犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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ビビり犬、眠れない夜

2022年03月17日 | 犬と暮らす
[あらまし] 飼い犬ウーゴくん5歳8ヶ月。
保護団体から引き取って1年半。
初めての人・物・場所が苦手で、ビビッて緊張しまくる。
この家での生活にもだいぶ慣れて、甘えん坊ぶりを発揮している。

昨夜遅く、大きな地震が有った。
遠くから強く大きく揺さぶる感じ、
一旦弱まってからまた揺さぶりが来て、それがとても長く続く感じ。
これは、11年前の震災の時の揺れにすごく似た感覚だ。

しかもこんな時期に。
福島をはじめ、東北の人々の気持ちが思いやられる。



寝ている頭の方向の壁には、本棚が立っている。
老母の蔵書が詰まっている。
ぶっとい本がみちみちに並んでいる。

あの震災の時の揺れでも、本棚は倒れなかった。
ただ、本が数cmずつ前進していた。
あぶないところだったのか。

揺れのせいで、家がきしむ。
この冬、ストーブを焚くたびに家鳴りがした。
温度差に家が軋んで、ピキピキと鳴った。
壁をよく見ると、壁紙の下で釘が浮いてきているのが分かる。
材が弱って、家鳴りの度に釘が浮いているのだろうか。
一昨年まで、雨漏りが有って、壁の板が弱っていたのもいけない。

弱い部分が折れたり割れたりしないといいが。
家の軋む音を怖がって、
犬ウーゴが起きて、私の寝ている横にやって来た。
カタカタと小さくふるえている。
撫で続けてやる。

本棚から何かが落ちた。
犬ウーゴびびるびびる。

ようやく揺れが収まり、
しばらく撫でてやり、
そして寝直した。



寝返りを打ったら、横に寝ていた犬ウーゴを蹴とばしてしまった。
ビックリして飛び起きて、
それっきりビビりっぱなしになった。

ピーピーと鼻を鳴らし、
撫でてくれとお手をする。
撫でる手をやめると、やめるなとお手で催促する。
2時半から、1時間近く寝つけなかった。



私が留守の間に地震が有ったら、この犬はちょいと気の毒なことになりそうだな。

でもウーゴよ、
家が軋むのが怖い、なんてのは、
幸せな悩みだよ。
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