スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

農林水産省賞典中山グランドジャンプ&歯科定期検診

2011-07-04 18:38:32 | 中央競馬
 東日本大震災の後,3月と4月の中山競馬は中止。4月16日に予定されていた中山グランドジャンプは他場での代替が難しく,ずっと延期になっていました。それが今夏の福島競馬が被害が甚大で開催できなくなったため,中山に代替となり,7月2日に第13回中山グランドジャンプとして行われました。
 最初の正面の直線に入るところで内からメジロラフィキが先頭に立つと,あとはずっとこの馬が馬群を引っ張る形。今年は仮柵の関係で4260mという距離だったのですが,この距離のレースとしてはかなり快調に,ペースを緩ませずに逃げた感じがします。また,こういう場合はえてして早い段階で取り残されてしまう馬が出てしまうものですが,そんなこともありませんでした。
 ふたつの大障害を飛越しても落馬する馬はなし。あと1周となったところでオープンガーデンが2番手に上がり,マイネルネオス,メルシーエイタイムという順に。向正面でメルシーエイタイムが先に動き,オープンガーデンに並び掛けると,オープンガーデンは苦しくなったか後退し,メルシーエイタイムが2番手に。逃げたメジロラフィキが先頭で直線に入り,最後の置き障害に挑みましたが,ここで力尽きるかのように倒れ込んで落馬。頚椎骨折で即死だったよう。メルシーエイタイムがうまくこれを避け,あとはゴールにまっしぐらかと思いましたが,先を越される形となったマイネルネオスが,この障害を飛越した後の短い直線をぐんぐんと伸び,ゴール前でメルシーエイタイムを交わして大逆転優勝。メルシーエイタイムが2着。落馬を避けるために外を回ったオープンガーデンをゴール前で内から交わしたタカラボスが3着。
 優勝したマイネルネオスはこれまで障害は16戦して3勝。ただ,負けたレースもそんなに大きく崩れてはいませんでした。障害の場合,高齢になっても極端に衰えるということはなく,こういうタイプの馬は無事に使い続けていればどこかでチャンスが巡ってくるもので,この馬の場合はここがそれだったということでしょう。今後ももう少しは活躍し続けられる馬だと思います。父はステイゴールド,姉に2003年のフラワーカップを勝ったマイネヌーヴェル,弟に2008年のシリウスステークスを勝ったマイネルアワグラスと同年の京成杯と弥生賞を勝ったマイネルチャールズ
 騎乗した柴田大知騎手はデビュー直後に活躍して,その後は落ち込み,1勝も上げられない年もありましたが,昨年あたりから輝きを取り戻す兆しをみせていたジョッキー。大レースはこれが初勝利。管理している稲葉隆一調教師は2000年のジャパンダートダービー以来の大レース3勝目。きょうだい4頭が重賞を勝ったわけですが,すべて稲葉調教師の管理です。

 その後,しばらくの間は特筆するような出来事は何もありませんでした。月が明けてゴールデンウィークも終わり,5月13日の午前中に,I歯科へと歯の定期検診に行ってきました。実は歯科は4月中に行く心積もりをしていたのですが,きちんと時間を確保できる日というのがなく,この日まで延びてしまったもの。I歯科の場合は行けばほとんど待たずに診察してもらえるというのがほとんどのパターンで,この日も同様でした。
 前にもいったように,この歯科には歯科医師,歯科助手,歯科衛生士の3人がいました。それが前年の暮れの定期検診のときは,歯科助手がおらず,ふたりだけでした。この日は3人ともいたのですが,歯科助手はそれまでには見たことがない人でした。おそらく前任の歯科助手が何らかの事情でこの歯科を退職し,前回の定期検診のときはその後任がまだいなかった時期だったのだろうと思われます。僕の歯を直接的に治療するのは前任の歯科助手であるケースが多かったのですが,この日は前回と同様に歯科衛生士の方が僕の歯のクリーニングを施しました。それ以外には何の問題もありませんでしたので,いつもの定期検診と同様にそれで終了。正午を少し過ぎた頃には家に着くことができました。
 週明けの火曜,日付でいえば5月17日は,妹のことも医療センターの遺伝科の予約が入っていました。前回は母はすでに退院していたのですが,まだ連れて行く自信がないということだったので,僕が連れていきました。しかしこの日は母が連れて行くとのこと。そのために僕は午後からですが予定をひとつ入れることができました。僕の行き先からするとやや遠回りだったのですが,時間的にいえばちょうどよくなりそうだということで,途中までは僕も一緒に行き,神奈川中央交通のバスに乗り換えるあたりで見送りました。つまり僕は病院までは行きませんでしたから,そこでどんなことがあったのかということまでは分かりません。ただ,特別に何らかの検査を行うという場合には,大概の場合は事前に連絡がありますが,この日はそれもありませんでしたから,主治医と少し話をして,癲癇の発生を抑止する薬の処方箋を出してもらうという,この病院への妹の通院の主目的だけで終ったのだろうと思います。
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