書き逃げアンドロイド。

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人格的威厳

2022年11月28日 23時25分10秒 | 意識論関連

「先天的人格的威厳」はルボンの希望的妄想に過ぎない

「威厳」を感じるかどうかは 感じている当人個人の主観的感覚に過ぎず 論理客観的に発言内容が正しいことの証明にはならない

オウム真理教の信者であれば教祖麻原彰晃に威厳を感じ

マスコミや大衆一般にとっては養老孟司やマルクス:ガブリエルに威厳を感じるのである

「哲学者」共にとってイマヌエル:カントの「純粋理性批判」は近代哲学の最高峰だと感じることによって 実証不能の謎の「叡智界」を鵜呑みにできるのである

養老孟司の著作から「脳化社会」に関わる論説を抜き出してくれば その内容には論理整合性どころか何の意味も応用性もない戯言に過ぎないことは明らかである

恐ろしいことに衆愚マスコミの大半は養老孟司に「論理整合性がないだけ開かれている」などという支離滅裂な話を鵜呑みにして信じ込むバカである

養老孟司は自身の実証不能の観念を「閉じる」ために 論理整合性の方を「開いて」いると述べているに過ぎず そんな簡単な嘘であっても衆愚マスコミは当然のように鵜呑みにするバカなのである

「東京大学名誉教授」などという肩書さえあれば 衆愚マスコミは発言内容を論理客観的精査することなど誰もせず 主観的威厳に安心満足を感じることによって 自らの頭の悪さを見失い洗脳されるのである

多数から人気がありさえすれば その多数によって内容が保証されているはずだという根拠のない安心感もまた洗脳において大きな要因となる

 


武田砂鉄は「ギュスターヴ・ル・ボンの論説にも欠陥がある」と論じており 決して主観的に心酔陶酔して盲目的信頼はしていない

何が正しくて 何が間違っているのかは他人の判断や多数の人気 世間的評価成功 肩書名誉に惑わされず 自分の頭で論理客観的に「考え」自律的に判断する能力なくして衆愚群衆の暴走を止めることはできない

衆愚群衆の危険性とは 多数や権威の主張を安易に鵜呑みにして根拠のないデマであっても鵜呑みにする頭の悪さ 先天的な認知上の重大な欠陥を全く自覚していない点にある

振り込め詐欺被害は一向に減らないのも 踏み間違え事故が後を絶たないのも 「自分は絶対に間違えないはずだ」という過信による満足に溺れる正常性バイアスが働いているからである

正常性バイアスなどのバイアス(偏り)そのものが 真理真実を見誤る最大の原因であり これが先天的な認知上の重大な欠陥なのである

どんなに主観的に安心しようが満足しようが その自分の主観を疑い気分的安心満足に溺れることなく常に論理客観的に真偽を検証する自律的判断能力なくして 「人間」として 「人間の意識」として機能することはないのである

 

 

Ende;

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