スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

妙手⑦&午前

2009-09-29 18:48:16 | ポカと妙手etc
 第49期B級2組順位戦2回戦より,千日手指し直し局。
 横歩取り△8四飛戦法からの進展。直前に先手にやや疑問とされる手があり,後手が2四にいた飛車を引いたところ。
           
 このまま△7一飛と回られるのは厳しいとみて▲7二歩と打ちました。対して△7三桂と跳ね,▲7九角と引いたところで△9八歩(第2図)と打ったのですが,これが妙手でした。
           
 ここはさすがに▲同香の一手。こうしておいてから△7五歩と打てば,▲9六飛と逃げたのに対し△8四金(第3図)と寄っておき,▲9七飛なら△9五金で結局は飛車の引き場所がありません。
           
 実戦はここで▲2八玉と入りましたが△1五歩▲同歩と突き捨てておいてから9筋で飛車を奪った後手が勝っています。
 実は僕はこの順を指した吉田七段というのをまったく知りませんし,棋譜もこの将棋以外は1局も知らないのです。対羽生名人戦だったから僕の知るところになった将棋です。実際には妙手とまではいえない手順かもしれませんが,こういう棋士の将棋も紹介してみたいと思ったのです。

 それでは入院中の病院においての1日の流れというものをごく簡単に説明しておくことにします。
 午前6時になると看護士が病室のカーテンを開けるというのはすでにお話した通り。ただ,一般病棟の病室の窓にあるカーテンというのは,一部が個室にかかっています。僕の自室は窓側でしたから,そこにもまたがっていました。この部分は開けられません。ただ,僕はほとんどの日はこの時間には目覚めていましたので,自分で開けていました。ただし,部屋と部屋を区切るカーテンは,通路側まで閉じたままです。また,この時間には部屋全体を明るくするための照明も点灯しました。
 朝食は午前8時。僕の場合は7時半過ぎ頃に看護士が来て,朝食前の血糖値を測りました。食事は看護士が運んできますが,僕の場合はそれと同時にインスリンの注射器が持ってこられ,食事の直前に注射を打ちます。
 9時ごろになりますと,ナースステーションで夜勤の看護士から昼勤の看護士への引継ぎを兼ねているのであろう朝礼のようなものが始まります。すでに説明しましたように,僕の病室はナースステーションのすぐ近くでしたので,内容までは聞こえませんでしたが,始まったということは分かりました。これが終ると,担当になる看護士が回ってきて,検温と血圧の測定をします。もちろん看護士は複数の患者を担当します。何部屋かにまたがっているのが普通。ただし同じ病室でも,同じ看護士が全員を担当する日もあれば,そうではない日もありました。僕は一般病棟には述べ18日間いたことになりますが,その間に担当になった看護士は7.8人ではなかったかと思います。昼夜で1日に2人の看護士が担当になりますので,同じ看護士が何度も担当になったということになりますし,逆に1度も担当にならなかった看護士もいました。こうした担当などもおそらく朝礼のときに発表されていたのではないかと思います。
コメント
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