犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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コンクリ平板を斫る

2022年03月18日 | Do it myself
きみはコンクリート平板を斫ったことが有るか。

無いわ。
無かったわ。
人生の中で、コンクリを斫るということが有るとは思っていなかったわ。

ちょうど一年ほど前のこと。
友人Fのお父さんが亡くなって一年。
遺品を整理する中、工具だの釘だのアレコレ有るから要らないか、
と言う。
喜んで貰いに参じた。

使わない人にとって、道具は厄介なゴミでしかない。
けれど、私にとっては宝の山だった。
とは言え、
自分は使わない物もずいぶん有った。

その中で、
鏨(たがね)も使う気がしなかった。
うーん、まあ、貰っておくか。
でも今後、何かを割ったり斫ったりするかなあ。しないよなあ。



「はつる」と読む。
「斫る」以外に「削る」とも書くそうだ。
しかし「削る」と書いてあって「はつる」と読む人が
一体どれほどいるというのだろう。
「はつる」と読ませたいなら「斫る」と書いたほうがええじゃないか。

「斥」は「分ける・分かれる」の意味だろう。
木偏なら「分析」「解析」の「析」、
木を割る道具は「斧(おの)」、
石を割るのだから石偏で「斫る」ってことか。

パカーンと真っ二つに割るのではなく、
部分を削るように欠いていくのが「斫る」である。

以上、辞書で確認も取らずに書き散らかしてまーす。



[あらまし] 玄関前に、バイクや自転車をとめるスペースを作りたい。
屋根を作る前に、まず乾いた地面を作るのだ。

木を伐って、根っこを切って、地面を均して、踏み固めた。

一袋20㎏の砂を5袋と、
コンクリ平板300×300×60㎜つまり6cmの厚さで30cm平方のものを25枚
買ってきた。

砂をぶちまけて、板のへりを使って均す。
その上に、コンクリ平板を並べていく。
と書くのは簡単だが、重いし、
なかなかきれいに平たく並べるのは難しい。
踏み心地良く仕上げたいので、ミリ単位にこだわる。
一方で、雑でいい加減なところも有るので、水平器なんか使わない。
自分の感覚だけで塩梅してゆく。



元々の地面に、下水の枡だろうか、何やらの蓋が有る。
その周囲をどうするか。
適当に丸石でも並べて埋めるか、と考えて作業を始めた。

コンクリ平板を並べてみたら、蓋の周囲の残りの部分がなんとなく10㎝幅くらい。
そう言えば、友人Fのお父さんの遺品から、コンクリートブロックも15個ばかり貰ってある。
並べてみると、幅が合う。
それに厚さも6cmだから平板と合う。
がっちり合致。

そうなってくると、蓋の弧とコンクリの直線との隙間が惜しくなる。
惜しい惜しい。
んじゃらば、やるか。
ちょうど、友人Fのお父さんの遺品の鏨も有るのだから。

つづく
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