スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

東京記念&最初のきっかけ

2006-10-06 23:06:39 | 地方競馬
 降りしきる雨の中で行われた昨日の東京記念
 予想通りにカイジンクンが逃げ,マズルブラストが2番手,ボンネビルレコードは4番手,エイシンチャンプは5番手からの競馬になりました。少頭数の長距離戦とあって道中は2周目の向正面に入るまでほとんど動きのないまま淡々と進みました。
 ペースアップしたところでエイシンチャンプは激しく手が動き,追走に汲々。内田博幸騎手がエイシンチャンプに騎乗ということでこの日は今野忠成騎手が乗っていたマズルブラストが4コーナーでカイジンクンに並び掛けると,ボンネビルレコードが追ってくるのを待ってから追い出し,ゴール前では逆に引き離して重賞初制覇。5馬身差の2着にボンネビルレコード,さらに9馬身離された3着にどうにかエイシンチャンプが入りました。
 勝ったマズルブラストは,不良馬場で先行できたこともありますが,この距離が血統的にも向いたかもしれません。全般的に不良馬場への適性が勝負の明暗を分けた感じです。

 明日は共同通信杯競輪の2日目で,篝火賞がメーンレースとしてあります。はっきりとしたラインは山崎-佐藤の福島のみ。関東は別れて,神山がこれを追走し,佐々木がこれにつけます。上越は手島-阿部で,山崎の番手戦含み。渡辺は佐藤と競りで,合志の参戦もありそう。前田は近畿の渡辺との連係にはこだわらずに自在戦です。普通に考えれば先行一車で山崎選手◎ですが,相手が難しい。番手戦必至とみて神山選手○の捲りとこれに乗る佐々木選手▲,あと,やはり自力のある手島選手△をあげておきます。

 僕が最初にスピノザの『エチカ』を読む直接的なきっかけとなったのは,当時,僕がよく読んでいたエーリッヒ・フロムが言及していたからで,学生時代のことでした。フロムは様ざまな著書でスピノザに触れていて,今となってはどれということはできません。
 一方,僕はその頃,身体論というゼミを受講していて,その関係でデカルトの『方法序説』と『情念論』は読んでいましたので,そちらの方からもスピノザに関心があったことも事実です。実際に僕は卒業論文ではスピノザについても触れているのですが,身体論との関係だけでいえば,スピノザの身体論はデカルトの身体論とは異なるということを理解していた程度というべきで,今になって読み返してみれば,この論文はひどいものです。カーリーについて僕は,スピノザをあまりに常識的に理解しようとしているのではないかといいましたが,同じような批判が当時の僕にも成立していたのではないかと思います。

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