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存在の意味

2024年10月15日 12時33分25秒 | 意識論関連

DNAの複製には、機密文書をコピーして会議のメンバーに配るのとはまったく質の異なる、壮大な生物学的意味が含まれている。

「増える(あるいは維持する)」という生物の複製の仕方は、たとえ最初に「オリジナル」というものが存在したとしても、つくられるのは決してその「コピー」ではない。オリジナルと同等の「別のオリジナル」が新たにつくられる、そういう複製でなくてはならないのである。


 ↗出典:武村 政春


⇨「生物学的意味」など存在しない 生物やその遺伝的進化はあくまで自然現象であり 結果以上の意味は存在しないからである

生物存在に「意味」をこじつけてしまうからこそ 「ヒトという種の生物」存在そのものにまで「意味があるはずだ」などという根拠のないデマがでっち上げられてしまうのである

独裁腐敗政権内部の者にとっては 独裁者に服従し評価を得ることこそが「使命(意味)」だと倒錯しているのであって 特定の集団組織だけに特異な「意味」や「価値」が存在しているはずだという倒錯は そもそも「生物学的意味」などという誤謬(デマ)に基づいたものである

「ヒトだけが特別」ならば 必然的に「自分達だけが特別」という帰結に陥ることになる

生物進化に意味が存在するのであれば ヒトもまた進化のために生存競争を勝ち抜けなければならず 他者を淘汰することも正当化されてしまうのである

生物進化やヒトという種の生物存在自体は単なる「結果」であり その「結果」に対してどのような選択を行うのかに人間性としての目的の有無が存在するのであり

生物種としての「ヒト」そのものには意味などなく 単なる「結果」でしかない

ヒトが差別や迫害を行うのは 自分達の過剰なまでの生存を追求するからであり 過剰であるがゆえに逆効果な殺戮破壊にまで暴走するのである

ヒトとは先天的にはそういうものである

しかし 後天的にそれが無意味であることを学び 知り 理解することができれば殺戮破壊などという不毛な行為を根絶することも可能である

「タカシくんは 優しい気持ちになりました」的な道徳教育が暴力破壊行為の抑止になると倒錯しているからこそ 暴力破壊がなくならないのである

独裁者や犯罪者に道徳の教科書読ませて改心するかと言えば 断言しよう 「絶対にない」

むしろ道徳の教科書に意味がないことに気づかないバカだからこそ独裁者や犯罪者というバカになるのである

つまり 世の中の大半はバカであり 大量のバカによって独裁や犯罪は生まれるのである

スマホ見ながら自転車や自動車を運転しているバカの多さも その証左である

「ハインリッヒの法則」というのは 大きな事象の影には無数の小さな事象が隠れているという法則である

虐殺破壊や懲罰で何かが解決するという重大な倒錯は 無数の「小さなバカ」によって醸成されるのである

被爆者だけが悲惨なわけではなく 宣戦布告も満足にせずに真珠湾を奇襲された被害もまた悲惨なことに違いはない

死んだ人数や後遺症だけで倫理を問うことはできない

にも関わらず「トロッコ問題」で悩んで倫理の問題だと倒錯しているバカしか世の中にはいないのである

悲惨の度合いや程度を訴えても 暴力破壊の根源的再発防止にはならない

 

こうした話は多くのヒトにとって気分の悪い話であり 「信じたくない」話であろう

これは いうなれば人類全体の腐敗に対する内部告発である

黙殺無視した結果 暴力破壊が止まらなくても それは私の責任ではない

 

 

 

 

Ende;

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