蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

十和田(台東区浅草)の「暮坪そば」「もりそばとミニ天丼」

2012年08月26日 | 蕎麦屋(都内)
【平成24年8月某日 調査・登録】
 こちらの店「十和田」は、下町風情が漂う浅草「すしや通り」に所在する蕎麦屋です。


 こちらの「暮坪そば」は、岩手県遠野の伝統野菜「暮坪かぶ」のおろしでいただくそばです。ピリっと辛いかぶのおろしがそばの味を引き締めています。蕎麦粉は十和田湖周辺の山岳地方で契約栽培されたものが使われているそうです。




 こちらの「もりそばとミニ天丼」は、もりそばとミニ天丼のセットです。揚げ油は太白油と胡麻油をブレンドしたものが使われているそうです。カリっと揚がっており実に美味です。




 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★十和田
  所在:東京都台東区浅草1-13-4
  電話:03-3841-7375
  品代:暮坪そば950円、もりそばとミニ天丼1,200円

十八割蕎麦(文京区湯島)の「十八割蕎麦」「健康茶蕎麦」

2012年08月19日 | 蕎麦屋(都内)
【平成24年8月某日 調査・登録】
 今日は東京大学の本郷キャンパスを散策した後、学業の神様として名高い「湯島天神」を参拝しました。


 湯島天神のすくそばにあるのがこちらの店「十八割蕎麦」です。湯島天神工房などで活動を展開する「日本そば打ち名人会」のそば打ち名人が経営する店で、平成24年6月に開店しました。


 まずいただいたのが「ダッタン蕎麦茶」です。通常の蕎麦よりもルチンが豊富で健康にとてもよい蕎麦茶です。


 こちらは屋号にもなっている「十八割蕎麦」です。十八割蕎麦って?十割以上の蕎麦なんてないんじゃないの?
 実はこの「十八割蕎麦」は、「手打ち十割蕎麦」と「発芽蕎麦八割(+お米二割)の炊き込みご飯」のセット(10+8=18)のことでした。蕎麦粉は都知事登録の新鮮・安全・安心なものが使われ、石臼挽きで自家製粉されています。さすがに「日本そば打ち名人会」の打つ十割そばだけあって香り・食感・ノド越しが最高です。また、発芽蕎麦八割の炊き込みご飯は、鰹節のカケラや枝豆も入り、食感・味わいともによいヘルシーな逸品です




 こちらは「健康茶蕎麦」です。京都の宇治茶を使った手打ちそばです。茶の香りが豊かで色合いも鮮やかです



 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★十八割蕎麦
  所在:東京都文京区湯島2-33-6
  電話:03-6803-0802
  品代:十八割蕎麦1,350円、健康茶蕎麦1,050円

そばダイニング 玄(千代田区丸の内)の「モッツアレラチーズの揚げ出し」「仕上げ二八蕎麦」等

2012年08月18日 | 蕎麦屋(都内)
【平成24年8月某日 調査・登録】
 こちらの店「そばダイニング 玄」は、日本レストランエンタプライズが本年6月4日にオープンした店です。ニューヨークの老舗レストラン「レストラン日本」と「そば日本」で人気のある「そばサラダ」を提供しています。「そばサラダ」は、本格二八そばをたっぷりのサラダと特製ドレッシングでいただくスタイルです。


 まずは「お通し」で日本酒「浦霞」をいただきました。心地よい香りとしっかりした米の旨味が爽やかです。


 こちらは「モッツアレラチーズの揚げ出し」です。何ともいえぬ食感が美味です。映像は半分にしたものです。



 こちらはミディアムの「赤ワイン」です。


 今日はこちらの店の定番「そばサラダ」ではなく「仕上げ二八蕎麦」をいただきました。こちらの店のそばは、製粉・製麺・茹で・急速冷凍までを8時間以内に素早く実行することで、そばが持つ本来の香りと独特な食感を損なわないようにしているとのことです。蕎麦粉に特許食材をプラスした「冷凍茹でそば」でクイックな提供が行われています。しっかりとした食感があってノド越しのよいそばです。



 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★そばダイニング 玄
  所在:東京都千代田区丸の内1-10-10
  電話:03-3218-8533
  品代:お通し400円、浦霞(グラス)700円、モッツアレラチーズの揚げ出し480円、赤ワイン(グラス)450円、
     仕上げ二八蕎麦480円

江戸蕎麦 ほそ川(墨田区亀沢)の「煮穴子」「せいろ」「冷かきそば」等

2012年08月05日 | 蕎麦屋(都内)
【平成24年8月某日 調査・登録】
 今日は「二条城展」を観に江戸東京博物館にやってきました。世界遺産である二条城の障壁画30面が一堂に展示されている一大企画です。


 鑑賞後に寄ったのが、江戸東京博物館の直ぐ近くにある蕎麦屋「ほそ川」です。「ほそ川」は「ミシュランガイド東京2012」で★に輝いた数少ない蕎麦屋の一つで、細川貴志店主が経営しています。


 入店まで数十分待たされ、喉も渇きましたので、まずは「エビス」です。


 ビールは、こちらの「煮穴子」を肴にしていただきました。とても柔らかく煮込まれた穴子は、醤油少な目の味付けですが、それが素材の味をとても生かしていると思います


 さて、本命のそば「せいろ」です。店主が何軒もの農家に足を運んで選んだという蕎麦は薫り高く、挽きたてで新鮮です。十割蕎麦でしっかりとしたコシがあり、ノド越しも爽やかです



 さて、こちらは驚きの「冷かきそば」です。夏季限定の冷そばですが、何が驚きか・・・この牡蠣の大きさをご覧ください大きいだけで大味という訳では決してありません。牡蠣のエキスがギッシリと濃縮された旨味たっぷりの超大粒牡蠣です。真夏に冷たいそばとともに味わう牡蠣というのもオツなものです。また、冷たい汁も牡蠣のエキスと一体となって実に美味です。最後の一滴まで飲み干せます。



 そして至福の仕上げは勿論「そば湯」です。ほそ川の「そば湯」は濃厚でトロっとしており、まるでポタージュのようです。「ごちそうさま」で店をあとにしました。



★江戸蕎麦 ほそ川
  所在:東京都墨田区亀沢1-6-5
  電話:03-3626-1125
  品代:エビスビール(小)750円、煮穴子900円、せいろ1,050円、冷かきそば1,950円

つけ蕎麦 安土(新宿区高田馬場)の「鶏つけ蕎麦」「ごまだれつけ蕎麦」

2012年08月04日 | 蕎麦屋(都内)
【平成24年8月某日 調査・登録】
 こちらの店「つけ蕎麦 安土」は、旧来の日本蕎麦の賞味方法とは一線を画す方法でそばを提供する今はやりのニューウェーブ蕎麦屋です。


 こちらの店の定番が「鶏つけ蕎麦」です。挽きたてで太めの田舎風二八蕎麦をスープにつけていただきます。スープは野菜・魚介系・動物系の食材を長時間煮込み、ピリ辛の特製ラー油や山椒などの香辛料で風味づけされています。濃厚なピリ辛スープと太め田舎風蕎麦の相性は抜群です。また、スープに入った鶏の香味揚げも実に美味です
 なお、日本蕎麦の量は並300g・中400g・大500gの中から追加料金なしで選ぶことができます(映像は「大」です)。また、テーブルには「山椒」「黒酢」「生卵」「天かす」「摺り胡麻」などのトッピング材料(無料)が置かれています。




 こちらはテーブルに置いてあるトッピング材料のひとつ「摺り胡麻」です。


 こちらは夏の定番メニュー「ごまだれつけ蕎麦」です。冷たい「ごまだれつけ汁」が暑い夏にピッタリです。こちらの蕎麦の量は「並」です。




 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★つけ蕎麦 安土 高田馬場本店
  所在:東京都新宿区高田馬場4-18-9
  電話:03-3227-9886
  品代:鶏つけ蕎麦780円、ごまだれつけ蕎麦850円