書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

既に洗脳状態のヒトには洗脳の自覚はない

2022年11月09日 14時54分24秒 | 意識論関連

多くの大衆マスコミは養老孟司を学術権威であるかのように扱っているが 養老は30年間の大学勤務において珍しい程何の学術的業績がないという

養老が世間的に有名になったのは著作が売れて大衆人気を集めて世間的に成功しているだけであって 学術的評価はほとんど何もないのである

養老がよく言っていた「脳化社会」云々の話には 統計的根拠も論理整合性もなく 理論として全く成立していない「実証不能の観念」に過ぎない

養老以外は「脳化」の話を理論だと勘違いしているが 実は養老自身は「脳化」を理論だと言ったことは一度もないし 実際に論理的根拠も何もない

「約束を守るのは脳化だ」だの 「電車やバスを使うから脳化している」だの 何をどう理解しようにも意味が全くない話を大衆マスコミは鵜呑みにし まるで何かの役に立つかのように勝手に解釈して満足安心するよう促されることで養老は衆愚人気を集めたに過ぎず その多数の衆愚人気を学術業績であるかのようにマスコミが倒錯しているに過ぎない

養老はチャールズ:ダーウィンの「進化論」を翻訳したことがあるが 誤訳が酷すぎて酷評されている

養老はそもそも論理的根拠に基づいた理論があるわけではなく その場限りに大衆が安心満足できるようなデマを陳列し 「話を丸め」て相手の論理思考を撹乱してはぐらかしているだけである

こうした手口は詐欺師やペテン師と全く同じものであり 占い師のオカルト話と同様に 聞いた相手が主観的に安心満足することで養老を信用するよう誘導しているに過ぎず 洗脳の典型的手口なのである

事実マスコミや大衆の大半は養老の言っている内容を鵜呑みにし 何かの役に立つ話であるかのように倒錯し続け 未だに養老を学術権威だと信じて疑わない

それは オウム真理教の信者に対して「お前さんの信じている教祖は頭がおかしいぞ」と言っても全く耳を貸さないのと同様に 洗脳状態に安心満足している大衆マスコミにはいくら説明してもデマを自覚することができないのである

占い師がデマを言うのは 最初から「占いだ」と宣言しているから信じる方がバカなだけで済む話になるが

東大名誉教授という肩書を持っている養老がデマや嘘で大衆人気を集めている事実を自覚しないというのは 報道機関として無責任極まりなく 同罪である

 

未だに大衆マスコミは「スマホを使い続けたら スマホに適応して進化が起こる」などという論理的には何の根拠もない生物学者共のデマを鵜呑みにするバカが大半である

遺伝的進化が起きるためには 先天的に適応的ではない個体への淘汰圧力によって繁殖不能にならなければ適応的変異個体への収斂は生じることはない

遺伝的進化に「生存戦略」といった目的は存在しておらず 従来の進化生物学のパラダイムは大幅に書き換えなければならないにも関わらず 生物学権威の大半は一方では「進化には目的がない」と言いながらも 一方では「○○のために進化を選んだ」といったダブルスタンダード(二枚舌)な説明を繰り返し続けることではぐらかし続けているのである

従来の生物学の教科書では「進化は目的に則って起きるものである」と説明されているが 生存や繁殖は全て結果であって 結果に対する合理性をいくら陳列しても結果が目的にすりかわることはない

ヒトの生活習慣病が先天的習性によって引き起こされるからといって 「ヒトの目的は生活習慣病になることである」などという話には全くならない

生活習慣病は遺伝的進化の結果である

戦争も犯罪も同じで ヒトには先天的に認知上の重大な欠陥があるため 論理的根拠に基づいた真実ではない話であっても主観的(情動的)に安心満足さえしてしまえば安易に鵜呑みにして盲目的に信頼してしまうようになって洗脳されてしまうのである

苫米地英人が言うような洗脳の手法は無数にある ヒトの認知機能というのは完全無欠なものでもないし 有限の脳で知覚できる物事にも限度というものがあり そもそも大脳辺縁系の構造も それによって促されるあらゆる情動の全ても自分では選択不可能な結果に過ぎない

「欲望そのものを欲することはできない」のである

自然科学や哲学というものは 欲望や情動によって嘘やデマに惑わされることなく論理客観的根拠に基づく真実を見極めるためのものであって 主観的に安心満足することで盲目にならないためには自己に対する客観性も必要となるのである

東大も含めた脳科学者共の多数決においては 「自由意志は存在していない」などというオカルト話が信じ込まれているのであり 到底科学とは言うことのできない倒錯洗脳状態に陥っているのである

ヒトは学術権威などの肩書の言っていることに対して反論する意欲を簡単に喪失する先天的習性がある

兵隊が上官の命令に絶対服従するようになるのも こうした権威服従性が働いているからこそ 戦争などというバカげた行為にも「ヒトという種の生物」便利に利用可能となるのである

ヒトは他人との関係性において順位序列を決めつけたがる先天的習性があり 信用したい相手と 信用したくない相手に差別するものなのである

自分の主観的気分が良くなる話をしてくれる相手を「頭が良い」と勝手に解釈し 盲目的に何でも鵜呑みにして信用するようになる先天的習性があるからこそ 荒唐無稽なデマでも信じ込む「洗脳」などという現象が起きるのである

洗脳状態が生ずる原因は 洗脳されている方の自己過信こそが根源的原因であり 「自分だけは絶対に騙されていない」はずだという傲慢さによってヒトは真実を見失い 嘘やデマを簡単に信じ込んでしまうのである

本論をググれば誰が言ったのかもわからぬ根拠も示されていない「評価」は出てくるが その「評価」そのものの評価信頼性を検証することまでは 大衆マスコミの誰もせず 「ググって出てきたから」と鵜呑みにしてその先までは誰も検証することはない

百年以上もの間イマヌエル:カントの「純粋理性批判」の内容を誰も疑わず 「絶対に知覚することのできない叡智界」などという荒唐無稽な話を「哲学」だと倒錯し続けてきた頭の悪さを自覚すべきである

バカのままではあらゆる「人災」の原因究明も再発防止にもならないのは 必然的結果である

養老孟司は「バカの壁」というタイトルの書籍を出しているが 具体的に論理的根拠に基づいた科学的な「バカとはこういうものである」という理解可能な構造理論はどこにも提示されていない

論理的根拠に基づいた「考え」を持たないバカが バカをいくら論じても それを読んで「わかった」ような錯覚に陥って主観的に満足しても 誰も自分の先天的な認知上の重大な欠陥を論理客観的自覚することはできず バカは一向に治ることはない

それはウクライナやパレスチナやミャンマーでの「人災」も一切解決することがないことをも意味するのである

日本人は太平洋戦争という「失敗」からは 論理的には何の原因も究明できてはいない

それは国際法廷において戦犯を刑罰によって「処分」しただけで満足し 「解決」したと錯覚しているからである

なぜ当時絶対権力者としての国家元首であった天皇に対する軍部の下剋上を根絶できなかったのか 軍というものがなぜ同じ「ヒト」であるにも関わらず経験則的に文民が統制しなければならないのか その論理的根拠や原因については誰も何も知見を論じてはいない

刑罰的「処分」によって「解決」したとみなす社会制度そのものが 危険学や失敗学的には根源的に大間違いの源であることを 多くのヒトが自覚し 社会制度にまで持っていかないと あらゆる「人災」は根絶することも減らすこともできないのである

 

 

 

Ende;