INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

続・ひっそりと(43)

2016年05月24日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡市城南区の「干隈一丁目」バス停。


東に向けて福大前行きが一日3本、


西に向けて西新方面行きが一日2本(いずれも平日のみ)であり、とてもひっそりとしているが、かつては、「14番」の干隈一丁目経由の便(早良営業所~干隈一丁目~七隈四角~茶山~六本松~天神方面)が数多く運行されており、一時期「3番」の支線(椎原・曲渕~福大病院)がここを走っていたこともあった。

「干隈一丁目」は、過去の記事で、

“干隈一丁目と干隈は現在は別の停留所だが、以前はどちらも「干隈」であり、飯倉営業所があった頃(廃止後しばらくの間も)は、飯倉行きもあった。
飯倉発着のバスが早良街道上の「干隈」のみに止まり、福大通り上のバス停に止まらないのが不便なことから、福大通り上の「干隈」を「干隈一丁目」として、どちらにも止まるようにした経緯があったと思う。
ただ現在では、「干隈一丁目」には平日2.5往復しか走っておらず、便利も不便もあったものではないのだが…。”


と書いた通り、福大通り経由の「14番」に、(飯倉ではなく)野芥方面に向かうものができた際に設置されたものである(当初は「干隈」の乗り場の一つとしてスタート)。


バス停前の商業施設は、もともと「干隈ショッピングセンター」としてスタートし、その後、寿屋系の「キッド」などを経て、現在は「レッドキャベツ」。


福大通りは、この先の干隈三差路で、早良街道に突き当る。
反対に行くと、福岡空港国際線ターミナルまで一直線(通りの名前は、福大通り→大池通り→きよみ通りと変わっていきますが)。

外環状道路に対して、この「干隈~福岡空港国際線」のラインは“中環状道路”という感じ(“内環状道路”は 城南線住吉通りでしょうか)。
「軸」として見た場合、非常に重要な役割を果たしている道路なので、「干隈で突き当たって終わり」というのは非常にもったいなぁと昔から思っている。
次郎丸中学校付近、もしくは、長尾橋本線につなげるなどすれば、早良街道の渋滞緩和にもつながるのでは?と思うのだが、そのような計画は特になし。


こちらは、早良街道上の「干隈」。


都心方面行きの乗り場と、


郊外行きの乗り場が、


ほぼ正対


英字表記は“HOSHIGUMA”だが、


交差点は“Hoshikuma”と違いがある
ちなみに、バス車内の自動アナウンスでは“ほしぐま”。

なお、この付近には、他にも「七隈」「田隈」と、「隈」が付く町があるが、そちらでは「ななぐま」「たくま」という読み方はされていない。

本日で「INSIDE SORAMAME」は11周年を迎えました。
これまでは、毎年それを記念した記事を書いてきましたが、やや面倒になってきたので(笑)、これからはひっそりといかせていただきます。
(つづく)
コメント (2)
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趣に赴く(70)

2016年02月14日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
火の見下。


火の見下。

「松崎何丁目」と言われるよりも、「火の見下」と言われたほうが、位置関係の“説明力”は格段に高い(あくまで個人の感想です)。
このような名称は長く残ってほしいもの。


千早駅までバス停はあと2つだが、


千早駅に行けるバスはごくごくわずか(当該路線については「流通センター西」の記事を参照のこと)。
福岡空港からの千早駅方面への試行運行路線がそこそこの本数走っていたこともあったが、ここから乗ることはできなかった


反対方向は、天神行きの「24C」がたくさんと、流通センター方面の「3番」が少しだけ。


上段が「24C」、下段が「3番」の停車停留所。

24C」は、東部地区の都市高速路線にアルファベットが付いた当初から走っている。
当時は一日数本だったが、現在は八田団地舞松原若宮田地区から天神へのメイン路線に成長。
503番」や「新宮急行」などと同じく、“絶妙なルート設定で都市高速に乗るまでにうまく客を集める路線”という印象(あくまで個人の感想です-2)

バス停が立っているのは、国道3号博多バイパス(福岡市の都市計画道路としての名称は別府香椎線)。


山荘通り方面と、


オークタウン入口方面(笑)。

この記事の時刻表の頃からは、比べ物にならないくらい道が広くなりました。
(つづく)
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趣に赴く(69)

2015年10月24日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
長いバス停上屋。


といえば、「名島」。
交差点改良で、この上屋の存続も危うくなるような予感が少ししたため、とりあえず保存。


現在は、乗り場にバスが並んで停車することはあまりないが、それでもこれだけの本数。


「26番」が1時間当たり6本走っていた頃に比べればかなり減っているとは思いますが。


名島発電所(現在の名島運動公園)に至る引込線跡の道路。


角の土産店は、名島駅で降りて名島城跡へ向かう観光ルートの名残りと推測。


こちらは、西鉄貝塚線の「名島」~「千早」駅方面への新道。
2010年3月以降、「4番」のルートになっています。
(つづく)
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続・ひっそりと(42)

2015年09月19日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
西鉄五条駅から出る、


「無番」の原営業所行き。


いわゆる「出入庫」というものにカテゴライズされると思うのだが、いきいき情報センター星ヶ丘方面に向かわず、五条方面に向かう唯一の路線であり、西鉄バスのネットワークという観点でみると結構重要な役割を果たしていて、本数は少ないもののなかなか光る存在。


まあ、「まほろば号」も含めて考えれば、そういう視点も埋もれてしまうのですが。
(つづく)
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趣に赴く(68)

2015年09月08日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
両側を寺に挟まれたバス停、


「本町四ッ角」。


我が道を行く55番」。

“本町”の“四ッ角”であり、町の中心という感じの響きだが、現在の市町村の区域でみると、久留米市(旧三潴町域)と筑後市の境界付近。

西鉄のサイトでは「福岡県筑後市」に所在することとされているが、


実際にバス停が建っているのは久留米市と思われる。
(つづく)
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趣に赴く(67)

2015年08月28日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
おかげさまで本日、一つ年齢を重ねます。

ただ、「4月1日生まれの子どもは、4月1日午前0時ではなく、前日の3月31日の深夜12時に年齢が1つ加算される(3月31日に加齢される)ため、早生まれになる」…という現実からすると、「一つ年齢を重ねる」のは8月27日である…というのは毎年書いている決まりごと(笑)。

記念日(?)なので、私が昔からお気に入りの「バスの中からの風景」を。

さて、ここは一体どこでしょう…?(特にクイズという訳ではありません)。

ついでに、今後、「バスが通りそうな場所の風景」も。



さて、ここは一体どこでしょう…?(特にクイズという訳ではありません)。
(つづく)
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続・ひっそりと(41)

2015年05月09日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡県福津市の「大石下」バス停。
手書きの(行先ではなく)「方面表示」はやや珍しいかも。


神湊、勝浦のほうからやってきて、国道495号まであと少しというところで、


右折して、


旧道上のバス停に停車。


現時点では、この区間は、ほぼバス専用道路のような感じ。


須多田(すだた)、大石(おおいし)、生家(ゆくえ)は、主に国道を挟んで反対側の、この付近の集落の名前。
その下の標語の“ミニ御殿”とは、このバス停の待合施設のことですか??


本数は少ないですが、市役所福間駅神湊波止場道の駅むなかた宗像大社東郷駅と、結構いろんなところに行けます
(つづく)
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趣に赴く(66)

2015年04月22日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
城からポンチョ。





バス停。


ポンチョ


近くにはまた別のポンチョ。

連接バスのような大きな仕掛けだけでなく、ポンチョとかハイエースが福岡市の都心部を走る…といったきめ細かさもあるといいと思った春の日
(つづく)
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趣に赴く(65)

2015年04月08日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
散らしの雨。


堅粕一丁目」。


85 千鳥橋」は今はなく、


後を受けた「15番」が、周囲の変化は意に介すことなく今日も淡々と走り続ける。
(つづく)
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趣に赴く(64)

2015年03月27日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
城とポンチョ。
(つづく)
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続・ひっそりと(40)

2014年10月26日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡県宗像市の「吉武口」バス停。


宗像市と岡垣町の境、もっとマクロ的に見ると福岡と北九州の境である城山峠に差し掛かる途中のバス停。

この付近を走行するとき、感覚的には東へ東へ進んでいるつもりなのだが、実際には北に進んでいる(あくまで個人の感想です)


一日数本ひっそりと走る「20番」(赤間営業所~海老津駅)がなくなると、岡垣町は路線バス的には“陸の孤島”となってしまう。


この「お知らせ」は半年以上前のもの。
これも口実に、いずれは路線を廃止にしたい意向かも?と思ったりもしたが、とりあえず現在も運行は継続している。

  
「20番」のこちらの路線図と時刻表は、


赤間営業所のもの
(つづく)
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続・ひっそりと(39)

2014年09月11日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
一日一本だけの「土井営業所」行きが停車。


ここは福岡市東区「舞松原」バス停の「73番」用の乗り場。


反対側は「流通センター、博多駅方面」とあり、なんだかたくさんやってきそうな気配もあるが、


こちらも一日一本だけ(ただし、こちらは土曜日も運行あり)。


バスや人の流れは「舞松原」の交差点から東方向(八田団地、八田遊園地方面)が優勢であり、


バス停前にあったスーパーも、八田団地方向に移転して久しい。


こちらは「舞松原」交差点を千早駅方向に進んだところにある、本数が多いほうの「舞松原」。

「舞松原」の交差点やバス停は、町名としての「舞松原」の南端、JR香椎線の「舞松原」駅はその東端にあり、全く別の場所に位置している。

舞松原の住宅地を走る「舞松原コミュニティバス」的なものも、成立の余地はあると思うのだが、美和台ほどバス空白地帯が広くないし、また、周囲にJR駅が複数あることもあり、なかなか難しいでしょうか。

10月以降、「橋本駅循環ミニバス」はどうなるでしょうか。
おそらく10月1日には、福岡市内でもダイヤ改正が行われるのではないかと思われる(特に根拠はありませんが)。

先日、「区2番」(くのにばん)寺塚経由に変更になる夢を見たのですが、何かの前兆でしょうか??(笑)
(つづく)
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趣に赴く(63)

2014年08月28日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
おかげさまで本日、一つ年齢を重ねます。

ただ、「4月1日生まれの子どもは、4月1日午前0時ではなく、前日の3月31日の深夜12時に年齢が1つ加算される(3月31日に加齢される)ため、早生まれになる」…という現実からすると、「一つ年齢を重ねる」のは8月27日である…というのは毎年書いている決まりごと(笑)。

記念日(?)なので、私がお気に入りの「バス通りの風景」を。

さて、ここは一体どこでしょう…?(特にクイズという訳ではありません)。

かつては双方向にバスが走っていたが、現在では一方向のみにしかバスが走らない場所であり、付近のバス通りの標準的な幅員が以前はこれくらいだったということを今に伝えている。


すぐ近くのこの区間も、似たような境遇を辿った場所であります。
(つづく)
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続・ひっそりと(38)

2014年08月02日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡市城南区の「片江三丁目」バス停。

  
福大前、片江営業所方面の乗り場と、

   
島廻橋油山観光道路六本松南薬院柳橋、博多駅方面の乗り場。

一時間に4本以上のバスの本数があり、特に「ひっそりと」している訳でもないのだが、このバス停には、有史以来、「16番」以外の路線が停車したことがなく(過去の経緯についてはこちらの記事も参照のこと)、天神中心の視点でみると、「レークヒルズ野多目」や「八田小学校前」などと同じく影の薄い存在である(←あくまで個人的な感想です)。

このバス停は「福大通り」上にあるのだが、この先の片江一丁目交差点から先は「大池通り」、さらに清水四ツ角交差点から先は「きよみ通り」となり、以前の記事でも書いたように、道路は一続きであるにもかかわらず通りの愛称は連続していない。

「16番」は「福大通り」を出た後「大池通り」はわずか100mあまりしか通らず(片江一丁目交差点~島廻橋西交差点間)、また、その先の「大池通り」を走る路線は「きよみ通り」には入らず、バス路線的に見ても、道路の連続性は活かされていない。

早良街道の干隈三差路福岡空港国際線ターミナルをつなぐ“ヨコのライン”が、「軸」としてではなく、都心までのルートのうちの一つの「部品」としてしか機能していない現状が惜しいなぁ…といつも思う。
かといって、ここをヨコに貫く路線を作ったとしても、需要や定時性の面で疑問符が付いてしまうのも事実なのですが。
(つづく)
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趣に赴く(62)

2014年07月16日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡県筑前町の「山家道」バス停。


「山家道(やまえみち)」の交差点。
国道386号(日田往還)と国道200号(長崎街道)が交差…していたのは過去の話で、現在は、


二日市方面が県道112号、


飯塚方面が国道200号、


甘木方面は国道200号と386号の重複区間、


筑紫駅方面が県道77号となっていて、

 
直感的にはわかりにくくなっている


筑豊本線(原田線)のガード越しに見る交差点は、その角度といい道幅といい、なんか素敵。
道路が改良されたり、付近にバイパスができたりと、交差点を取り巻く環境も変わったが、街道が交差することによる風格というか品格というか、そんなものがある気がします。

   
朝倉街道二日市方面の乗り場と、

    
甘木、杷木方面の乗り場。

現在は、「40番」「41番」「400番」が運行。
かつては、杷木よりも先の日田、高塚方面、そして、二日市よりも先の博多駅、天神方面まで路線がつながっていた(ルートは異なれど、現在は「400番」が福岡市まで直通しています)。

     
上西山方面の乗り場と、

   
筑紫駅方面の乗り場。

現在は「24番」が運行。
こちらもかつては、上西山よりも先の飯塚方面、そして、筑紫駅よりも先の久留米、八女方面にまで路線がつながっていた。

「40番」の筑紫駅経由がなくなり、「24番」の朝倉街道、JR二日市行きもなくなったため、現在では、「山家道」の交差点を曲がる路線はなく、それぞれの道路を直進するのみ

なお、「上西山~浦の下~山家道~筑紫駅」を運行する「24番」は、ここ「山家道」のみが朝倉郡筑前町に属し、それ以外のバス停は全て筑紫野市に属する
(つづく)
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