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偶然

2020年08月09日 10時52分34秒 | 意識論関連

マッソスポラ菌に感染したセミ

(CNN) 病菌に感染して心と体を操られ、「ゾンビ」と化して仲間の間で感染を拡大させるセミの集団が見つかったとして、米ウェストバージニア大学の研究チームが学会誌に調査結果を発表した。

 

同大学の発表によると、セミに感染する病菌の「マッソスポラ」は、幻覚作用のあるマジックマッシュルームと同じ成分をもち、宿主に感染すると「B級ホラー映画」のような症状を引き起こす。

セミに感染したマッソスポラ菌は、まずセミの生殖器と尾部、腹部を食い落とし、菌の胞子と入れ替える。胞子に入れ替えられた腹部は、徐々に「消しゴムのように摩耗していく」という。

感染したセミは6月にウェストバージニア州で見つかった。マッソスポラ菌に感染したセミの集団が発見されたのは、これで3度目だった。

感染したセミは、体のほぼ3分の1がマッソスポラ菌の胞子に入れ替えられているにもかかわらず、そのまま動き続ける。これには宿主を殺すのではなく、生かし続けて操ることで、胞子を最大限にまき散らそうとする狙いがある。

「感染したセミは、体の3分の1が脱落しているにもかかわらず、まるで何事もなかったように、交尾や飛行などの活動を続ける。これは昆虫を殺す菌としては極めて特異だ」。論文共著者のマシュー・カッソン氏はそう解説する。

ゾンビゼミは繁殖機能を失っているにもかかわらず、
感染を広げる目的で健康なセミと交尾しようとする。

菌がオスのセミを操って、交尾を誘うメスの羽ばたきを真似(まね)させ、寄ってきたオスに感染させることもあるという。

交尾はマッソスポラ菌にとって最も簡単に感染を拡大できる方法だが、感染を広げる方法はほかにもある。

「セミたちは飛び回ったり木の枝の上を歩いたりする際にも胞子をまき散らす」「私たちはこれを、空飛ぶ死のソルトシェーカーと呼んでいる。逆さまにした容器から塩が振ってくるように、胞子がまき散らされる」(カッソン氏)

ただしゾンビゼミ軍団が人間を危険にさらすことはないとカッソン氏は強調する。現時点でセミ全体の個体数に深刻なリスクを生じさせることもなさそうだと推定している。

 

 

 

 →脳を持たない菌類に「狙い」も「目的」もない 「偶然」何かの特異な形質を獲得したとしても それを「偶然だと不思議がっている」のはヒトの主観に過ぎず どんなに低い確率であっても「起きる時は起きる」のであって それを「偶然だけでは説明できない」と述べている時点で既に主観が混入しているのである

主観が混入していれば科学ではない

生物学者も哲学者も主観が混入し過ぎなのである

 

Ende;

コメント
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