(つづき)
先日の記事で、
“「100円循環バス」は、運行区間を短縮するとのことだが、短縮ということは、循環しなくなるということなのか、それとも、ショートカットするようになるということなのか”
と書いていた件は、こうなるとのこと。
現在の青のルート「100円循環バス」が、3月17日からは赤のルート「キャナルシティライン」に。
3年前の記事で、
“「100円循環バス」は渡辺通り経由から福岡市役所・天神中央公園前経由に変更になるかも(何の根拠もない想像です)”
と書いていたのは、「連節バス」とのすみ分けや、天神地区の渋滞解消目的をイメージしていたのだが、今回「運転手さん不足」という、全く別の角度からの要因で実現することに。
実質的には「100円循環バス」ルートのうち、「博多駅~キャナル~天神」のみを残す、という今回の改正。
「100円循環バス」が走らなくなる、「天神~博多座~呉服町~博多駅」の区間は、「天神→博多駅」や「博多座→博多駅」でみると、「3番」という統一番号があるので、まだ案内はしやすそうだが、一方、反対方向「博多駅→博多座→天神」については、観光客など、福岡市中心部の地理に詳しくない人向けに、何らかの措置が必要になってくると思われる。
博多バスターミナル1階2番乗り場でも、“「12番」とか「57番」といわれてもどこに行くかわからないので、「100円循環バス」が来るのを待って乗る”、という人は、一定数居ると思われるため。
「博多駅→博多座→天神」を走る路線は、天神から先の市内各所に向かうため、博多駅の時点で統一番号にすることは難しい…だったら、統一マークを付けるとか??
100円循環バスの試行運行期間中、本格実施に移行すべきか?という調査に携わったこともあり、思い入れもある路線でもあったのだが、誕生から20年を目前にして、こんなカタチで終焉を迎えてしまうのはやや寂しい。
「運転手さん不足」が解消したら、「復活」もあるのでしょうか。
(つづく)