犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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ヤブカラシ戦争

2015年05月19日 | うつろい
この時季の庭の草取りは、追いつかない。
明るい陽射しを浴びてすくすくと。
数日おきの雨を浴びてまたぞろと。
横に縦にと雑草は勢いを増す。
一週間もぼんやり過ごしたら、庭は庭でなくなる。

雑草の中でも、つる性のものはタチが悪い。
伸びた先の節でまた根を下ろす。
引っ張って取っても、途中の根のところで切れて、残る。
トカゲと同じで、切れることで身を守る。

切れて残るのは、地上のつるばかりでなく、地下茎もタチが悪い。
ヤブカラシの根茎は、数cmの切れっぱしが残っても、そこからまた伸びる。
新しいものだと地表近くを這っていることが多く、比較的除去しやすい。
が、そういうものばかりにするまでに、3年かかって古い根茎を掘り出してきた。

40cmくらいまで掘り下げて、根茎を徹底的に追う。
迂闊に引っ張ると、切れる。
切れて残るとまた育ってしまう。しかし、芽が出た時に引っ張れば、
短い根茎がつるりと抜け出てくる、ということもある。
2年目以降は、これをしつこく追う。

戦いは今年で4年目である。
去年ちょっとサボったのと、今年の開戦が少し遅れたので、
地上に大きく伸びたものや、細長く伸びた根茎があちこちにある。

しかし、一年ものなど恐るに足らぬ。
と、果敢に挑む。

家の土台の下に根茎が潜り込んでいるのは、困る。
掘りにくい。
しかも、庭の水栓に繋がるパイプが通っている場所だ。
うっかりスコップを突き立てたら、水道管をいためてしまう。

庭の踏み石の下に根茎が潜り込んでいるのも、困る。
数十kgはある石を、スコップを梃子にして動かし、
丹念に根茎を取り除く。

私の根気が勝つか、ヤブカラシの根茎が勝つか。

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