早指しに生まれ変わった第31期女流王将戦挑戦者決定戦(直リンク)。対戦成績は岩根忍女流二段が3勝,上田初美女流二段が1勝。
振駒で岩根二段の先手。三間飛車に振り,上田二段の居飛車穴熊になりました。先手から開戦したのですが一失あったようで第1図。
後手が5筋にと金を作ったところ。ここで先手は▲6三歩成△同銀▲同銀成△同金と銀を交換してから▲5八歩と受けました。駒を渡してから受けに回るのは不自然ですが,金を穴熊から離すのが大きいとみたのでしょう。以下,△5六歩▲5七歩△同歩成▲5八歩。このまま続けば千日手です。
上田二段は準決勝で,詰みを逃れた後で,千日手指し直しとなり,指し直し局もかなり非勢の将棋を大逆転しました。しかしここは後手であっても千日手にする局面ではなかったようです。直前に手に入れた銀を△6五銀(第2図)と打って飛車を捕獲して打開。この判断は正しく,ここは後手が優位に立っていると思われます。
この後,早指し戦特有の混戦となり、いつ終るかしれないような戦いが延々と続いたのですが,最後は打ち歩詰で逃れる形になった後手が勝っています。
上田二段のタイトル挑戦は初めて。清水市代女流王将との三番勝負は来月11日に第一局が指されます。
僕のそれまでのテレビの視聴状況はそんなところだったのですが,もうひとつ,これもいつの頃からか,僕はテレビ番組を録画して視聴するということを一切しなくなりました。この点に関しては趣味に関係するような番組であっても同様です。ケーブルテレビで見ているCSの番組は,大抵の番組が再放送されますから,見逃すということはあまりありません。ただ,たとえば将棋のNHK杯などは,1度きりの放送なので,棋譜は講座のテキストに掲載されますが,放映はそれを見逃すと見ることができなくなります。それでも僕は,用事があって見られないということが前もって分かっていたとしても,それを録画するということはしないです。
これはずっとそうであったというわけではなく,以前は僕も録画をしていました。最も長くテレビを見ていたのが学生時代であるように,録画本数が多かったのもその頃から20代半ばにかけてではなかったかと思います。もちろんその頃はまだVHSビデオの時代でした。ただ,時間的な余裕がなくなってきたという関係もあるかもしれませんが,録画しておくと,録画しておいたということに安心してしまい,結局なかなか見ないで録画しておくものだけがどんどん溜まっていくというようになってきました。これでは埒があかないように思えてきて,録画することを一切やめてしまったのです。
このようなわけで,最近,とくにブログをやり始めるようになってからのここ3年くらいは,僕はテレビ番組というのをあまり見ていなかったということになります。それは逆にいえば,テレビを見たいという欲望が強くは生じなかったということです。入院中の退屈しのぎという動機は,かなり消極的なものではありますが,これがなければテレビを見ようという気持ちが僕の中に生じるということもなかったのではないかと思います。
振駒で岩根二段の先手。三間飛車に振り,上田二段の居飛車穴熊になりました。先手から開戦したのですが一失あったようで第1図。
後手が5筋にと金を作ったところ。ここで先手は▲6三歩成△同銀▲同銀成△同金と銀を交換してから▲5八歩と受けました。駒を渡してから受けに回るのは不自然ですが,金を穴熊から離すのが大きいとみたのでしょう。以下,△5六歩▲5七歩△同歩成▲5八歩。このまま続けば千日手です。
上田二段は準決勝で,詰みを逃れた後で,千日手指し直しとなり,指し直し局もかなり非勢の将棋を大逆転しました。しかしここは後手であっても千日手にする局面ではなかったようです。直前に手に入れた銀を△6五銀(第2図)と打って飛車を捕獲して打開。この判断は正しく,ここは後手が優位に立っていると思われます。
この後,早指し戦特有の混戦となり、いつ終るかしれないような戦いが延々と続いたのですが,最後は打ち歩詰で逃れる形になった後手が勝っています。
上田二段のタイトル挑戦は初めて。清水市代女流王将との三番勝負は来月11日に第一局が指されます。
僕のそれまでのテレビの視聴状況はそんなところだったのですが,もうひとつ,これもいつの頃からか,僕はテレビ番組を録画して視聴するということを一切しなくなりました。この点に関しては趣味に関係するような番組であっても同様です。ケーブルテレビで見ているCSの番組は,大抵の番組が再放送されますから,見逃すということはあまりありません。ただ,たとえば将棋のNHK杯などは,1度きりの放送なので,棋譜は講座のテキストに掲載されますが,放映はそれを見逃すと見ることができなくなります。それでも僕は,用事があって見られないということが前もって分かっていたとしても,それを録画するということはしないです。
これはずっとそうであったというわけではなく,以前は僕も録画をしていました。最も長くテレビを見ていたのが学生時代であるように,録画本数が多かったのもその頃から20代半ばにかけてではなかったかと思います。もちろんその頃はまだVHSビデオの時代でした。ただ,時間的な余裕がなくなってきたという関係もあるかもしれませんが,録画しておくと,録画しておいたということに安心してしまい,結局なかなか見ないで録画しておくものだけがどんどん溜まっていくというようになってきました。これでは埒があかないように思えてきて,録画することを一切やめてしまったのです。
このようなわけで,最近,とくにブログをやり始めるようになってからのここ3年くらいは,僕はテレビ番組というのをあまり見ていなかったということになります。それは逆にいえば,テレビを見たいという欲望が強くは生じなかったということです。入院中の退屈しのぎという動機は,かなり消極的なものではありますが,これがなければテレビを見ようという気持ちが僕の中に生じるということもなかったのではないかと思います。