女流王位戦＆消毒

　4期連続の同一カードとなった第20期女流王位戦五番勝負第一局。対戦成績は石橋幸緒女流王位が19勝,清水市代女流名人が28勝。
　振駒で清水女流名人が先手。石橋女流王位のごきげん中飛車に②と③がミックスした形(基本形から▲２五歩△５二飛を入れて▲６八玉)となりました。先手は急戦を目指し飛車角交換。飛車の方を取った先手が後手陣に打ったのが第1図。
　　　　　　　　　　　
　両取りを受けるには△３三角しかありませんからこれは当然。▲３八飛と寄ったのに△４三角(第2図)と受けたのには驚きましたがこれには狙いがありました。
　　　　　　　　　　　
　▲５四歩に△６二銀と上がって受け,▲７七桂に△３一歩と打っておきます。▲６五桂には△５二歩と辛抱しておき▲５四銀に△４一金と寄るのが狙いの一着。以下▲４五歩に△４二金寄で,打った先手の飛車が取られることになりました。
　　　　　　　　　　　
　第3図から先手もあの手この手で攻めを続けましたがさすがに攻めが細く,後手玉は上部に脱出する形に。それから先手玉を仕留めた後手の勝ちとなりました。
　石橋女流王位が先勝。第二局は14日です。

　これはⅠ型糖尿病であるかⅡ型糖尿病であるか,あるいはほかのタイプの糖尿病であるかということに関係なく,すべての糖尿病患者というのは,健康である人と比較したときに,免疫力というものが低下しています。たとえば新型インフルエンザに感染すると重症化しやすいといわれている人たちの中に,糖尿病患者が含まれているのはこうした理由によります。また,ちょっとした傷であっても,治るのに時間がかかるということを,僕自身も感じているのですが,これもまた免疫力の低下によるものです。
　こうした理由から,血糖値測定の場合でも,あるいはインスリンの注射の場合でも,注射針を刺す前と刺した後の消毒というのは欠かせません。万が一にでも傷口から細菌でも入ろうものなら,大変なことになってしまうからです。
　病院ではアルコール綿という,専用の消毒綿を使っていました。もちろんこれは注射を打つたびごとに病院から支給されていたものです。だれでも注射を打つときには消毒しますが,そのときに使用する綿であると考えてもらえればいいでしょう。それで,注射する部位を,注射前と注射後によく拭いて消毒するのです。
　退院後は,消毒綿を購入せずに,綿と消毒用アルコールを別々に購入し,自分でアルコール綿を作ってタッパに入れておき,それを用いるようにしています。そうした方が経済的であるという看護士のアドバイスもありましたので,そうすることにしました。タッパにある程度の綿を入れておき,そこにアルコールを注ぐだけで簡単に作れますから,わざわざ出来合いの消毒綿を買う必要はないように思います。