ひかり 2013年02月01日 | 毎月馬鹿 東京に積もった重たい雪もようやく解けた日のこと。 ある公園のわきの道を車で通ったら、園内の竹が 何本も折れて倒れている。 しなやかな竹の葉にも、あの湿った雪は絡み付き やわらかな茎を割いたのだろう。 竹で細工ものをこしらえるために、青竹を手に入れたいと 思っていた矢先のことだ。 仕事を終えて夜、私は鋸を持って車でそこへ向かった。 よく晴れて、しかし風は強く、冷え込みの厳しい夜だった。 工場の . . . 本文を読む