INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2016年8月8日ダイヤ改正(1)

2016年07月23日 |   ┣ ダイヤ改正2016
連節バスの試行運行開始は8月8日とのこと。

まずは「天神~ウォーターフロント地区(以下WF)」「博多駅~WF」の2ルートでの運行開始で、「WF~天神~渡辺通一丁目~博多駅~WF」の循環運行は、試行の第2段階として、9月中旬をメドに行うとのこと。

なお、当ブログではこれまで「連接バス」と表記してきたが、「連節バス」という表記が用いられるようなので、今後はそれに従うこととする。
(つづく)
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2016年7月23日ダイヤ改正(2)

2016年07月20日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)
7月23日以降の天神日銀前発の土日祝日の「特急むなかた号」の時刻。
土日祝日は、現行の3本から5本となり、うち1本が神湊波止場まで延伸される。


「宗像大社・道の駅むなかた経由神湊波止場行き系統新設」で何の間違いもないのだが、新設の目的とか活用方法とか、そういう案内が必要なのではないだろうか(別途チラシなどが作成されているのかもしれませんが)。

ちなみに、天神日銀前7時50分発の神湊波止場行きに乗車すると、神湊波止場には8時56分に到着し、神湊を9時25分に出るフェリー「おおしま」に乗って、10時前には大島に着く。

帰りは、以下の2つの選択肢があり。
 大島13時00分→(船)→神湊13時25分、神湊波止場13時35分→(バス)→天神14時43分
 大島14時40分→(船)→神湊15時05分、神湊波止場15時15分→(バス)→天神16時23分


「神湊波止場」の文字がここに入ることになるかも。

以前の記事で、
“波止場、ふ頭、埠頭、渡場、渡船場(とせんば)、渡船場(とせんじょう)、桟橋、フェリーターミナル…と、船が出る場所を表現するコトバにはいろんなバリエーションがある(まあ、全てが同義という訳ではありませんが)”
と書いた。

また、別の記事で、
“「若松渡場」からは、対岸の戸畑へ行く船が出ている。
「若松にある渡船場」なので「若松渡場」、ごく当たり前である。
一方、福岡市西区にある能古島に向かう船が出る渡船場前のバス停は「能古渡船場」であり、「能古に行くための渡船場」という意味である(正式には「姪浜渡船場」のようだが)。
同じような停留所名でも、文字の間に隠れているコトバは異なるのだ”

とも書いた。

神湊波止場」という名称は、趣があって個人的にはあまり変えてほしくはないのだが、天神という「表舞台」に登場させるのであれば、“説明性”や“情報量”の観点から、一工夫が必要ではないかと思う。
「大島行渡船場」とか「神湊・大島行渡船場」とか「神湊波止場(大島行ターミナル)」…みたいな感じで。


(つづく)
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2016年7月23日ダイヤ改正(1)

2016年07月10日 |   ┣ ダイヤ改正2016
7月23日より、「特急むなかた号」の一部が神湊波止場まで延伸。

土日祝日のみ、神湊行きは1本、神湊発は2本で、渡船(大島航路)と接続するもよう。


現在の本数と、


改正後。
道の駅むなかたまでは増便となる。

昨年春の運行開始以降、お客さんがたくさん乗っているのを見たことがない「特急むなかた号」だが(←個人の見解です)、利用拡大につながるでしょうか。


道の駅むなかた」の次は、どこにも停まらずに「神湊波止場」で終点となるようだが、西鉄の難読バス停の代表格「神湊西口」などに停車させてもよかったのでは? と考えてみたり。
(つづく)
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2016年6月18日ダイヤ改正(6)

2016年06月17日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・「2番」関連あれこれ


平日朝の早良高校行きは廃止、

 
厳密には、藤崎からの直通が廃止で、新たに運行される四箇田団地始発の便へ要乗り継ぎ


歯科大病院へ乗り入れる本数のボリュームはこれくらい。


     
バスが通らなくなる区間と、

  
新たにバスが通る区間

   
バス停も移設。


黒ビニール


右の道には行かなくなります。


  
もうひとつの、バスが通らなくなる区間

   
北行きと、

   
南行き。
どちらの乗り場にも、都心行きと郊外行きが停車するバス停でした。

  
この乗り場も廃止に。
(つづく)
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2016年6月18日ダイヤ改正(5)

2016年06月09日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・博多駅前の乗り場変更


博多駅前(博多口地区)の乗り場配置はこんな感じ。
一つの乗り場なのになぜBCD乗り場?という疑問に対する回答はここでは後回しとして、6月18日以降は、概ね以下のように変更となります。

 薬院駅方面に行くもの    …A乗り場→BCD乗り場に変更

 大橋駅方面に行くもの    …BCD乗り場→A乗り場に変更

 中央ふ頭・博多ふ頭に行くもの…E乗り場→F乗り場に変更

 天神方面に行くもの     …現行通り(A乗り場)

 那の川方面に行くもの    …現行通り(BCD乗り場)

 竹下、井尻方面に行くもの  …現行通り(BCD乗り場)

 県庁、九大病院方面に行くもの…現行通り(E乗り場)

「天神方面に向かう連接バス外回りをA乗り場に停めるつもりなので、それに合わせて、天神に行くものだけをA乗り場にしようと思ったけど、それではBCD乗り場との本数のバランスが悪くなるので、大橋方面をA乗り場に持ってきました」
…という感じでしょうか(連接バスの乗り場の件も含め、全て想像です)。

   
A乗り場
渡辺通一丁目交差点を直進して薬院駅方面に向かう路線が停車しなくなり、代わりに、美野島、塩原、大橋方面に向かう「47番」「48番」「48-1番」ときよみ通り経由で大橋駅に向かう「60番」が停車するようになります。

 
BCD乗り場。
六本松動物園自動車免許試験場方面へはここからの乗車に。

 
BとCDで分かれてはいますが、現在は実質的には同じ乗り場。
CDと2つ分カウントされている理由はまた今度。

   
E乗り場
呉服町交差点を右折して、県庁方面に向かう路線のみの停車となります。

 
F乗り場。
新たに「88番」中央ふ頭行きと「99番」博多ふ頭行きが停車。
バス停の上屋が3つ設置されており、中央ふ頭に向かう連接バス内回りはここに停車するのでは?と推定。


ちなみに天神ソラリアステージ前でもバス停上屋を増設中で、天神では連接バスはここに停車するのではないかと推定。
工事期間が「7月20日まで」とあるので、当初の6月運行開始という計画は延びるということでしょうか。


F乗り場から乗ることができるのは、現状は「46番」のみ(降車場として機能しているので、バスはたくさん停まりますが)。


ダイヤ改正後も、「46番」はここに停車。
最短ルートで博多ふ頭に行く「99番」と、天神を回って博多ふ頭に行く「46番」が同じバス停に停車することになってしまうが、「46番」の経路の関係上、どうしてもここに停めるしかないという感じ。
将来的には、「46番」は、博多バスターミナル、祇園町経由になったりするかも。


博多バスターミナル内の乗り場には変更ないもよう。


・バス停名の変更


平尾」→「西鉄平尾駅」
なぜこのタイミング??
(つづく)
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2016年6月18日ダイヤ改正(4)

2016年06月08日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・金武、室見が丘地区のルート変更


これは現在のルート。
金武営業所から四箇田団地方面へは2つのルートがあり(南金武経由と西入部五丁目経由)、これら2つのルートともに、室見が丘の住宅団地内の全てのバス停にまんべんなく停車させるというルート設定がなされている。


そしてこれが新ルート(点線は廃止となるルート)。
「室見が丘二丁目」バス停を廃止することにより(免許維持路線も走らないもよう)、かなりシンプルになり、“室見が丘の住宅団地内の全てのバス停にまんべんなく停車”しなくなる。

住宅団地の開発当初は、バスの行先表示部分に「イトーピア室見が丘」とでかでかと表示することによる宣伝も行われており、団地内にバスがたくさん来ることも売りの一つになっていたのだが、時が経つにつれて寂しくなっていく。
西鉄が開発した住宅団地なのに早々と西鉄バス自体がなくなってしまうところもあるので、それを考えるとまだ恵まれているほうなのかも。

一方で、南金武経由の路線が、南金武と金武の間で新たに「かなたけの里公園入口」を通るルートに変更となる。
「かなたけの里公園入口」は、西鉄の住宅団地コットンヒルズ橋本駅南の最寄りバス停である。
現状は、「1番」が平日8往復、土日は5.5往復だけしかなく不便なのだが、「1番」の金武~羽根戸方面は、福岡市の補助金で維持されている区間なので「1番」は増やしづらいため、このようなルート設定になったのでは?…というのは想像です。


・「2番」の早良高校行きの“分断”

「藤崎→四箇田団地→早良高校」を運行している「広義のエコルライナー」の「2番」が、直通運行でははなくなり、四箇田団地での乗り継ぎが必要となる。

エコルカードを持っていれば、乗り換えたとしても費用はかからないのでいいのもしれないが、もし「直通バスがある」ことを理由にエコルカードを購入した早良高校の学生さんが居たとしたら、ノレノレ詐欺に遭った気持ちなのではないだろうか…と、全く同じことを3年前の別の記事でも書きました。

なお、反対方向「早良高校→四箇田団地→藤崎」は残るようです。

ちなみに、1日1本だけの免許維持路線「四箇田団地→四箇田団地入口→金武営業所」の「無番」は、改正後は平日の昼間に走るようです。


・貝塚方面から来て千鳥橋交差点を右折する路線が「千鳥橋」を通過


該当路線は「4番」「20番」「21番」
理由は「右折時の安全確保のため」とのこと。
なお、公式の案内では「快速4番」の記載もあるが、「快速4番」は、現時点で既に「千鳥橋」を通過している。

「千鳥橋」の各乗り場を取り上げた記事で、

“直進レーンが一つ増え、走行環境がやや改善した「千鳥橋」交差点”

と書いたのだが、車線が一つ増えたことで、さらに右折が難しくなったのも事実。
「46番」のガードくぐりも「JR高架下を通る際、一般車との離合において大変危険な状況でございますので」という理由で廃止となっており、この先、「危険」を理由に廃止となる箇所がたくさん出てくるのではないかと懸念。

「少々危険であっても、使命があるからそこに分け入って行くんだ。危険の回避は、みんなで協力してやってくれ」という時代ではないということでしょうか。
(つづく)
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2016年6月18日ダイヤ改正(3)

2016年06月07日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・「68-1番」の登場

現在は「61番」として運行されている路線のうち、「那珂川営業所→福浜」「九州がんセンター→福浜」を運行するものが、全区間で「68-1番」に番号が変更となる(反対方向は「61番」のまま)。


天神から福浜に行くルートには2種類あるものの、給油センター経由が「68番」、福大若葉高校経由が「61番」と、現時点でも番号で区別が可能であり、また、都心方面に複数の行先がある「61番」も、天神の時点では「1番」(九大前行き)、「W3」(那の津四丁目行き)に番号が変わっているわけなので、「61番」を敢えて「68-1番」に変更する必要性がいまいちわからない。

また、郊外部でも、“若久・中尾地区から天神に行くには「61番」か「161番」”というのが定着しているところに、「68-1番」という全くなじみのない番号のバスがやってくることで、乗客の“取りこぼし”が発生しそうな気もする。

この番号変更の意図がおわかりの方、解説をぜひよろしくお願いします。

・福岡歯科大(歯科大病院)構内への乗り入れ


乗り入れるのは「2番」と「306番」で、今から約35年前まで乗り入れていた北側(歯科大通り)からではなく、南側(県道大野城二丈線)からの乗り入れ(田村団地北口の次が、新設される「歯科大病院」。厳密には、病院構内には、かつて「2-9番」が短期間通っていた東側の道路から乗り入れるのでは?と思われます)。


「原方面~田隈新町~歯科大病院」という運行のみで、「歯科大病院を複乗して四箇田・金武」とか「歯科大病院から野芥方面への新路線」といった展開はないことから、「26A」の光陽台六丁目系統新設にも共通する「途中折り返しによる運用効率向上」の側面もありそう(もちろん、学校や病院の関係者、利用者の利便性向上も企図されているとは思いますが)。

・途中折返し便の増加

光陽台、歯科大以外にも、


114番」と「140番」に、片江営業所まで行かずに福大病院で折り返すものが新設されたり(長い目で見れば「復活」でしょうか)、


新宮急行」に、新宮緑ケ浜(新宮営業所)まで行かずに新宮中央駅東口・IKEA前で折り返すものが増えたり、全体的に「途中折り返しによる運用効率向上」の傾向が見て取れる。

この先、弥永団地行き、拾六町団地(南)行き、新原行きが復活したり、福岡女学院行き、九州がんセンター行き、室住団地行きが増えたり…ということが起こるかもしれません。
(つづく)
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2016年6月18日ダイヤ改正(2)

2016年06月06日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・千早駅~照葉の「1番」マイナーチェンジ

千早駅アイランドシティを結んでいる「1番」のうち、朝に「直行」として運行されている便が、「快速1番」となり、新たに留学生会館前と香椎浜北公園前に停車(冒頭の画像は「こども病院」が抜けていると思われます)。

ただし、留学生会館前については、照葉行きのみが停車で、留学生会館前から千早駅には依然として行くことはできず。

アイランドシティにバスの営業所が設置されることに触れた記事で、

“都市高速道路もアイランドシティに延伸されることが決まっており、この地区に乗り入れる路線が増えていくのは間違いなさそうだが、今後は、天神ではなく千早駅や香椎地区などJRの駅との間を結ぶ路線の動向がどうなるか注目したいところ。”

と書いたが、少しずつ事態は軟化していくのでしょうか。

なお、春のダイヤ改正での速達系統の種別整理に関して、

“次回は、「直行」に手が付けられるでしょうか。”

と書いていたのだが、ここ以外でも「マリノアシティ→天神→博多駅」でも、今回「直行」がなくなる(反対方向の「急行」もなくなり、いずれも福岡タワー経由の「特別快速303番」となる)。
一方で「博多駅→タワー」や「香椎浜→天神」「22N直行」などの「直行」はそのまま。

ただ、方向性としては、市内路線については「特別快速」「快速」「普通」に集約されていく流れなのかも。
(つづく)
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2016年6月18日ダイヤ改正(1)

2016年06月05日 |   ┣ ダイヤ改正2016
6月にダイヤ改正が行われることは予想していたのだが、なんか唐突に、そこそこ規模が大きな改正が発表された感じ(個人の感想です)。

金武・室見が丘地区のルート変更、福岡歯科大への35年ぶり(くらい)のバス乗り入れ、「68-1番」の登場、博多駅前の乗り場再編なども実施されます。

・「26A」光陽台六丁目に乗り入れ

天神と光陽台六丁目を結ぶ架空路線のチラシを6年前に載せたが、それとは異なるルート。


天神→光陽台が平日夜3便なので、反対方向は朝の通勤用かと思いきや、反対方向も夜の発車で通勤には使えず。
「26A」の一部を赤間まで行かせずに、途中で折り返して、効率的に運用しようという感じであり、光陽台の住民のことは考えられていないもよう。

架空の路線を考えたときも、どこで折り返させようかと思ったものの適当な場所が見当たらず、光陽台六丁目が終点になってしまった記憶がある。

幹線」のイメージが強い「26A」には、珍しい「支線」となる(宮地岳線代替は別として)。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(9)

2016年04月09日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)
・雑記1

今回の改正は、例年に比べて、新路線とか新ルートというものがほとんどなく、“既存の路線をいじる”傾向が強かったため、私が書く内容も例年に比べてかなり薄っぺらいものになってしまった気がしている(例年が重厚なのか?と聞かれたらそういうわけでもないのですが)。

冒頭の画像は、そんな中でも、一番の(?)ニュースと思われる、駅南二丁目~(旧)博多消防署前間のガード。


「45番」に加え、「46-1番」も停車するようになった「井尻駅(踏切)」バス停。
「井尻駅(踏切)」とはいうものの、次の「井尻駅前」のほうが踏切には近い気も。


折返し場の前。
かつては、「45番」がここで方向転換もしていた。


笹原駅入口に行くのが「45番」で、「井尻駅北」に行くのが「46-1番」。


ここから都心方面への路線のバリエーションが増えたのはなかなか画期的。


五十川での掲示。
こちらでは「博多消防署前」と「人参公園前」は廃止ではなく休止。


「46番」と「46-1番」、現時点ではいずれも井尻六ツ角行きと雑餉隈営業所行きだが、いずれは違う道を進むことになるのかも。


南区役所前に停車する「特別快速」はなし。


54番」「54-1番」「59番」、現在は薬院大通りと平尾の間で2箇所停車するようになっています。


先日の記事では、
“今回「エコルライナー」については、これまでは「急行」や「快速」という種別が付記されていましたが、これがなくなるようです。停車停留所に変更はないのですが、改正後の時刻表では「普通」と書かれていて…”
と書いたのだが、軌道修正が行われ、結局「快速」などの種別も併記されることとなった。

画像は、西鉄の時刻表サイトの、天神北(3番のりば)の行先一覧の一部だが、こうやって眺めてみると、「経由」の部分の表記内容が、ほぼ破綻している。
末尾の[ ]の中に、いわゆる「種別」が入ることになっているようだが、ここに[都市高速]が入ると、「都市高速を通る快速」などに対応できないし、[ ]の外にも経由地として「都市高速」が出てくるため“都市高速 ヤフオクドーム前[都市高速]”のような変な表記が生まれたり、“☆快速☆都市高速ヤフオクドーム前[特快]”のように結局「快速」なのか「特快」なのかわからない表記もある。

この画面を見て、「該当する路線を選択してくれ」と言われても、利用者にとってはかなり酷なのではないかと思う。

今後も種別を整理していきたいのであれば、「経由」とは別に「種別」の列を作って、そこに[各停][快速][特快][急行][エコル]などの別を表示し、「都市高速」は「経由」地の一つとして表示するようにすべきでは?と思う(それがベストだ!とまでは思いませんが)。

方向幕の時代は、「都市高速」の文字は経由地として表示されていたが、LEDになって、スペースの関係もあり「都市高」の文字が行先番号の上に表示されるようになったことも、「都市高速」が種別のようになってしまった一因かも、というのは余談。
(つづく)

一覧表は修正しました。
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2016年4月1日ダイヤ改正(2)

2016年04月01日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)
4月1日より、太宰府地区から福岡市方面に向け、新たな路線が運行される。

新設されるのは、以下の3路線。

「急行32番」
太宰府→(ノンストップ)→原田橋→(各停)→博多駅

「急行41番」
太宰府→太宰府市役所→政庁前→(ノンストップ)→イオン大野城→(各停)→博多駅

「急行43番」
太宰府→太宰府市役所→政庁前→(ノンストップ)→中(各停)→福岡空港

午後から夕方にかけての運行で、「ぐりーんパス大宰府」や「福岡市内+太宰府ライナー1日フリー乗車券」も利用可能とのこと。
反対方向(太宰府行き)は運行されないようなので、あくまで「太宰府~福岡空港国際線~博多駅」を結ぶ「梅(旅人)」の積み残し対策ということのようだ。
ちゃんと案内がなされれば、「旅人」に乗れなかった人とか、着席したい人は利用するかも。

でも3月26日の改正で、せっかく種別を整理したのに、早くもなし崩しになっている感じも。
(つづく)

記事の日付にご注意ください。
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2016年3月26日ダイヤ改正(8)

2016年03月25日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)
・北九州地区

北九州地区についても、ごくごく簡単に触れておきます。

旧から新へ

戸畑渡場筑鉄香月など、古い拠点は本数が減り、東田地区、星ヶ丘など新しいまちへのシフトが進む。

  
戸畑渡場を出るバスは3割以上の大幅減、「香月快速」の起点は筑鉄香月から星ヶ丘五丁目に。

長から短へ

戸畑や八幡方面から黒崎をまたいで香月までやってくる便がほとんどなくなり、「40番」も八幡で分断され(一部を除き、香月~黒崎~東田と、八幡駅~七条戸畑・若松に)、舞ヶ丘から小倉をまたいで戸畑まで行っていた「5番」が廃止となり小倉(青葉車庫)までの「35番」に。
山路~七条に縮小された「54番」はスピナ高見店前に乗り入れ。

多から少へ

  
小倉~戸畑~黒崎」は「97番」がなくなり「98番」も中央二丁目までの運行となり、一気に多様性がなくなる。
「74番」のレトロ展望室経由は廃止、大手町行きの「13-1番」は廃止。

その他


特別快速1番」は新たに陣山に停車、「10番」のうち下吉田団地は「14番」に、「高速帆柱ケーブル」は「高速皿倉山ケーブル」に。

全体的に、昨年の改正での傾向がより強まった感じ。

・「46-1番」の新ルート


五十川を出て、


井尻一丁目が既存ルート(46番)で、宮武小学校西が新ルート(46-1番)


新道に出て、


すぐに旧道(右)に戻るのが既存ルートで、そのまま新道(左)を進むのが新ルート。


新設バス停2つはいずれも新道上に。
上下の非対称が、調整の難しさを物語る。


「46-1番」、地元の期待も大きいようです。

   
新バス停「宮竹小学校西」と、

    
「井尻駅北」。


笹原方面からやってくる「45番」のルートと合流して、


井尻駅方面へ。


「46番」と「46-1番」のバランスはこんな感じ。
早いうちに逆転が起きそうな感じも。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(7)

2016年03月19日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・種別の変更関連

「急行161番」は、「快速161番」となり、新たに神田町に停車。
天神~九大前間は、引き続き、各停での運行となるが、下り(九大前発)は、明治通りの区間を「快速」で運行すると、他の快速「13番」「51番」「54-1番」などと、停車停留所の相違が生じてしまうことから、市役所北口・アクロス福岡前までは「快速」を掲げずに運行するもよう。
これには、先日「54-1番」に触れた際に述べた「リスク」もあると思われることから、バスの行先部分に【天神から快速】などを表示することが必要かも。
いっそのこと、蓮池や土居町などを非停車にして明治通り区間も「快速」として運行したほうが手っ取り早かった気もするが、それだと、明治通り~渡辺通りの利便性が低下する、という判断なのでしょうか。


そうした工夫もあるものの、同じ「快速」でも停車停留所が違う、という状況は生じてしまう。
呉服町→博多駅では、「3番」と「19番」「39番」では、同じ「快速」でも停車停留所が異なる。
本来なら「3番」は、呉服町で再び「特別快速」に戻さないといけない訳だが、手間や実害なども考えて、あとは、どこまで厳密にやるか、という問題になってくるのかも。


「急行201番」「急行203番」は、「特別快速201番」「特別快速203番」に。
「急行114番」は、「快速114番」に。
いずれも停車停留所は変更なし。
「114番」は、本来なら昨年の改正で変更されるべき内容なのだが、前回は忘れられていた感じ。

次回は、「直行」に手が付けられるでしょうか。

・その他1


58番」には「小笹行き」が登場。
昔は、「小笹駅行き」という路線も多かったそうなので、“復活”という感じでしょうか。
なお、反対方向は「小笹二丁目」が始発とのことで、どこで折り返すのでしょう。


「桧原三ツ角」の旧道の乗り場(井手・鬼ノ木団地→桧原営業所間)は廃止で、新道(といっても、もう新しくないですが)に移設されるもよう。


ルート変更を予想していた「外環1番」は、特に変更なし。
朝の「エコルライナー」も試行期間を1年間延長とのこと。

あとは、「40番」の西の起点が藤崎から福岡タワーに変更となり藤崎から板付七丁目には直通では行けなくなったり、現在はエコルライナーしか停まらない城南学園通りの「中村大学前」に「114番」と「140番」も停車するようになったり、塩原小学校前に都心方面行きの乗り場ができたり、「13番」と「52番」の深夜バスが廃止されたり。

・その他2


今回の改正とは関係ないですが、東のほうではこんなことも起きています。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(6)

2016年03月18日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・「46番」の廃止区間

先日の記事でお伝えした、「46番」の「博多駅~駅南二丁目間」のルートが、従来の「人参公園前(旧駅前四丁目)、博多消防署前(旧東領団地前)経由」から、「音羽交差点経由(博多駅~駅南二丁目間はバス停なし)」に変更となる件。

消防署の真ん前にバス停があることが問題視されたのかと思っていたが、真相は「JR高架下を通る際、一般車との離合において大変危険な状況でございますので」とのこと(コメントでも情報をいただきました。ありがとうございます!)。
ちなみに、「離合」は方言とのこと。
まあ、自動車がなかったころには「離合」は使われてなかっただろうから、厳密には「方言」ではないのかもしれませんが。


現ルートが青の点線、新ルートが赤の実線。


人参公園前と、


博多消防署前。


廃止区間の両端、博多駅側と、


竹下側。


その間にあるのが「JR高架下」。

何十年にも渡りこの区間を通ってきて何も変わっていないのに、このタイミングでのルート廃止。
変わってしまったのは時代のほうだ、ということでしょうか。
堅粕経由の「43番」などとともに、博多駅の“表と裏”を実感できた味わい深いルートだっただけに残念。


ただ、ガードの両側ともに信号ができてしまったことから、ガード下の部分をさっと通り抜けることができなくなったという要因はあるのかも。


新しくバスが通ることになる区間(東住吉小学校~音羽交差点間)。
斜めに交わる道路が多く、博多駅が現在の位置に移る前の時代を想起させる。


「駅南一丁目」など、この区間に新たなバス停を設置してもよさそうだが、現状は自転車専用レーンが幅をきかせているため、そう簡単にはいきそうにない。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(5)

2016年03月16日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)
前回掲載した速達系統の一覧表、少なくとも「4番」「40番」「58番」が抜けているので、いずれ修正します。

また、市内路線では基本的に「急行」表記はなくなると当初書いたのですが、先に触れた「急行K」や「新宮急行」以外でも、「急行303番」(マリノアシティ)も引き続き「急行」のままのようです(Kや新宮は市内路線ではない、という見方もできますが)。

・「54-1番」などのさらなる変更

昨年の改正で、停車停留所は変わらないままで「快速」という表記をやめた「54番」「54-1番」「59番」だが、今回は、停車停留所を変えたうえで再び「快速」表記が復活する。


具体的には、新たに一本木と新川町に停車するようになり、その一方で、市役所北口・アクロス福岡前、東中洲、土居町、蓮池に停車しなくなる(渡辺通二丁目には改正前後ともに非停車のまま)。
「速達運行区間」という観点でいうと、これまでは「平尾~天神間」だったものが「渡辺通一丁目~千代町間」に変わる、ということになる。

もともと「59番」の登場は、旧「20番」(現在の「20番」先代先代)廃止により、薬院地区から明治通り方面への足がなくなることの救済の意味もあったのだが、今回、明治通り区間で非停車となるバス停が増えることにより、当初の開設意図は薄れてしまうこととなる(利用動向からみてそれが適切と判断したのだろうから、それを問題視するつもりはありません)。


これは、「54-1番」が、運行区間内でどういう種別、番号で運行されるかを示したもの。

上り(福岡タワー→天神方面)で特にめまぐるしく変わることになるが、特筆すべきは、上りの福岡タワー→梅光園口間が「快速」ではなく「普通」で運行されることである。

快速区間が終わった後に「普通」になることは、一般の人の思考パターンからしても合理的だと思うのだが、快速区間に入る前に「普通」を掲げることは合理性がある場合もあればリスクを伴うこともある(全部のバス停に停まると思って乗ったのに通過するバス停があった、というケースが発生する可能性があるという意味で)。

以前の記事で、

この「54-1番」は全便一応「快速」なのだが、通過するバス停は、平尾~天神南間の「一本木」「新川町」「渡辺通二丁目」だけという、長い運行区間のうちのごく一部であることから、快速区間に関係ないエリアでは、「快速」という表示を見て、“自分が行きたいバス停に停まらないのではないか?”という余計な予断を与えてしまい、乗客の取りこぼしが発生するのでは?という懸念については以前指摘したところだが、「54-1番」登場以降、特筆すべき改善は見られない(逆に、より「快速」を強調する方向に向かっている感もあり)。

と書いた。
今回の「梅光園口まで普通で、笹丘一丁目から快速」という判断は、わかりにくさを軽減して乗客のとりこぼしを防ぐ、賢明な判断であるように思える。
快速39番」などでも、同様の工夫を期待したいところ。

・「特快151番」「特快152番」の新設

現在の「急行151番」と「急行152番」は、停車停留所はそのままで「快速151番」「快速152番」に種別が変更となる。

これに加え、さらに野間四丁目、那の津口、中央市民プール前、伊崎、福浜二丁目にも停車しない「特別快速151番」「特別快速152番」が新設される。


これは、「特別快速151番」が、運行区間内でどういう種別、番号で運行されるかを示したもの。

上り(福岡タワー行き。「54-1番」ではタワー行きは下りでした、と蛇足)で、天神高速バスターミナル前では「特別快速W1」だが、天神北では「快速W1」となっている。
天神北だけ「快速」にする意味があるのでしょうか、それとも単なる間違い?(おわかりになる方、ご教示ください)。


市内急行」の中では長く生き延びた「152番」でした。
(つづく)
コメント (2)
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