スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

女流王将戦&疑問の解消

2006-04-08 21:29:21 | 将棋
 昨日指された女流王将戦の挑戦者決定戦は,中井広恵女流六段が石橋幸緒女流四段を破って挑戦権を獲得しました。女流棋界は昨年から世代交代の波が加速していて,ここはタイトル保持者が千葉涼子女流王将なので、初の20代同士(現在の,という意味です)でのタイトル戦ということになれば,さらにその波が進むところでしたが,中井さんが準決勝の矢内理絵子女流名人に続き石橋さんも破り,先行世代の意地をみせた形となりました。タイトル戦の第一局は5月14日です。
 明日は桜花賞です。前哨戦の勝ち馬がことごとく違う上にタイムも平凡で低レベルでの混戦という感じ。無難にいけばアドマイヤキッスでしょうが,狙ってみたいのは紅梅ステークスの内容が掛値なしに強かったタッチザピーク。しかし大外とは運が悪い。きりがないのでもう1頭だけ。相手が弱かったとはいえ牡馬相手の京王杯2歳ステークスでもそこそこ走ったコイウタを。

 神がなければ何も考えられ得ない(第一部定理一五)ので,事物を正しく認識するためには,何事も神と関係付けて概念しなければなりません。そして人間の精神や身体を神と関連させて考える限り,人間の精神が自分の身体を十全に認識しないのに,自分の身体の中に起こることについては十全な観念をもつとしても,それは結果の認識は原因の認識に依存するという第一部公理四には反しないのです。いや,反しないどころか,むしろそれによって,そうしたことが結論されるのです。したがって僕の最初の疑問というのは,人間の精神を,神との関係を離れて、それ単独で理解しようとしたという点にあったようです。なのでこの疑問は解消。でも、僕には定理一二について,もうひとつ,別の疑問が生じているのです。
コメント
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