子どもの頃から、オナラが多い。
オナラの多い父の真似をしていたら、習慣化してしまった。
というだけで多いはずも無い。
仰向けに寝て、お腹を張って、指先で軽やかに叩くと、
ポンポンとたいへん良い音が鳴る。
というのを子どもの頃、得意芸としていた。
ついでに、
頭を指の関節で叩いて
ポンポン
と軽い音を立てることも得意であった。
「からっぽ」な音がする。
コツが有る。
打楽器と同じであり、
叩く、つまり撥を打ち下ろす、という意識だと、
短時間とは言え、打面を押さえつけてしまう。
これでは皮がうまく振動できないし、
共鳴も抑え込んでしまう。
むしろ、落とした撥を上げる、という意識で叩くと、
皮も共鳴体も解放され、良い音が鳴る。
お腹も頭も、このように、
「放す」動きのほうを大事にして叩くと、
からっぽの良い音が響く。
※
なんのお講義じゃ。
※
十年あまり前に、鍼灸学校に入るとき、
身体や生理のあれこれを知りたいという意欲を持っていた。
その中の疑問の一つは、オナラであった。
自分が何十年と抱えてきた、オナラが多いということの
理由を尻じゃない知りたかった。
しかし、教科書的な生理学ではオナラは扱われず、
ましてや病理でも問題にされていなかった。
オナラが多いのは、医療とその周辺では相手にされないのだ。
※
調べていくと、腸内の菌が源らしい。
腸内フローラという言葉が最近では知られるようになってきている。
腸内の常在菌は、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7の割合でいる。
ということだ。
悪玉菌が増えると、臭いガスを出すので、オナラが臭くなる。
子どもの頃からオナラが多い、と書いたように、
気になっているのは多さであった。
臭くはなかった。
それが、この頃ちょいと臭いことが多い。
これは、腸内の菌の種類の派閥に変化が有ったからだろうか。
※
自宅のトイレは、20年ほど前に改装した。
その時、便器を取り換えたんだったか、どうだったか。
いづれにしろ、わりに古臭いタイプで、
奥の直径10数㎝の部分に水が溜まっている。
広いスロープの部分は、空中である。
使用後は、乾く。
排便すると、スロープ部分に便が乗る。
流すと、水流に押されて便は去ってゆく。
サイナラ
※
このとき、いちいち大便が少し便器に付着した。
流し終わったら、付着した分をトイレットペーパーで拭いて、
もう一度流す、というのが習慣であった。
それが、
数週間前から、くっ付かなくなったのである。
毎回いちいち掃除していたのと比べると、
なんと楽な御用事であろうか。
※
なぜ、大便が便器に付着しなくなったのだろう。
推測してみる。
・便が変わった。
・食事が変わった。
・抗生剤を服用している。
・便器を使用するのが自分だけになった。
※
母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、が、
6月末に特別養護老人ホームに入居した。
それまで、母がトイレを使うたびに掃除していた。
尿は便器の外にこぼれ、便は便器内外に付着していた。
尿に対してはクエン酸、便に対してはセスキをスプレーして
拭き掃除していた。
汚れが軽い場合は、中性のトイレ用洗剤を使用することも多かった。
そのことと、何か関連が有るだろうか。
※
朝食は摂らない習慣だったが、
母の入所後の1ヶ月あまり、朝にシリアルを食べていた。
牛乳は下痢するので、豆乳をかけて。
シリアルと言っても、ブランのボソッと長いヤツ。
小麦ふすまである。
粒んとこではなく、殻んとこでできた、茶色いボソッとしたものだ。
食物繊維の塊である。
そのことと、何か関連が有るだろうか。
※
調べると、悪玉菌が増えると、腸粘膜が傷むという。
大便のうち、8割が水分であるという。
残り2割は、食べかす・はがれた腸粘膜・生きた腸内細菌であるという。
お肌のターンオーバーは約4週間というが、
腸粘膜は約3日だという。
垢より断然速く、多いわけだ。
悪玉菌が増えて腸粘膜が傷付くと、
大便の中の粘膜が増える。
粘膜なので、粘る。
大便が粘つく。
大便が便器にくっ付いていたのは、この粘り気ではないだろうか。
※
大便が便器に付かなくなった、その一週間ほど前から、
抗生剤を服用していた。
副鼻腔炎の治療のためだった。
最初に5日間、そして抗生剤の種類を変えてもう7日間、服用した。
その途中で、大便が便器にくっ付かないことに気付いたわけだ。
その後、副鼻腔炎が治癒し、抗生剤の服用をやめて、
数日後、大便が便器に少しくっ付く日が出てきた。
毎日ではないが、たまに、少し、付く。
以前は毎回けっこう付いたことと較べると、ずいぶん良いのだが、
変化してはいる。
さて、抗生剤が腸内細菌に影響したのか、どうか。
※
試してみたいこと。
大便の重量が5分の1になるまで乾かす。つまり、水分を取り除く。
すると、正味ウンコ実質の量が感じ取れるわけだ。
ほしぐそ。
あ、そんなの、道端にいくらでも有るか。
オナラの多い父の真似をしていたら、習慣化してしまった。
というだけで多いはずも無い。
仰向けに寝て、お腹を張って、指先で軽やかに叩くと、
ポンポンとたいへん良い音が鳴る。
というのを子どもの頃、得意芸としていた。
ついでに、
頭を指の関節で叩いて
ポンポン
と軽い音を立てることも得意であった。
「からっぽ」な音がする。
コツが有る。
打楽器と同じであり、
叩く、つまり撥を打ち下ろす、という意識だと、
短時間とは言え、打面を押さえつけてしまう。
これでは皮がうまく振動できないし、
共鳴も抑え込んでしまう。
むしろ、落とした撥を上げる、という意識で叩くと、
皮も共鳴体も解放され、良い音が鳴る。
お腹も頭も、このように、
「放す」動きのほうを大事にして叩くと、
からっぽの良い音が響く。
※
なんのお講義じゃ。
※
十年あまり前に、鍼灸学校に入るとき、
身体や生理のあれこれを知りたいという意欲を持っていた。
その中の疑問の一つは、オナラであった。
自分が何十年と抱えてきた、オナラが多いということの
理由を尻じゃない知りたかった。
しかし、教科書的な生理学ではオナラは扱われず、
ましてや病理でも問題にされていなかった。
オナラが多いのは、医療とその周辺では相手にされないのだ。
※
調べていくと、腸内の菌が源らしい。
腸内フローラという言葉が最近では知られるようになってきている。
腸内の常在菌は、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7の割合でいる。
ということだ。
悪玉菌が増えると、臭いガスを出すので、オナラが臭くなる。
子どもの頃からオナラが多い、と書いたように、
気になっているのは多さであった。
臭くはなかった。
それが、この頃ちょいと臭いことが多い。
これは、腸内の菌の種類の派閥に変化が有ったからだろうか。
※
自宅のトイレは、20年ほど前に改装した。
その時、便器を取り換えたんだったか、どうだったか。
いづれにしろ、わりに古臭いタイプで、
奥の直径10数㎝の部分に水が溜まっている。
広いスロープの部分は、空中である。
使用後は、乾く。
排便すると、スロープ部分に便が乗る。
流すと、水流に押されて便は去ってゆく。
サイナラ
※
このとき、いちいち大便が少し便器に付着した。
流し終わったら、付着した分をトイレットペーパーで拭いて、
もう一度流す、というのが習慣であった。
それが、
数週間前から、くっ付かなくなったのである。
毎回いちいち掃除していたのと比べると、
なんと楽な御用事であろうか。
※
なぜ、大便が便器に付着しなくなったのだろう。
推測してみる。
・便が変わった。
・食事が変わった。
・抗生剤を服用している。
・便器を使用するのが自分だけになった。
※
母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、が、
6月末に特別養護老人ホームに入居した。
それまで、母がトイレを使うたびに掃除していた。
尿は便器の外にこぼれ、便は便器内外に付着していた。
尿に対してはクエン酸、便に対してはセスキをスプレーして
拭き掃除していた。
汚れが軽い場合は、中性のトイレ用洗剤を使用することも多かった。
そのことと、何か関連が有るだろうか。
※
朝食は摂らない習慣だったが、
母の入所後の1ヶ月あまり、朝にシリアルを食べていた。
牛乳は下痢するので、豆乳をかけて。
シリアルと言っても、ブランのボソッと長いヤツ。
小麦ふすまである。
粒んとこではなく、殻んとこでできた、茶色いボソッとしたものだ。
食物繊維の塊である。
そのことと、何か関連が有るだろうか。
※
調べると、悪玉菌が増えると、腸粘膜が傷むという。
大便のうち、8割が水分であるという。
残り2割は、食べかす・はがれた腸粘膜・生きた腸内細菌であるという。
お肌のターンオーバーは約4週間というが、
腸粘膜は約3日だという。
垢より断然速く、多いわけだ。
悪玉菌が増えて腸粘膜が傷付くと、
大便の中の粘膜が増える。
粘膜なので、粘る。
大便が粘つく。
大便が便器にくっ付いていたのは、この粘り気ではないだろうか。
※
大便が便器に付かなくなった、その一週間ほど前から、
抗生剤を服用していた。
副鼻腔炎の治療のためだった。
最初に5日間、そして抗生剤の種類を変えてもう7日間、服用した。
その途中で、大便が便器にくっ付かないことに気付いたわけだ。
その後、副鼻腔炎が治癒し、抗生剤の服用をやめて、
数日後、大便が便器に少しくっ付く日が出てきた。
毎日ではないが、たまに、少し、付く。
以前は毎回けっこう付いたことと較べると、ずいぶん良いのだが、
変化してはいる。
さて、抗生剤が腸内細菌に影響したのか、どうか。
※
試してみたいこと。
大便の重量が5分の1になるまで乾かす。つまり、水分を取り除く。
すると、正味ウンコ実質の量が感じ取れるわけだ。
ほしぐそ。
あ、そんなの、道端にいくらでも有るか。
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