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福岡のバスのことなど・・

2011年7月16日ダイヤ改正(1)

2011年07月02日 |   ┣ ダイヤ改正2011
来る7月16日にダイヤ改正が行われることがちらほら掲示され始めている(この記事を書いているときに、KASHIIさんからも情報をいただきました。ありがとうございます)。

・「220番」の新設
ルートは「天神~蔵本~都市高速~名島ランプ~城浜団地~香椎浜南公園前~留学生会館前~アイランドシティ中央公園前~雁の巣~三苫駅~新宮緑ケ浜」。
210番」のうちの「21A」と直通運行しないほうのリニューアルといった感じだろうか…と思って天神郵便局前の時刻表を見てみると、その“「210番」のうちの「21A」と直通運行しないほう”も運行を継続し、その一部(20時台以降の4本)を「220番」に振り替えるということのようだ。
少し早めに都市高速を下りて、城浜団地付近までへの利用者にも乗ってもらおうという意図はわかるのだが、あえて「220番」という結構インパクトのある別の番号を付けてまで走らせることなのだろうかという気がしないでもない。
「220」という数字の意味を考えると、「22」の末尾に「0」を付けたパターン(「140番」や「310番」など)というよりは、「210番」との並びを意識して付けたパターン(「420番」や「630番」など)に分類できそうである。
ただ、「22番」及び「22N」という路線が現に同じエリアを走っている中で、このパターンを用いることはやや手荒い感じもする。
なお、「香椎浜南公園前」の「運行本数が少ない路線たちが寄せ集められる場所」化がさらに進むことになる。

・「24N」の廃止
昨年春に新設された「24N」(大濠公園~天神~都市高速~香椎浜海岸通~香椎参道~舞松原~八田団地~土井営業所)だったが、朝の一部だけ番号を「22N」に変えて残り、その他は廃止となる。
「24C」と「24N」の併存というのはいまいちわかりにくかったのかもしれない。
「24C」のほうは、都市高速路線にアルファベットが付いた最初の頃からほぼ同じルートで走っている結構歴史のある路線だが、こちらは好調のようであり、都市高速に乗るまでのルート設定が絶妙という点では「503番」に似たものを感じる。
なお、八田団地・若宮田方面から香椎参道、イオン香椎浜(の少し手前)までの足は一応維持されるもよう(後述)。

・「2番」の新設
ルートは「香椎浜営業所~香椎参道~千早駅~舞松原~八田団地~土井営業所」。
廃止となる「24N」の香椎浜営業所~土井営業所間で、新たに千早駅に立ち寄らせるもので、八田団地・若宮田地区から直接都心ではなく駅方面に向かうという視点で見ると、もともとの「24番」と「4番」を組み合わせたような路線である。
現行の「4番」を「24番」に変えて、そして、この新設される路線に「2番」ではなく「4番」を与えたほうがすっきりしたのでは?という気もする。
香椎ローカルの番号としての「2番」は、2年前の春以来の復活となる。

・西鉄香椎(駅構内)のバス停の移設
工事に伴い、来春まで、セピア通り上の下原系統が停車する「西鉄香椎」で乗降の取り扱いを行うとのこと。
「西鉄香椎行き」のバスがどこで折り返して「西鉄香椎発」のバスがどこからどうやってやってくるのかは興味深い。
この記事の写真を撮った日も、この記事の文章を書いたときも、そんな情報は全く持ち合わせていなかったのだが、こういう「虫の知らせ」的なことがたまにある

・行先番号の変更
「香椎浜地区→天神」を走る路線において、名島ランプで乗って呉服町ランプで降りるものが「22N」、名島ランプから乗って天神北ランプで降りるものが「22T」に統一されるとのこと。
「数字+アルファベット」の行先番号も、もうなんでもありというか、収集がつかなくなってしまった感がある。
「都心向け」だけに限定した変更であるならば、名島ランプで乗って呉服町ランプで降りるものは「22N」ではなく「22G」とか「22K」でもよかったのでは?。

・バス停の新設
「若宮田(サニー前)」…若宮田~舞松原間
「多々良中央中学校前」…多々良~土井営業所間
多々良~土井営業所間の間隔が長いことと、その理由についての考察はずっと前に書いたことがあった。

・バス停の名称変更
「養護学校前」→「特別支援学校前」
「町民グラウンド前」→「福祉センター前」
いずれも新宮町内であり、この路線図の改訂版は気が向いたら作ります。
「養護学校前」と「特別支援学校前」、変更の前後で、具体地名が付かないのは「役場前」と「市役所前」の関係と同じである。

    
(つづく)
コメント (2)
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