夏目漱石の愛読者として,松山は訪れてみたい地のひとつ。今年のサマーナイトフェスティバルは松山競輪場が舞台となり,昨日の予選を勝った9選手による決勝が争われました。並びは長塚-神山の茨城栃木,深谷-南-小嶋と並ぶ中部近畿,坂本-紫原の福岡で,伏見と五十嵐は連係せずにそれぞれ単騎。
Sは坂本が取って前受け。3番手に長塚,五十嵐,伏見と続いて7番手から深谷で周回。深谷は残り2周のホームから上昇。長塚がこれに併せて出て,打鐘からふかした深谷の番手を奪取。ホームから南もまた追い上げましたが神山に弾かれ万事休す。小嶋は自力を出しましたが前には届かず。直線に入って長塚が踏み込むと神山が中を割って強烈な伸び。逃げ粘る深谷を差して優勝。深谷が2着に粘り,長塚は3着。
優勝した栃木の神山雄一郎選手は一昨年の暮れに広島記念を優勝して以来のグレード制覇。ビッグは2005年にオールスターを優勝して以来となる6年ぶりの25勝目。さすがに全盛期の力はありませんし,記念競輪の優勝からも遠ざかっていた近況なので,もうビッグを勝つのは無理なのかと思っていましたが,ここでチャンスをものにしました。S班の地位を確保しているだけでも立派なことだと思うのですが,やはりこれだけの選手になると僕の常識でははかり知れないくらいの底力があるということなのでしょう。
最近の母の状況に関して,ひとつだけ説明をしておきたいことがあります。実はこのところ,母の体重が増えてきているのです。
母は身長はおよそ150㎝ほどですから,小柄であるといっていいでしょう。また,保健体育の教師をしていたということからも予測可能かと思いますが,太っているという状況からは程遠く,およそ40㎏前後の体重で推移していました。もっともこれは,まだ仕事をしていた頃の話であって,退職後はその体重がさらに減少し,30㎏台の後半で推移していました。一般的に老齢化とともに体重というのは全盛期よりも減少してくるものと思われますから,これはごく自然な現象であったと考えてよいだろうと思います。母の異変が生じたとき,母はほとんど飲まず食わずで幾日間かを過ごしたわけですから,その間にさらに体重は減っていたのだろうと類推されますが,基本的にはそのくらいの体重で入院したと考えてください。
それが最近は40㎏をオーバーしているようです。入院前に穿いていたジーンズがきつくなったとか,あるいは穿けなくなってしまったということも生じました。僕はむしろそれは好ましいことではないかというくらいに考えていますが,母自身は必ずしもそうではないようです。
退院後の母が,入院前に比べて食事の量が多くなったというようには僕には見受けられません。それなのになぜ体重が増えたのかということについて考えられる原因はひとつで,それは禁煙です。
僕が喫煙を始めた頃のエピソードでも紹介しましたが,母は僕の記憶がある頃からずっと喫煙者でした。異変が生じて家で寝ていた頃は吸いたくても吸えない状況でしたが,その直前までは吸っていました。それがこの小脳出血を機に,これは医師の勧めもありましたが,禁煙したのです。したがって昨年の12月に退院してからも,母はずっと煙草は吸っていません。
一般に,禁煙すると体重は増えるといわれていまして,母の場合にもそれに該当したわけです。この理由として,禁煙したことによって食事が美味く感じられるようになり,その量が増えるというのがあるようですが,先述したように母の場合にはこれは当て嵌まりません。ただ,喫煙する代わりにビスケットやクッキーなどの菓子類を以前よりも多く摂取するようになったのは,僕からみましてもはっきりしています。これが母の体重増の一因になっているのだろうと考えられます。
Sは坂本が取って前受け。3番手に長塚,五十嵐,伏見と続いて7番手から深谷で周回。深谷は残り2周のホームから上昇。長塚がこれに併せて出て,打鐘からふかした深谷の番手を奪取。ホームから南もまた追い上げましたが神山に弾かれ万事休す。小嶋は自力を出しましたが前には届かず。直線に入って長塚が踏み込むと神山が中を割って強烈な伸び。逃げ粘る深谷を差して優勝。深谷が2着に粘り,長塚は3着。
優勝した栃木の神山雄一郎選手は一昨年の暮れに広島記念を優勝して以来のグレード制覇。ビッグは2005年にオールスターを優勝して以来となる6年ぶりの25勝目。さすがに全盛期の力はありませんし,記念競輪の優勝からも遠ざかっていた近況なので,もうビッグを勝つのは無理なのかと思っていましたが,ここでチャンスをものにしました。S班の地位を確保しているだけでも立派なことだと思うのですが,やはりこれだけの選手になると僕の常識でははかり知れないくらいの底力があるということなのでしょう。
最近の母の状況に関して,ひとつだけ説明をしておきたいことがあります。実はこのところ,母の体重が増えてきているのです。
母は身長はおよそ150㎝ほどですから,小柄であるといっていいでしょう。また,保健体育の教師をしていたということからも予測可能かと思いますが,太っているという状況からは程遠く,およそ40㎏前後の体重で推移していました。もっともこれは,まだ仕事をしていた頃の話であって,退職後はその体重がさらに減少し,30㎏台の後半で推移していました。一般的に老齢化とともに体重というのは全盛期よりも減少してくるものと思われますから,これはごく自然な現象であったと考えてよいだろうと思います。母の異変が生じたとき,母はほとんど飲まず食わずで幾日間かを過ごしたわけですから,その間にさらに体重は減っていたのだろうと類推されますが,基本的にはそのくらいの体重で入院したと考えてください。
それが最近は40㎏をオーバーしているようです。入院前に穿いていたジーンズがきつくなったとか,あるいは穿けなくなってしまったということも生じました。僕はむしろそれは好ましいことではないかというくらいに考えていますが,母自身は必ずしもそうではないようです。
退院後の母が,入院前に比べて食事の量が多くなったというようには僕には見受けられません。それなのになぜ体重が増えたのかということについて考えられる原因はひとつで,それは禁煙です。
僕が喫煙を始めた頃のエピソードでも紹介しましたが,母は僕の記憶がある頃からずっと喫煙者でした。異変が生じて家で寝ていた頃は吸いたくても吸えない状況でしたが,その直前までは吸っていました。それがこの小脳出血を機に,これは医師の勧めもありましたが,禁煙したのです。したがって昨年の12月に退院してからも,母はずっと煙草は吸っていません。
一般に,禁煙すると体重は増えるといわれていまして,母の場合にもそれに該当したわけです。この理由として,禁煙したことによって食事が美味く感じられるようになり,その量が増えるというのがあるようですが,先述したように母の場合にはこれは当て嵌まりません。ただ,喫煙する代わりにビスケットやクッキーなどの菓子類を以前よりも多く摂取するようになったのは,僕からみましてもはっきりしています。これが母の体重増の一因になっているのだろうと考えられます。