スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

女流王位戦&きっかけ

2006-10-05 22:59:56 | 将棋
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 女流王位戦第一局。振駒で挑戦者の石橋女流四段の先手となり,▲7六歩△3四歩に▲1六歩△1四歩という出だし。数手の駆引きの後,先手が四間飛車,後手が右四間飛車という戦型になりました。その後,後手が△1一玉と穴熊に潜ったところで先手から仕掛け,まず銀交換。いいところで仕掛けて先手のペースなのかと思っていたのですが,後手が△4二金と3二の金を寄った手が好手だったようで,先手は最終的には端こそ破ったものの,角を思ったように使えず,また玉を左辺(先手からみて)に逃げ越され,捕まえられなくなってしまい,あえなく投了。全般的にはどうも先手は駒不足で,攻め方が悪かったというより,攻め自体が無理であったのかもしれません。結果,清水女流王位の先勝となりました。石橋四段の自戦解説もあります。第二局は12日です。
 競輪は明日から岐阜でGⅡの共同通信社杯です。

 前に僕がスピノザを読むきっかけについて質問されたときにも書きましたが,僕が現在のようにスピノザの哲学を真剣に学ぼうとした直接の契機は,僕自身が,意志というものについて考えていたことにあります。そして実はこの定理三二系一は,ここで神には自由意志はないとこの系を解釈しているという点で,このきっかけと大いに関係しているのです。なので,このテーマで僕が抱えている(正確にいうと抱えていた,です)疑問を理解してもらうためには,少しそのあたりの話をする必要があります。というわけで,エチカそのものの内容からはいささか離れてしまいますが,今回はまず,そういった個人的な部分から進めていくことにします。

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