従来の道徳教育の考えだと 「イジメられている方の気持ちをわかってもらおう」とするんだけど
こういう情に訴える手法はイジメをしている加害者側には通用しない
そもそもイジメをする方というのは家庭内ヒエラルキーの中で下位に追いやられている場合が大半なので
自分の置かれている状況を正当化するために誰か他人を自分よか下位に追いやらないと気分的に「やってられない」のが原因
従って イジメの加害者の方の家庭状況を変えないことには問題解決にはならない
親から理不尽な強制的服従を余儀なくされている子供の場合 自分が置かれている状況を事後正当化するために他人にまで理不尽な強制的服従を求めようとしてしまうのである
認知的不協和を解消するために無差別に「八つ当たり」をしてストレス解消のためにイジメをするのである
こういう養育環境下では自律的に物事を論理検証することがそもそも出来なくなってしまうので それが「八つ当たり」であることすら自覚出来なくなっているのである
子供の自主性や主体性を尊重しないというのは 社会的に極めて無責任な育て方なので これはもう法規制を導入してでもやめさせる必要性がある
何度も言うが 法規制とは言っても「罰」ではなくて 論理教育的に説得「治療」する制度構築が重要である
虐待をしている親に罰を与えても 虐待をしなくなる保証は一切なくて それよか罰の代わりに「治療」をしてあげた方が子供にとっても良いはずであろう
刑罰というのは 言い換えれば政府による国民に対する虐待に過ぎず 国家権力だからといって虐待が許容される理屈は存在しない
被害者や遺族の感情云々というのは あくまで個人の主観の範疇の話であって 公金を用いて社会安全性を高めるためには刑法懲罰は税金の無駄遣いにしかならないのである
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「刑事責任能力の有無」の判断っていうのは科学論理的根拠が全くない
そもそも刑事罰による再犯率は50%近くである以上 刑事罰そのものに合理性も有効性ないのに どうして責任能力の有無が判定できると言えるのだろうか
そんなもん ただの嘘でしょうが
強盗殺人で25年服役しても治らないで再犯が発生する刑事罰制度に「責任能力」云々を論ずる合理的根拠が何もねぇだろうが
何で誰も気付かねぇんだろうな
バカなのかしら
Ende;