スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

マリーンカップ&疑問の所在

2006-04-05 20:27:03 | 地方競馬
 マリーンカップは不良馬場の中,グラッブユアハートが中団から差して1着。2着争いは激戦となり,勝ち馬とほぼ同じ位置から最内を差してきたレマーズガールと,勝ち馬の後ろから大外を追い込んだ船橋のジーナフォンテンの同着。ジーナフォンテンは,地元の船橋よりむしろ川崎を得意としている印象があり,エンプレス杯の結果から軽視していたのですが,実力的にはこれくらいは走られても不思議のないところでした。レイナワルツはいい競馬をしたものの4着,5着がローレルアンジュで,トーセンジョウオーは逃げたものの失速して8着でした。レース映像は,フルスクリーンですと画像がやや粗い感じなので,2倍でお楽しみください。

 問題は,簡単にいえば,人間の精神のうちにはない人間の身体の十全な観念が,なぜ神のうちにはあることができるのか,ということになります。もちろんそれは,神のうちには,あらゆる形相的事物の十全な観念があるからだ(定理七系)ということになるのですが,でも,これでは,この疑問に対して,十分に答えていないように思えます。そこで,疑問のありか,あるいは疑問の形式を次のように変えてみることにします。神のうちに,現実的に存在するある人間の身体の十全な観念があるとき,この観念は神のうちで,どのようなあり方をするのでしょうか。つまり,この観念が神のうちにあるということを説明するとき,僕たちは,あるいは一般に知性は,神をどのような仕方で説明すればよいのでしょうか。
コメント (1)
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