[あらすじ] 薪小屋を作りたいのだが、その準備をすればするほど
優先すべき事が出てくる。
木を3本ほど伐って根っから抜いたり、家の外壁を塗り直したり、
雨どいを修繕したり。
そして今度は、玄関アプローチの踏み石を5㎝あまり上げることにした。
60×90㎝あまりで、中央辺りでは厚みが15cmくらいの、
立派な御影石である。
調べてみると、御影石は一才で60㎏あまりだという。
一尺立方のことを一才というのだそうだ。
平均して暑さ10㎝ということにすると、
この踏み石はおよそ二才ということになる。
120㎏以上はあるわけだ。
スコップを梃子がわりに使って作業を始めたが、
古くて錆びかけたスコップである。
しっかり石の下に入っていれば良いのだが、
スコップの先っちょだけが石に引っ掛かったような形になって
力が掛かった時に、欠けてしまった。
いけませんな。
今年の春に、友人の実家から道具や木材などを貰った。
その中にちょうどいいのが有る。
長さ55㎝ほどのバールである。
※
御影石が並べられている。
端っこはいい。
横ちょの地面をスコップで掘り込み、
そこに何かの鉄パイプを差し込んで、梃子にする。
反対側は、隣の御影石に接している。
ぴったりではない。
しかし、隙間は1cmくらいしかない。
スコップは入らない。
入ったとしてもそれで力を掛けたら先っちょが欠けてしまう。
ここぞ、バール。
隙間に詰まった土をバールで掻き出して、そこにグッと差し込む。
そして、L字の部分を握って、体重をかける。
ズイ、と大きな石が動く。
何度か繰り返して、隣の石と少し離す。
あらためてバールを深く差し込み、
今度は全体重をバールの端っこにかける。
御影石が斜めに持ち上がる。
この時、適当な幅の薪を用意しておく。
持ち上がってできた隙間に、薪を差し込む。
最終的に上げたい高さに合わせて支えを入れておき、
隙間から土を押し込む。
踏み石の中央部まで土を押し込む。
分厚い石とは言え、中央部の下が空洞になっていたら、
石が割れてしまうだろう。
おそらく、玄関に一番近い一枚が真ん中で割れてしまっているのも、
そういったことが原因ではないか。
土が入ったら、バールで少し持ち上げて、支えの薪を抜く。
そしてバールにかけていた体重を抜く。
石は沈まない。
※
土はそんなに必死で詰め込まなくても良いようにも思う。
雨が降れば固まる。
この作業も、翌日が雨だからこの日に作業した。
大きな重い石ほど、勝手にうまく落ち着いてくれるような感じがする。
※
2枚半の石を上げた様子。
なんでございましょう、ここのラインで地滑りが有ったか。
我が家の真下を活断層が走っているようではないか。
優先すべき事が出てくる。
木を3本ほど伐って根っから抜いたり、家の外壁を塗り直したり、
雨どいを修繕したり。
そして今度は、玄関アプローチの踏み石を5㎝あまり上げることにした。
60×90㎝あまりで、中央辺りでは厚みが15cmくらいの、
立派な御影石である。
調べてみると、御影石は一才で60㎏あまりだという。
一尺立方のことを一才というのだそうだ。
平均して暑さ10㎝ということにすると、
この踏み石はおよそ二才ということになる。
120㎏以上はあるわけだ。
スコップを梃子がわりに使って作業を始めたが、
古くて錆びかけたスコップである。
しっかり石の下に入っていれば良いのだが、
スコップの先っちょだけが石に引っ掛かったような形になって
力が掛かった時に、欠けてしまった。
いけませんな。
今年の春に、友人の実家から道具や木材などを貰った。
その中にちょうどいいのが有る。
長さ55㎝ほどのバールである。
※
御影石が並べられている。
端っこはいい。
横ちょの地面をスコップで掘り込み、
そこに何かの鉄パイプを差し込んで、梃子にする。
反対側は、隣の御影石に接している。
ぴったりではない。
しかし、隙間は1cmくらいしかない。
スコップは入らない。
入ったとしてもそれで力を掛けたら先っちょが欠けてしまう。
ここぞ、バール。
隙間に詰まった土をバールで掻き出して、そこにグッと差し込む。
そして、L字の部分を握って、体重をかける。
ズイ、と大きな石が動く。
何度か繰り返して、隣の石と少し離す。
あらためてバールを深く差し込み、
今度は全体重をバールの端っこにかける。
御影石が斜めに持ち上がる。
この時、適当な幅の薪を用意しておく。
持ち上がってできた隙間に、薪を差し込む。
最終的に上げたい高さに合わせて支えを入れておき、
隙間から土を押し込む。
踏み石の中央部まで土を押し込む。
分厚い石とは言え、中央部の下が空洞になっていたら、
石が割れてしまうだろう。
おそらく、玄関に一番近い一枚が真ん中で割れてしまっているのも、
そういったことが原因ではないか。
土が入ったら、バールで少し持ち上げて、支えの薪を抜く。
そしてバールにかけていた体重を抜く。
石は沈まない。
※
土はそんなに必死で詰め込まなくても良いようにも思う。
雨が降れば固まる。
この作業も、翌日が雨だからこの日に作業した。
大きな重い石ほど、勝手にうまく落ち着いてくれるような感じがする。
※
2枚半の石を上げた様子。
なんでございましょう、ここのラインで地滑りが有ったか。
我が家の真下を活断層が走っているようではないか。
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