犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

庭石を隆起させる

2021年09月18日 | Do it myself
[あらすじ] 薪小屋を作りたいのだが、その準備をすればするほど
優先すべき事が出てくる。
木を3本ほど伐って根っから抜いたり、家の外壁を塗り直したり、
雨どいを修繕したり。
そして今度は、玄関アプローチの踏み石を5㎝あまり上げることにした。

60×90㎝あまりで、中央辺りでは厚みが15cmくらいの、
立派な御影石である。

調べてみると、御影石は一才で60㎏あまりだという。
一尺立方のことを一才というのだそうだ。
平均して暑さ10㎝ということにすると、
この踏み石はおよそ二才ということになる。
120㎏以上はあるわけだ。

スコップを梃子がわりに使って作業を始めたが、
古くて錆びかけたスコップである。
しっかり石の下に入っていれば良いのだが、
スコップの先っちょだけが石に引っ掛かったような形になって
力が掛かった時に、欠けてしまった。
いけませんな。

今年の春に、友人の実家から道具や木材などを貰った。
その中にちょうどいいのが有る。
長さ55㎝ほどのバールである。



御影石が並べられている。

端っこはいい。
横ちょの地面をスコップで掘り込み、
そこに何かの鉄パイプを差し込んで、梃子にする。

反対側は、隣の御影石に接している。
ぴったりではない。
しかし、隙間は1cmくらいしかない。
スコップは入らない。
入ったとしてもそれで力を掛けたら先っちょが欠けてしまう。

ここぞ、バール。



隙間に詰まった土をバールで掻き出して、そこにグッと差し込む。
そして、L字の部分を握って、体重をかける。

ズイ、と大きな石が動く。

何度か繰り返して、隣の石と少し離す。
あらためてバールを深く差し込み、
今度は全体重をバールの端っこにかける。
御影石が斜めに持ち上がる。

この時、適当な幅の薪を用意しておく。
持ち上がってできた隙間に、薪を差し込む。
最終的に上げたい高さに合わせて支えを入れておき、
隙間から土を押し込む。
踏み石の中央部まで土を押し込む。
分厚い石とは言え、中央部の下が空洞になっていたら、
石が割れてしまうだろう。
おそらく、玄関に一番近い一枚が真ん中で割れてしまっているのも、
そういったことが原因ではないか。

土が入ったら、バールで少し持ち上げて、支えの薪を抜く。
そしてバールにかけていた体重を抜く。
石は沈まない。



土はそんなに必死で詰め込まなくても良いようにも思う。
雨が降れば固まる。
この作業も、翌日が雨だからこの日に作業した。

大きな重い石ほど、勝手にうまく落ち着いてくれるような感じがする。



2枚半の石を上げた様子。
なんでございましょう、ここのラインで地滑りが有ったか。
我が家の真下を活断層が走っているようではないか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 庭石を持ち上げる | トップ | 香料が苦手なんです »

コメントを投稿

Do it myself」カテゴリの最新記事