽町の「松翁」で修行を積まれた後、市ヶ谷で独立開業されたのち、平成17(2005)年にこちらに店舗を移されました。
 《前回のこの店の調査・登録:二色そば、深山そば、そば茶アイス



 「ざるとこづゆ」は、会津の郷土料理である帆立だしの具沢山のお吸い物が付いたざるそばです。お吸い物には貝柱・きくらげ・里芋・人参・豆麩・ちくわ・銀杏・シラタキが入っています。「ざる」はさすがにミシュランの星★に輝く名店だけあって、のど越し・歯ごたえともに冴えた逸品に仕上がっています




 こちらは「おろし」です。




 こちらは「若鮎天ざる」です。鮎の苦みが蕎麦の旨みを一層引き出します。




 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★蕎楽亭
  所在地:東京都新宿区神楽坂3-6神楽坂館1階
  電話:03(3269)3233
  品代:ざるとこづゆ1,200円、おろし1,000円、若鮎天ざる1,500円