昨年度のNARグランプリは11日に発表となりました。例年同様,競走馬部門について簡単に紹介しますが,このブログでは扱っていないばんえい競馬に関しては今年も割愛します。
年度代表馬は帝王賞を勝った船橋のフリオーソ。帝王賞はダート競馬の最高峰のレースのひとつであり,これだけの実績を残した馬はこの馬だけですので当然の選出。部門別では4歳以上最優秀馬。ほかに日本テレビ盃も勝っています。2006年が最優秀2歳馬,2007年と2008年は年度代表馬,2009年は4歳以上最優秀馬で,実に5年連続での受賞です。
2歳最優秀馬は北海道2歳優駿を勝った北海道のカネマサコンコルド。重賞勝ち馬がこの馬のみですので,順当といえるのではないでしょうか。
3歳最優秀馬はジャパンダートダービーを逃げ切った船橋のマグニフィカ。このレースは3歳の最高峰なのでこれも当然の選出。ただ下半期のレース振りは残念の一語で,復活が待たれます。
最優秀牝馬はTCK女王盃を勝った川崎のユキチャン。上半期に3戦しただけで引退してしまったので,やや微妙なところがありますが,重賞を勝った牝馬はこの馬だけでしたので,妥当なのではないかと思います。
最優秀短距離馬はオーバルスプリントを勝った船橋のナイキマドリード。ここは難しい選択で,能力ではヤサカファインの方が上かもしれません。ただ重賞の実績という点では,こちらが僅かに上回っていたとはいえるでしょう。
最優秀ターフ馬は該当馬がありませんでした。
ダートグレード競走特別賞はJBCクラシックと東京大賞典を逃げ切ったスマートファルコン。かきつばた記念,さきたま杯,浦和記念も勝って,地方競馬場で大活躍ですから,これは順当な選出だろうと思います。
2006年のシンガポール航空国際カップを勝ち,昨年で登録を抹消されたコスモバルクが特別表彰馬になっています。単に競走能力だけでなく,この馬が日本競馬界に果たした役割というのはかなり大きかったのではないでしょうか。
印鑑証明を無事に入手することができて,磯子中央病院に向うと,母から20日の月曜日に退院することになったと告げられました。この日にN先生の回診があり,母の方からその希望を伝えたようです。実は退院というのは,いつでもよい,つまり別に平日でなく,土曜でも日曜でも構わないということでしたので,どちらにするかは事前に母と相談していました。というのは,土曜か日曜にすれば,アパートの叔父が自動車で迎えに来られるかもしれず,その方が母にとっては明らかに楽になる筈だったからです。ただ,叔父というのはその仕事柄,たとえ平日ではなくてもあまり先の見通しが立たない人でした。そこでもしも土曜か日曜を事前に退院の日として設定して,しかし迎えに来られないということになると,基本的に妹が家にいますので,妹と一緒に母を迎えに行かなければならないということになります。これだと僕の方が大変ですので,僕としては,母にとっては大変かもしれないが,確実に僕だけで迎えに行くことができる平日の方がよいという希望を伝えておきました。母が20日を選択したのは,僕の希望の方を尊重してくれたというわけです。
実際には,20日に退院したいという意向をN先生に伝えただけであり,まだそれが確実になったという状況ではありませんでした。前にも説明した通り,自宅の状況を撮影したデジカメのデータというのも,この日にN先生に渡したばかりであり,それを見ていなかったN先生から最終的な退院の許可というものが出たわけではなかったからです。ただ,母のリハビリを担当していた何人かの療法士は,全員が全員すぐに退院しても大丈夫という見解でしたし,N先生自身も,月曜の会見では基本的に退院の許可を出していました。そして自宅の状況というのが,退院の許可を取り消すようなものだとは考えられませんでしたから,僕も母も,間違いなく20日には退院できるであろうという見込みを立て,この日からはその用意に入ったのです。実際,翌日までにN先生の方から最終的な許可が下り,母は20日に退院してきましたが,そのことに関してはまた後で詳しく説明することにしましょう。
N先生との会見のとき,母はもう1週間は入院を続けたいと言いました。僕はそれをもう少しリハビリを続けたいという意味で解釈していましたが,実際のところは,もう1週間したら退院したいというのが母の最も強い気持ちであったようです。そういう意味でも,会見の後,ちょうど1週間後の月曜日というのは,母にとっても最も希望の日であったといえるのかもしれません。
年度代表馬は帝王賞を勝った船橋のフリオーソ。帝王賞はダート競馬の最高峰のレースのひとつであり,これだけの実績を残した馬はこの馬だけですので当然の選出。部門別では4歳以上最優秀馬。ほかに日本テレビ盃も勝っています。2006年が最優秀2歳馬,2007年と2008年は年度代表馬,2009年は4歳以上最優秀馬で,実に5年連続での受賞です。
2歳最優秀馬は北海道2歳優駿を勝った北海道のカネマサコンコルド。重賞勝ち馬がこの馬のみですので,順当といえるのではないでしょうか。
3歳最優秀馬はジャパンダートダービーを逃げ切った船橋のマグニフィカ。このレースは3歳の最高峰なのでこれも当然の選出。ただ下半期のレース振りは残念の一語で,復活が待たれます。
最優秀牝馬はTCK女王盃を勝った川崎のユキチャン。上半期に3戦しただけで引退してしまったので,やや微妙なところがありますが,重賞を勝った牝馬はこの馬だけでしたので,妥当なのではないかと思います。
最優秀短距離馬はオーバルスプリントを勝った船橋のナイキマドリード。ここは難しい選択で,能力ではヤサカファインの方が上かもしれません。ただ重賞の実績という点では,こちらが僅かに上回っていたとはいえるでしょう。
最優秀ターフ馬は該当馬がありませんでした。
ダートグレード競走特別賞はJBCクラシックと東京大賞典を逃げ切ったスマートファルコン。かきつばた記念,さきたま杯,浦和記念も勝って,地方競馬場で大活躍ですから,これは順当な選出だろうと思います。
2006年のシンガポール航空国際カップを勝ち,昨年で登録を抹消されたコスモバルクが特別表彰馬になっています。単に競走能力だけでなく,この馬が日本競馬界に果たした役割というのはかなり大きかったのではないでしょうか。
印鑑証明を無事に入手することができて,磯子中央病院に向うと,母から20日の月曜日に退院することになったと告げられました。この日にN先生の回診があり,母の方からその希望を伝えたようです。実は退院というのは,いつでもよい,つまり別に平日でなく,土曜でも日曜でも構わないということでしたので,どちらにするかは事前に母と相談していました。というのは,土曜か日曜にすれば,アパートの叔父が自動車で迎えに来られるかもしれず,その方が母にとっては明らかに楽になる筈だったからです。ただ,叔父というのはその仕事柄,たとえ平日ではなくてもあまり先の見通しが立たない人でした。そこでもしも土曜か日曜を事前に退院の日として設定して,しかし迎えに来られないということになると,基本的に妹が家にいますので,妹と一緒に母を迎えに行かなければならないということになります。これだと僕の方が大変ですので,僕としては,母にとっては大変かもしれないが,確実に僕だけで迎えに行くことができる平日の方がよいという希望を伝えておきました。母が20日を選択したのは,僕の希望の方を尊重してくれたというわけです。
実際には,20日に退院したいという意向をN先生に伝えただけであり,まだそれが確実になったという状況ではありませんでした。前にも説明した通り,自宅の状況を撮影したデジカメのデータというのも,この日にN先生に渡したばかりであり,それを見ていなかったN先生から最終的な退院の許可というものが出たわけではなかったからです。ただ,母のリハビリを担当していた何人かの療法士は,全員が全員すぐに退院しても大丈夫という見解でしたし,N先生自身も,月曜の会見では基本的に退院の許可を出していました。そして自宅の状況というのが,退院の許可を取り消すようなものだとは考えられませんでしたから,僕も母も,間違いなく20日には退院できるであろうという見込みを立て,この日からはその用意に入ったのです。実際,翌日までにN先生の方から最終的な許可が下り,母は20日に退院してきましたが,そのことに関してはまた後で詳しく説明することにしましょう。
N先生との会見のとき,母はもう1週間は入院を続けたいと言いました。僕はそれをもう少しリハビリを続けたいという意味で解釈していましたが,実際のところは,もう1週間したら退院したいというのが母の最も強い気持ちであったようです。そういう意味でも,会見の後,ちょうど1週間後の月曜日というのは,母にとっても最も希望の日であったといえるのかもしれません。